’18北海道旅行 旭川編① グルメ・らーめん橙ヤとジンギスカン大黒屋はめちゃウマかった
旭川といえば・・・
旭川では何を食べよう?旅行のプランを練っているときから、おおよその見当は付けていました。それは「ラーメン」。
旭川はご当地ラーメンとして定着しており、札幌の「味噌ラーメン」、函館の「塩ラーメン」、旭川の「醤油ラーメン」として有名です。
一応、ラーメン以外のサブ候補として、ガイドブック等で調べましたが、正直言ってあまり無く、郷土料理やオリジナル料理など「これだ!」というものがなかなか見つかりません。美味しそうなお店はたくさんあっても、旭川でしか食べられないようなものが意外にありません。
ということで、初日のお昼は「ラーメン」限定で決めました。
どこで食べるか調べていると、有名なお店が至る処に点在します。ちなみに旭川市は人口比のラーメン店数が多い地域のようです。
食事後は旭山動物園に行く予定のため、できればその近くで探します。
そして条件に合致したのがこちら「らーめん橙ヤ 旭川本店」でした。
東西に走る道道140号線沿いにあり、東に向かえば旭山動物園、西に向かえば旭川駅方面と場所的にも最適な位置でした。口コミ情報もよさそうなので、こちらに行きます。
らーめん橙ヤ 旭川本店
まっすぐの道で大きな看板もあるのでお店は見つけやすいです。到着したのが午後1時過ぎでした。
入口から入って右側がテーブル席と厨房。手前がレジになります。
入口から左側が座敷となっています。お店に入ったとき、ちょうど食べ終えた団体が一気にいなくなったのでラッキーでした。
メニューはこちら。どれも美味しそうで本当はトッピングや大盛りを注文したいのですが、ここで食べ過ぎると夜に影響しそうなのでシンプルなものにします。しかも家族で同じものを注文しないように種類をバラしてみました。
まずはこちらの旭川中華そば(しょうゆ)。昔ながらの醤油ラーメンという感じ。しょうゆのあっさり味に少しこってり感を足してインパクトを出しています。味はやや濃いめですが許容範囲の濃さでした。
お次はしおラーメン。ラーメンの中でも「しおラーメン」というカテゴリーが一番大好きな自分にとってこのお店のしおラーメンはかなりお気に入りの部類に入ります。独特の味はなかなか印象深いラーメンでした。どのラーメンにも入っていますがチャーシューも柔らかくて美味しかったです。
そしてこちらがみそラーメン。こってりとしているようで、でもあっさりしているようでとても食べやすく、しかも味わいのあるラーメンでした。他のラーメンと比較すると癖が無くインパクトには欠ける印象を持ちましたが、もしかすると一番完成度が高いような気がします。
そして最後に橙みそラーメン。普通のみそラーメンよりも辛口です。個人的にはこの辛さが絶妙ですが、辛いのが苦手な人には厳しいかもしれません。辛いほうが好みの人はこちらをオススメします。
らーめん橙ヤの感想
今回訪れた「らーめん橙ヤ 旭川本店」はかなり美味しくいただきました。個人的にはとても記憶に残るラーメン店となりました。今このブログを残している間ももう一度食べたいという欲求に駆られます。今度旭川に来たときもまた再訪するのも良いかも。ただ、次はいつかな・・・
夕食はジンギスカンです
旭山動物園で3時間程度見学した後、星野リゾートOMO7旭川にチェックイン。
部屋に入って少し休憩してから夕食に出かけます。今夜の予定は、旭川というよりは北海道で有名なジンギスカンのお店「成吉思汗 大黒屋 五丁目支店」に決めています。
けっこう動物園で動き回ったような気もしますが、「らーめん橙ヤ」で食べる時間が遅かったこともあり、あまりお腹が空いていません。しかも母が昔食べた羊肉が臭みが強かったこともあり、あまり良い印象を持っていないようです。このタイミングで行くのを渋っています。
一瞬、行くのをやめようかとも思いましたが、北海道まで来て郷土料理を食べないのはもったいないので「他に行くところが無い」と諭して行くことにしました。
受付後即入店
星野リゾートOMO7旭川から徒歩でも行けそうな距離にありますが、足の状態と疲れもあったのでタクシーを利用しました。ワンメーターで行けます。
到着するとすでに人がたくさんいます。空き待ちなのでしょうか。のれんをくぐり受付をしようとすると、前のお客さんがお店の人から「だいたい30分待ちですね~」と言われていました。ま、それくらいなら待っても良いかなと考えながらお店の人に人数を伝えると、
「全員そろってますか?」
「はい、います」
「ではこちらの席どうぞ」
あらら、待ち時間ゼロで入れちゃいました。お店の外で待っている人たちは何なんだろう?全員そろっていない人たちだけでこんなにいるなんて・・・スゴイですね。ともあれ予想外にすぐに入れたのでビックリしました。
入口から見てすぐ右側がお会計場所と奥がカウンター席、左側がテーブル席となります。サイン入りの色紙がずらりと並んでいます。相当の人気店のようですね。
入口入ってすぐ左側の座席は4人×2座席分で仕切られており、お店の中では一番プライベート感がありました。今回はたまたまそこが空いていたので落ち着いて食べられました。写真はおとなりの席が空いたときに撮ってます。
人気NO.1の生ラム成吉思汗がオススメ
今回はメニューの中から、人気NO.1~3を注文しました。サイドメニューのオニオントマトサラダも注文してます。
ドリンクメニューはかわいいひつじの形をしています。
注文した3種類のラムが来ました。ピンぼけしてますが、人気NO.1・生ラム成吉思汗(左上)、人気NO.2・ラムロール(右上)、人気NO.3・ショルダーステーキ(右下)、油(左下)です。量が中途半端な理由は、最初だけお店の人がジンギスカン鍋で焼いてくれます。
煙がけっこう発生します。そして脂ハネがかなりあります。カメラのレンズにも脂がけっこう付着していました。
鉄板が熱いのですぐに焼けます。焼き具合が牛のようにレアっぽくても大丈夫なのか、豚のようにしっかりと焼いた方が良いのかよく分からなかったので、一応焦げない程度にしっかりと焼きました。
食べてみた感想は、かなり美味しかったです。特に人気NO.1・生ラム成吉思汗は臭みが全くなくとても美味しくいただけました。普段羊肉を食べる機会はそんなにありませんが、今まで食べた中でも一番美味しかったように思います。また、あまり羊肉のことを良く思っていなかった母も「美味しい」と言って食べていました。
ということで、生ラム成吉思汗を追加で3人前注文しました。ラムロールとショルダーステーキも美味しかったのですが、圧倒的に生ラム成吉思汗の美味しさが勝ります。
ちなみに、焼き野菜は無料でお代わりも出来ます。子ども含む5人で6人前のお肉とやや少なめではありましたが、みんな満足してお店を出ました。
まとめ
旅行前の事前調査では、旭川での食事場所を決める際の選択肢が意外に少ないなと感じたのが正直なところです。
今回チョイスした「らーめん橙ヤ」と「ジンギスカン大黒屋」はここに決めて良かったと思えるお店でとても満足できました。もしまた旭川に来ることがあれば、また来たい!と思えるお店ですが、ラーメンとジンギスカンというジャンルを選択肢から外して考えたときに、「ここに行きたい」と思えるようなお店があまりありませんでした。自分が知らないだけかもしれませんが、もう少し幅広いジャンルで選べるといいなと感じました。
でもやっぱり食べるならラーメンとジンギスカンかな?