この先もずっと上級会員でいたいから、「ANAスーパーフライヤーズ会員」になりました

スーパーフライヤーズとは

SFC

ANA便(スターアライアンス加盟航空会社含む)に搭乗することで得られるプレミアムポイントを一年間積み重ねることで、ANAのプレミアムメンバーの資格を得ることができます。

ただし、プレミアムメンバーでいられる期間はほんのわずかな期間に過ぎません。

常に一定の回数を利用している人で無い限りは、あっという間に普通のお客さんに戻ってしまいます。

そこでANAでは、プレミアムメンバーの資格を得た人に対してANAのクレジットカードを所有することで、プレミアムメンバーとしての資格を維持することができる仕組みがあります。

それが、スーパーフライヤーズカード(SFC)です。

このカードを所有している間はずっとプレミアムメンバーであり続けることができます。

スーパーフライヤーズカードは「ダイヤモンドサービス」メンバー、または「プラチナサービス」メンバーのお客様がお申し込みいただけるクレジットカード機能付・年会費有料のカードです。
ANAマイレージクラブカードやANAカードをお持ちの場合は、スーパーフライヤーズカードへお切り替えいただいたあとも、それまでお持ちのカードで貯めたマイルを、継続してお使いいただけます。また、ANAグループ運航便のご搭乗で100万ライフタイムマイルに到達されたお客様は、「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」のステイタスを問わず、お申し込みいただけます。ANAサイトより引用)

 

ステータスを維持できる」。これがSFC修行をする理由です。

もっと上のステータスを目指して修行する人もいますが、だいたいの修行僧がこのここを目標としているのではないでしょうか。

私もその一人で、修行の結果としてSFCの資格をつかみ取ることができました。

プレミアムメンバーといえども、ブロンズメンバーには資格は無く、プラチナメンバーにならないと申し込むことはできません(100万ライフタイムマイル到達を除く)。

申込みの時点で、ANAクレジットカードを所有していない人は新規での手続きとなり、すでに所有している人は切り替えの手続きをすることになります。

またプレミアムメンバーの事前サービス期間中であっても申込み可能です。

SFCは、「ANAクレジットカードと一体」であり、切り離すことはできません。

つまりクレジットカードとしての年会費を支払うことと、SFCとしてのステータスを維持していくことは表裏一体の関係です。

なので、ステータスを維持するにはお金がかかるということです。

タダでステータスを維持しようなんて、そんな都合のいい話はあまりありませんからしょうがないですね。

 

SFC申請でANAに電話すると

SFC申込書

7月27日に最後の修行を終えて、翌日にはANAに申込みの電話しました。

急いでいる旨を伝えたところ、速達で届けてくれるとのことです。

ただし、この日は修行終了の翌日であったため、ANAサイトはまだブロンズメンバー画面のままでした。

サイト上でもちゃんとプラチナメンバー用の画面になったことを確認してから送付するとの説明でした。

ただ、電話翌日の7月29日にはプラチナ画面となり、7月30日には申請書が届きました。すごい早業です。

返信する際も急いでいる旨のメモを入れるようアドバイスもあり、それに従って返信します。後は新しいクレジットカードが届くのを待つだけです。

 

SFC(スーパーフライヤーズカード)の証

カード新旧比較

申請書を返信してからおよそ10日ほどで新しいカードが無事届きました。

新旧での違いは、カードに「SUPER FLYERS」の文字が入ったことと、スターアライアンスマークに「GOLD]の文字が追加されています。

この表記が有るか無いかで、ANAを含めたスターアライアンス加盟航空会社を利用するときの取り扱いが大きく違うのですが、カードだけを見るとたったこれだけの違いしかありません。

ちょっと寂しい気もします。

もっとこう・・・「私、SFCですけどそれが何か?」的なものが個人的には欲しかったりします。俗っぽくてすいません。

 

ステータス維持にかかる年会費
SFC年会費

出典:ANAサイト

SFC会員になる前と比較して本会員が1,080円の値上げ、家族会員が3,780円の値上げになります(申請当時)。

その値上げ分がステータス維持にかかる年会費分にあたるのでしょう。

本会員よりも家族会員の値上げ率が高くなっていて、実はこのSFCにおいては、家族会員の発行こそが最大のメリットとも言えます。

 

