ANA無料特典航空券を電話で申し込み。その激戦ぶりを実感しました

2018年夏、獲得に動き出しました

来年の夏に、再びハワイへの旅行を目指しています。航空券はマイルを使い特典航空券で家族5人分のビジネスクラスの取得と目論んでいます。取得の時点ではANAのプラチナメンバーといえども、枠は4人分しかなく、少なくとも1人分は空席待ちになってしまうことになります。

ただ、ANAでは来年に大型航空機のA380をハワイ路線に導入することが決まっています。座席も大幅に増え、しかも特典枠も増えるという期待もあって全員分を無料特典航空券で座席確保を目指します。

 

 

いざ、決戦の日

勝負

2018年8月、とうとうANAの無料特典航空券を獲得する日、いわば争奪戦の日がきた。

ANAの場合、マイルを使って無料特典航空券をゲットできるのは、搭乗日(を除く)の355日前の申込みから始まります。特にハワイ路線の無料特典航空券は超激戦でなかなか獲得できないとされています。他の人との争奪戦に勝ち抜くためには誰よりも早く申込みをする必要があります。

そして申込みをするにはいくつかの条件がありますが、必ず押さえておくルールとして往路・復路ともに搭乗日の355日前であることが条件となります。往路が355日前であっても復路が360日前だと申込みできません。これを知らないでいると同じスタートラインにすら立てません。変なルールに感じますが、一度申し込んでも後から変更はできるようになっています。その制度を利用して、往路と復路を同じ日(つまり、日本-ハワイ間を日帰り)にいったん設定して、後で復路が355日前になってから変更の手続きをすることも可能です。

 

ANAのプラチナメンバー専用ダイヤルに電話する

コールセンターに電話

予約が可能となった355日前の当日、ANAに電話します。インターネットでも予約は可能ですが、5人分の情報をパソコンに入力していては他の人との競争には勝てないと判断し、電話での申込みを選択します。電話申込みだと発券手数料(2,160円)がかかるものの、少し前に電話してこちらの要望を伝えてから9時ぴったりに参戦できそうなので、手数料は必要経費と考えて電話で勝負します。

申込み開始となる9時よりも少し早い15分前にプラチナサービス用の専用電話にかけます。音声案内の後30秒ほどでつながりました。無料特典航空券の発券と必要な情報を伝えると、申込み開始時刻となる9時になったら電話するように言われました。このまま待っていてはダメかと聞いたところ、他のお客様も電話を待っているので申し訳ないのですが・・・とやんわり断られてしまいました。しょうがないのでいったん電話を切ります。

再度、音声案内からつながるまでを2分と想定して8時58分に電話をかけます。ふと、電話の順番待ちで遅くなってしまったらと不安になりましたが、無事すぐにつながりました。さすがプラチナメンバー専用ダイヤルで威力抜群です。さきほどのオペレーターとは違う別の方が受付をしてくれました。

必要な情報を伝えると、操作をしてくれているようでしばらく「待ち」の状態で沈黙が続きます。そして、オペレーターの回答は・・・

 

ハワイ初回予約状況

希望の21時35分発・成田-ホノルル行の2席を確保したが、残りの3人は空席待ちか前の便(20時10分発)で2席なら確保できるとのこと。家族が分かれての出発はできないため、全員一緒の便を希望し3人分は空席待ちとしました。

しかし、355日前で受付開始直後にもかかわらず別の人もすでに確保に動いているなんて、ハワイ行無料特典航空券が超激戦だということを身をもって実感しました。オペレーターに聞いてみたところ、ネット申込みやダイヤモンドメンバーとの競合があったのかもしれませんとのことでした。ネット申込みではここまで早く申込み画面まで到達するのは難しいので、おそらくダイヤモンドメンバーの申込みがあったのかなと推測します。5人分とはいえ2人分しか確保できないのはちょっと厳しいです。

ちなみに、ハワイ行無料特典航空券の座席枠はANAは非公開としていますが、情報ではビジネスクラスで4席(一般会員は2席)の枠があるようです。

 

変更してたら確保は1席になってしまいました・・・?

確保できた2人分の名義を自分と母にしているがそれで良いか確認されたので、1年後に本当に行くかどうかわからない母よりは義母のほうがキャンセルしない確率が高いと思い、確保している名義を替えてもらうよう伝えました。妻は家族の中で自分に次ぐ上級(SFC)会員なので、一番融通が利きそうだし、娘はまだ未成年なのでもしも有料で購入する事になったとしても、値段も少し低く購入できそうなので変更を依頼します。

変更操作のため、しばしの沈黙の後、なんと衝撃の回答が・・・

 

まさかの事態

操作途中で一度座席を解放したらその隙に別の人の予約が入ってしまいました・・・とさ。

イメージ的には電車で座っている私と母が立ったままの義母に席を譲ろうとしたら別の人が割り込んできて座ってしまった・・・みたいな感じでしょうか。電車の例えのような物理的な移動であればそんなこともあるかもしれませんが、電子情報を取り扱うシステムなんだから名義をチョチョイと修正するだけのシステムにして欲しいところです。

1席の確保になってしまったので、代わりに前の便の2席を確保しておいてありますがどうしますか?と聞かれました。

いや、どうしますかと突然言われてもこちらも困ってしまいます。オペレーターも申し訳なさそうにしていました。まあ悪いのはタイミングとシステムであってオペレーターではないのでやむを得ません。

さて、どうしたものか?さすがに1人確保で4人が空席待ちはリスクが高すぎるので、やむなく前の便で2席の確保と3席の空席待ちに変更しました。落胆したトーンで会話を終了です。

 

数分後、携帯に着信が!

どうしたものか?

呆然としながらもパソコンで予約状況でも確認しようと思っていたら、まだ情報が反映されていません。またもや何かやらかしてまったとか?

さらに不安になったその時、電話が来ました。見覚えのある番号でANAからのようです。すぐに出てみると、先ほどのオペレーターからでした。話を聞くと、横取りされてしまった座席に取り消しがあったようで、また元通り2席確保できそうだけどどうしましょうかという電話でした。確保できてる座席は2席で変わりはありませんが、もともと希望していた便なので変更をお願いしました。わざわざ折り返しの電話をくれるなんて、さっき文句言ったりしなくて良かった。ほんの少し気が楽になりました。

しかし、依然状況は厳しい状況で、あと3席分を本当に確保できるのか心配です。

 

おわりに

ANAの無料特典航空券の確保は超激戦だとは聞いていましたが、それを実感しました。ハワイ路線はプラチナ・ダイヤモンドメンバーには一般会員にも開放されている2枠分も合わせて4席分がビジネスクラスで与えられているので、1人分は空席待ちは覚悟していてA380機の運航による無料座席枠の拡大を目論見ていましたが、これはちょっと家族5人のビジネスクラスでの旅行は厳しいかもしれません。無料特典航空券は往復の便が確保できて初めて成立するものなので、確保できている往路2人分についても復路が確保できなければキャンセル扱いとなってしまいます。こうなると、普通にエコノミー席を購入して行くしかないのかも。

きちんと購入することも真剣に考える必要が出てきました。

悩みながらも数日後にまた復路の便を確保する作業が待っています。

 

 

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