北海道旅行 病院の診断結果と新千歳発の復路便を変更。それが後々予想外の事態を招く事に!
楽しみにしていた北海道旅行。しかし、旅行前に左足の肉離れにより松葉杖が必要な状態となってしまいました。
出発2日前にようやく
旅行前の完治はできなくても、せめて松葉杖なしで歩けるくらいになってから旅行に行きたい!その思いで必死に「何もしない」リハビリを続けました。
しかし、ほとんど自力で歩けない状態が続き、松葉杖無しでの旅行はもう完全に諦めモードです。
出発の2日前に診察してもらいましたが、病院の先生も「本当は行かない方が・・・」と心配していましたが、もうこのタイミングでのキャンセルは考えておりません。
一応、固定していたギプスは外してもらえる程度までには回復しました。ただ、「動かさなければ」固定されていなくても大丈夫な状態で、まともには歩けません。
後は、足を曲げた状態が続いていたことで、まっすぐに伸ばすと痛みがでます。まずそこを改善すべく、徐々に伸ばせるように慣らしていきます。
出発前日
松葉杖持参での旅行となるため、空港や機内でどのように対応していくか対策を考えます。すると、ANAでは急な病気の場合、状況に応じて予約した便を変更できるのだとか。
通常は搭乗便の変更が不可である「旅割」で予約のため、正規の手順では、一度予約をキャンセルしてから再度発券の手続きとなるので、変更という形では受付しないようです。ですが、急な病気が起きたときには人道的な理由から手数料無しで変更してもらえます。今回の肉離れがその「急な病気」にあたるのかANAに問い合わせをしてみると、病院に診断書を書いてもらい、便の変更が必要である理由が書かれていることが必須条件として変更可能なようです。病院で診断書を作成してもらのもお金がかかりますが、やむを得ません。
さっそく病院に連絡して診断書を用意してもらいました。その診断書に名前と搭乗する便名と時間を記入して指定のFAX番号に送信します。送信が確認できるとANAより電話をもらえるようでしたが、前日の夜で時間も無かったのでコンビニに行って、ANAと電話でやり取りをしながらその場でファックスを送信して確認してもらいました。
交渉の結果、なんとかフライトを1時間前の便に替えてもらえました。たった1時間だけですがそれだけでも到着の時間が早まり少しホッとします。変更前の機体よりも大きめなので松葉杖も少しは邪魔にならなくてすむかも。
しかし、この変更が後々ハプニングとなり、結果的に事前の労力が無駄に終わってしまうことになろうとは・・・それはまた別のお話
そこまで頭が回らなかった
搭乗便を変更したことで、思わぬ事態が起こってしまいました。座席指定をもう一度しなければなりません。コンビニから自宅に戻り、ANAのページから座席指定をしようとすると、満席ではないにしても隣同士で空いている座席がありません。大人は別に席が離れていてもかまいませんが、さすがに小学校1年の娘一人で知らない人に囲まれた状態で2時間弱我慢させて搭乗するには無理があります。
思わぬ事態にちょっとショックです。搭乗率が高いと、旅行代理店からの申込みよりも優先的に座席指定ができるとはいえ、あまり選択肢も多くないようです。娘よ、スマン。娘のことを思うと心と左足が痛みます。
あとは2日前の座席解放時に隣同士の席を確保できるように頑張ります。
予約一覧画面が少し変?
予約情報をみると少し気になる点があります。搭乗便の変更をしたことで、ANAサイトのログイン画面のあちこちで見慣れないボタン等があって返還手続き用のボタンもあります。変更による差額返還が約5万円になっています。5万円といったら購入代金とほぼ同じ金額です。返してくれるというのなら有り難く頂戴しますが、素直に手続きを進めて予約そのものがキャンセルになってしまっては困ります。とりあえず今はそのままの状態にしておいて、空港で確認してもらいます。
それと、新千歳発の復路便を変更したことで予約情報が2重になっていて、しかも「手続き未完了」となっていたりと、なにやらよくわからない状態になっています。でも、ちゃんとANAに電話して変更してもらっているので、この時点では「空港の搭乗手続きですぐに解消してくれる」ものと簡単に思っていました。実はこの手続き未完了な状態が、後々ややこしい問題になってしまうことになるのですが・・・
これも良い経験と思えるように
いよいよ翌日出発するところまで来ましたが、足の怪我もあって荷物の準備もほとんどできてません。必要最低限のものだけ旅行カバンに詰め込んで早めに就寝します。
今まで大きな怪我もせずここまでの人生やってきました。まさか自分が松葉杖を使う日が来るなんて。しかも旅行前に。
学生の頃はサッカー部に所属し、それなりに体を鍛えており体力には自信を持っていました。社会人になってくると、徐々に運動する機会も減ってきて最近はほとんど体を動かすこともしてきませんでした。特に怪我もしませんでしたし、そんなヤワな体じゃぁないとタカをくくっていたところもありました。
しかし、まさかのふくらはぎ肉離れ。自分が思っている以上に体はオヤジ化が進んでいるようです。でも旅行前にこんな大きな怪我にならなくても・・・もっとも怪我のタイミングを自分で選べたとしても、そんなタイミングなんて存在しませんけど。
いずれにしても、この状態で旅行に行かなければなりません。覚悟を決めて行ってきます。
これも、後で振り返ってみればおもしろい「ネタ」になったなぁ・・・と思えるよう、前向きに考えます。