ハワイ帰国便で2人分確保!知っておいた方がお得なANAのキャンセル待ちをするときのコツ

復路便の座席が全く確保できていません

ハワイ旅行計画の第一段階である搭乗便の確保が重要課題なのに、出発便では2人分しか確保できず、さらには到着便となるホノルルー成田の便が取れないという事態になっています。

 

こんな状態で旅行のことを考えると憂鬱になります。やはり家族5人分を無料特典航空券で、しかもビジネスクラスで確保しようなんてかなり無謀なのでしょうか。

 

途方に暮れながらも今後の対策を考えます

ネットで検索

お昼休みの時間に空席待ちから見事座席を勝ち取った人のブログをチェックしていると、気になる記事を見つけました。

キャンセル待ちをするなら分割しての予約がオススメというもの。例えば2人1組でキャンセル待ちをした場合、2座席以上のキャンセルがされないと確保できないのです。もし1座席だけキャンセルが出ても2人のうちの1人が確保できるのではなくて、優先順位が自分たちより後ろでも1人で空席待ちしている人が割り込んで確保できるようです。

つまり大人数で空席待ちするとそれだけ不利になるシステム。今回我が家は5人で行く予定で、仮にこのような場合だと、5座席以上空きがいっぺんに出ないと後ろの人にどんどん割り込まれてしまうことになります。そもそもハワイ便の特典航空券のビジネスクラス枠は現在4座席しかなく、これだといつまで待っても永久に座席はまわってきません。エアバスA380導入による増枠を見込んではいますが、これはけっこう厳しいシステムです。

ただ、今回の申込みは往路で2人分の座席は確保できているため、すでに2人と3人に予約が分割されています。それでも、まずは2人分のキャンセルがないと我が家にはまわってきません。ただでさえトータル12人の空席待ちなのでお先真っ暗です。

 

希望の光が見えてきた!

ネットでの情報を一応確認しておこうと、仕事が終わった午後7時、再びANAのプラチナ専用ダイヤルに電話します。この時点でのキャンセル待ちが何人いるかも合わせて確認してみようと思っていました。さすがにこの時間はオペレーターにすぐに繋がりました。

私「キャンセル待ち人数を教えて欲しいのですが、ついでに順位も教えてもらいたいです」

オペ「順位についてはこちらではわからないので、待ち人数だけとなりますが?」

私「ではお願いします」

オペ「それでは確認します。ただいまお二人分はご用意できていますので、三人の方を含めまして待ち人数は・・・」

私「・・・ん?あ、いや、ちょっと待ってください・・・え?・・・二人分確保できてるんですか」

オペ「はい、お二人分はキャンセル待ちで空きが出たようです。未発券の状態ですが、このお電話でお手続き取れますがいかがなさいますか」

私「では、お願いします」

突然のことで驚きましたが、なんと2人分の座席が確保できていました。他のライバル達との争奪戦に勝つことができました。あまりのうれしさにキャンセル待ちの人数を結局聞かずに電話を終わらせてしまいました。ということは残りの3人分も優先順位は高いはずです。プラチナとSFC会員に優先順位の優劣が無ければ一番のはずです。最も 特典航空券の座席枠は残り2席なので3人分の空きはなさそうですが・・・

 

キャンセル待ちのシステムについて聞いてみた

同一予約内

問い合わせの最後に、気になったキャンセル待ちのシステムについて確認してみました。思いもよらぬ形で2人分を確保できたわけですが、残りの3人分についてどのような扱いになるのか聞いてみました。すると、ネットの情報通り、3人1組でキャンセルを待つ場合は同数以上の席が空かないと確保できないとのこと。1~2席が空いただけではすっ飛ばされて後ろで順番待ちしている人に滑り込まれてしまうようです。

大人数の場合は不利になるのでは?と質問すると、予約(人数)を分割することも可能との回答をいただきました。ただし、3人1組の予約であればその中にいる上級会員の資格に引っ張られて一般会員も優先順位が高くなります。我が家はキャンセル待ちをしている3人のうち、妻がSFC会員のため、少なくとも同じステータスの上級会員に割り込まれることは無いようです。ダイヤモンドメンバーの場合は、そもそも家族間に割り込むというよりは最前列に案内されます。

 

予約を分割すると

一方で、3人1組の予約を三分割すれば席が1席ずつ空席が出るたびに1人ずつ確保できるようになりますが、3人の間にある繋がりが無くなるので、自分たち以外にも上級(SFC)会員がキャンセル待ちをしていると、仲良く順番を待っている家族の間に順位を割り込まれ、優先順位が下がってしまうことになるそうです。

これを聞いて、どちらもメリット・デメリットがあるので、現状の3人1組の予約状態を維持してもらうことにしました。エアバスA380に機材変更したときの増枠に備えて細切れの座席確保よりはまとまった状態で優先順位高くしておいた方がよさそうです。

 

おわりに

想定外の形で復路の2席を獲得できました。

家に帰ってメールを確認してみると、ANAからこんなメールを受信していました。

【ANAより】期限:●月●日09時05分 空席待ちがお取りできました
いつもANAをご利用いただきありがとうございます。
空席待ちのお座席がご用意できました。
*インターネットで空席待ちをお申し込みされた場合
お預かり期限までに購入手続きを行ってください。
*予約センターなどで空席待ちをお申し込みされた場合
お手数ですが本メール下部に記載の【お問い合わせ先】までご連絡ください。

座席の確保は9時5分、メールの受信は9時8分になっていました。空席待ちの申込み電話からわずか数分で争奪戦に勝利したようでした。勝利できたその理由は正直ハッキリとはわかりません。確保していた人が2席分を手放したことはわかりますが、空席待ちしていた人が諦めたため優先順位が繰り上がったのか、自分たちよりも上級のステータスのある人がいなかったため順位が高くなったのか、空席待ちのタイミングが一番早かったのかは誰にもわかりません。きっとANAだけが知っていて、それを公表することはないでしょう。

思いがけず2人分の往復航空券を確保できましたが、3人分の座席は往路・復路ともに確保できていません。どちらもエアバスA380の座席増枠が今後の展開に大きな影響を及ぼしてきます。その時のために常にアンテナを張って情報収集に勤しんで行きたいと思います。

 

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