家族会員こそがSFCの最大の魅力

プラチナとSFCでは、待遇面はほぼ同等となっていますが、若干プラチナの方に優位性があります。

しかし、単純比較では計れない待遇がSFCには用意されています。

それは家族会員のカードが発行できることです。

クレジットカードなので、家族会員カードの発行はごく普通のことですが、家族会員のカードを発行するにあたってSFCのステータスも併せて付与してもらえるのです。

これの何がスゴイかというと、プラチナメンバーはあくまで本人のみで、家族にまでそのステータスを付与することはありません。

しかし、SFCの場合は家族会員カードがあれば、その家族にもSFCの待遇が受けられることになります。

つまり家族は修行していなくてもSFCのメンバーとなり、家族でANAの上級ステータスを持っているのが2人以上存在することになるのです。

これがどういうことかというと、

ラウンジ利用一例

出典:ANAサイト

これは国内線でラウンジを利用する際の利用の基準ですが、本人と同行者一名はSFC会員であることを証明すれば利用できます。

では「本人」とは一体誰のことか?それはスーパーフライヤーズ会員の本会員・家族会員ともに「本人」の扱いとなります。

もし、夫婦と子ども二人の4人家族で、夫婦がそれぞれ本会員・家族会員のカードを所有していれば、4人ともラウンジの利用が可能になります。

これが、プラチナメンバーの場合だと、プラチナメンバーと他の家族3人のうちもう1人だけがラウンジ利用可能となります。

残りの2人はラウンジには入れません。

プレエコ

出典:ANAサイト

次に、ANA国際線を利用の場合、プレミアムエコノミークラスに空席がある場合は追加料金が無くても座席を変更してもらえますが、ここでも家族会員にも同等の権利がもらえます(先ほどの例だと子どもたちは座席変更の対象にはならないのですが)。

※2019年9月30日ご搭乗分をもって、本サービスは終了しています。

 

手荷物許容量

出典:ANAサイト

さらに、この無料手荷物許容量についても、国内線の許容量が+20キロ無料で預けられますが、これも家族会員カードを持つことでさらに20キロ手荷物が無料で余分に預けられることになります。

 

他にもまだまだありますが、修行をしてこなかった家族も、家族会員のカードを発行すれば、プレミアムメンバーの仲間入りができます。

SFCの家族会員の値上げ率が高い理由がこれなら理解できますね。

しかもカードの年会費を支払い続ければ、このステータスをずっと維持できるのはスゴイかも。

我が家も家族会員カードを発行してもらい、夫婦で所有しているので、家族で空の旅を満喫していきたいと思います。

 

本会員と生計を同一にする配偶者・ご両親・お子様(18歳以上)は、年間のご搭乗実績にかかわらず家族会員にお申し込みいただけます。
新規ご入会については、本会員・家族会員が同時にお申し込みいただける入会申込書を、ANAウェブサイトにてご請求いただけます。
すでにご入会されている方で、家族会員の追加をご希望の場合は、ANAマイレージクラブ・サービスセンターまで必要書類をご請求ください。
ANA JCBスーパーフライヤーズカードをお持ちの方は、MyJCBから家族会員の追加ができます。ご希望の場合は、MyJCBにログイン後、「家族カード」申し込みボタンより申し込みください。(ANAサイトより引用)

 

とりあえずはプラチナメンバーのままです

プラチナメンバーの期間とSFCの期間が重複している場合は、両方のサービスを受けられます。

ただ、ANAのホームページ上ではプラチナメンバーとして表示されるようです。

順位としてはプラチナメンバーとしてのステータスを優先しているのでしょう。

ちなみに家族会員である妻のANAページはSFC用の画面になっています。

今後、プラチナメンバー期間が過ぎればSFC画面に切り替わっていくのでしょうから、それまではプラチナメンバーの雰囲気を楽しみたいと思います。

もうプラチナになることはないのでしょうから・・・

 

おわりに

これから先、SFCカードを所有する限りプレミアムメンバーの一員としていられることができますが、陸マイラーの歴史は制度改正の歴史でもあります。

ANAの都合でいきなり会員としての価値が下がることも無いとは言えません。

ひたすら制度改正がないことを祈るばかりです。

しかし、そればかりはどうすることもできないので、できるだけ悔いの無いような空の旅を心掛けていきたいです。

もしご興味があればSFCを目指してみてはいかがですか?

 

 

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