旅行を前にしてケガで松葉杖の生活・・・どうしよう
出発前のおよそ10日前、やってしまいました
北海道の旅行まであと10日ほどにせまってきたある日の夜、自宅の階段でバランスを崩して落ちそうになり踏ん張ったところ、左足を痛めてしまいました。
尋常ではないその痛みに直感的にヤバい!と感じましたが、その時はすでに病院が終わっている時間帯。痛みを我慢してなんとか翌日の朝、病院に向かいました。一応、職場には一言「足を痛めたので」と連絡しておき、遅れての出勤を申し出ました。
普段あまり病院にお世話になるようなことが無いため、いわゆるかかりつけ医がいません。なので、自宅と職場に近い場所にあって、ネットで評判の良さそうな病院を選択して診療開始より前に到着するよう出発。
仕事もあるので、一番で診察をしてもらおうと、まだ開いていないドアの前で待っています。周りには誰もいないので当然最初に診てもらいます。
しばらく待っていると、先ほど連絡したはずの職場から電話が鳴ります。電話に出てみると上司からでした。
上司「今日10時からどうしても外せない会議があるの覚えてる?だから必ず来て欲しい」
私「あ、そうでした。わかりました。診察が9時からなので終わったらすぐに向かいます」
上司「絶対に遅れないようにね」
私「わかりました」
そうだった。足のことで頭がいっぱいになって忘れていましたが、今日は重要な会議があったのでした!自分が何かするわけではないけれど、どうしても出席することが必要な会議。職場に向かうか治療をしてもらうかで悩む自分。どうすればいいのでしょう?
ビジネスライクな病院受付のオネーサン
治療してからで仕事に間に合うのだろうかと不安になりながら待っていると、8時半過ぎに病院のドアが開きます。すぐに治療をお願いするも、返ってきた答えが・・・
受付「初診で予約無しですね?それだと順番が後になります」
私「10時までには職場に行かなければならないので何とかなりませんか?」
受付「う~ん、それは難しいかもしれません」
私「(諦)・・・では仕事が終わってからまた来ますので予約をお願いします」
受付「それでは予約しておきます」
やり取りをまとめるとこんな感じです。
足を引きずって痛そうにしていても、受付の人はいたって無情冷静でした。
足を引きずって会議に出席
しょうがないので、このまま職場に向かいます。赤ちゃんレベルのスピードで歩く自分を見て、ねんざ程度だと思っていた上司もびっくりしています。
朝一番での治療を断念したこともあって、とりあえず会議には遅れずに出席できました。
会議も無事に終了し、その後は自席で仕事をこなします。午後は特に急いでやらなければならない仕事もないため、休んで病院に向かい治療をするという方法もありました。
ただ、朝1時間のお休みをもらっておきながら、午後からまたお休みをすることに気が引けてしまったこともあり、そのまま仕事を続けてしまいます。病院の予約も夕方だし、数時間の差であれば変わらないだろうと思ってしまいました。
さらに悪化させてしまう出来事が
勤務時間終了までは現状維持で来ましたが、ここでとんだハプニング発生!
娘の通う学童保育室からの電話が鳴ります。
学童「この時間になってもまだ娘ちゃんが来ていません!おうちに帰ってたりしませんか(汗)?」
私「今は職場でわかりませんので確認してみます!」
まさかの事件か?足を無理矢理動かして慌てて席を離れて家に確認すると、まだ帰ってきていないとのこと。自分の足もヤバいけど、こちらはもっとヤバい。
再び自席に戻るとまたもや学童保育室から電話がなり、痛めている足をさらに酷使して慌てて席を離れて電話に出ると、
学童「娘ちゃん、校庭で遊んでいました(笑)」
私「(オイ!怒)・・・そうですか、わかりました」
娘の無事を確認できて良かったのですが、学童保育室からの電話で無理して歩いて、足の状態をさらに悪化させてしまう事態に。
急に足が痛み出し、業務終了時間となっても、歩くこともままならない状態で帰れません。文字通り一歩も動けなくなってしまいました。15分くらい歩こうと頑張ってみましたが歩けません。しかし、このままではどうにもならないので、激痛を我慢して病院へ。
そして、診断の結果は、ふくらはぎの肉離れで全治3~4週間。足を固定して松葉杖を使っての生活を余儀なくされます。
先生に、北海道への旅行を伝えると、それまでに松葉杖なしで歩けるようになるかは微妙とのことで、無理はしないように言われました。
あ~あ、こんなことなら午後になってすぐに病院に来て、治療を受けておけば良かった・・・いや、朝のうちに治療してもらっていれば、いや、昨日の階段でもっと上手に立ち回れれば・・・・・・・後悔の連続です。
で、結局旅行は?
家に松葉杖で帰ってきて家族はびっくり。とりあえず足の状況を説明します。こんな状態ですが、旅行をキャンセルするつもりは毛頭ありません。松葉杖と一緒に旅行に行くことで決まりです。
まずは回復を早めるためにも安静にして過ごします。
今回は旅行に行く前からついてない。何か不吉な予感が・・・。
つづく