夏休みシーズンに羽田空港の駐車場を利用するなら予約がオススメ。障害者割引なら半額です。
繁忙期だからこそ
去年の夏に北海道旅行で利用して以来、およそ1年ぶりの羽田空港。今回も空港までは一家全員を乗せて車で向かいます。車で空港まで向かえば重い荷物を持って移動することもありませんし、移動がとても楽。
5人分の交通費ともなると、電車やバスで羽田に向かうより駐車場代の方が割安ですし、それに加えて我が家は障者割引が適用となる分、車で空港まで向かうことを選択しています。
ただ、今までは平日の早朝・深夜での利用が多かったため、直接駐車場に向かっても混雑することなく難なく停めることが出来ました。
けど今回は夏休みシーズン。しかも午前の出勤時間=出張時間のタイミングで、ちょうど混み合う時間帯と重なるのではないかと推測します。
もしかすると、駐車場が満車で停められず搭乗時間に間に合わない、なんて事が無いように念のため羽田空港の駐車場を予約しました。
その方法についてご紹介したいと思います。
どの駐車場に停める?
羽田空港(国内線)併設の駐車場は全部で4つあります。P1とP2が第一ターミナル、P3とP4が第二ターミナルに直結しています。ANA系航空会社を利用する場合は、P3かP4駐車場を利用するのが便利です。
ちなみにこちら、7月7日(日曜日)のお昼の時間帯。全て満車となっているようです。こんな状態で駐車場に入れずに入口前で空き待ちするのは精神的にも辛い。せっかくの楽しい旅行を違う意味でドキドキしたくありません。
こんな時に予約してあれば、スムースに入場できて安心できそうですね。
知らなかった・・・
今まで何回か羽田空港のP3、P4駐車場を利用したことがありました。その時は特に気にすることもありませんでしたが、改めて調べてみたら、駐車場は2つの法人がそれぞれで運営しているようです。
P1とP4を日本航空ビルデング株式会社、P2とP3を空港振興・環境整備支援機構が運営しているようです。
駐車料金はどのくらい?
2つの運営法人の料金表を見比べてました。どうやらどの駐車場を利用しても料金に差は無さそう(たぶん)。
予約をする前に
駐車場を利用するだけなら直接行って空いているスペースに車を停めれば良いのですが、予約する場合は駐車場ごとに会員登録が必要となります。
ただし、P1は予約不可でP2・P3は共通の会員登録でOKとのこと。利用者としてはまとめてくれた方がありがたいのですが。
こちらはP4駐車場のトップ画面。まずは「会員登録(無料)」から登録後、「会員情報変更」からクレジットカード情報を入力した後で予約ができます。予約できるのは、利用開始(入場)日から起算して30日前の午前0時より可能となります。
P4駐車場では予約の際に一般車室(1,000円)と個室車室(2,000円)のどちらか選べます。車を大切にしている人なら、車室が広くシャッター付きで、プライバシーが守れる個室を選んでもいいかも。ただし、駐車料金も一般の2倍かかります。
予約の際に注意することは、駐車しておく期間がすべて空車か混雑の状態にないと予約することが出来ません。希望する期間に満車や予約対象外があると予約が出来ないのが難点です。
ただ、状況はけっこう頻繁に変わるので、定期的にチェックすることをオススメします。
もし、希望する期間に空きがあれば予約可能です。障害者割引を利用するならこのときにチェックボックスにチェックをするのを忘れずに!
お次はP2・3駐車場のトップ画面。こちらも会員及びクレジットカード登録後に予約できるようになります。こちらの予約ができるのは、入場日予定日の30日前の午前10時から予約可能。
P4駐車場と違うのが、夏の期間は一斉予約で受付が開始されます。
上手くいけば、希望日を一気に取ることが出来るかも。
予約の取りやすい方であったり、ターミナルとの位置関係であったり、自分にとってどの駐車場がベストなのか見極めて予約しましょう。
こちらの予約画面ではP2とP3の駐車場予約が並列して表示されています。
選択を間違わないようにすることと、障害者専用枠はタブで変わるようになっているのでこちらも忘れないようにしましょう。
障害者割引を受けるには
どの駐車場を利用しても障害者割引を受けることが出来ます。ただ、その方法についてはやり方が違うのでご注意ください。
P1・P4の場合
〈入場時に申告〉※空車時のみ、満車時は帰りの出るときに申し出る。
駐車場入口で、発券機の「係員呼出ボタン」または「障がい者専用呼出ボタン」を押して、近くのカメラに障害者手帳等を見せると障がい者用駐車券を発券してもらえます。
駐車場から出るときは精算機(事前精算機を含む)で割引料金にて精算されます。
〈出場時に申告〉
駐車場1階出口精算機の「係員呼出ボタン」を押して、係員へ障害者手帳を見せると割引となります。
P2・P3の場合
出口ゲートで係員に駐車料金を支払う際に、身体障害者手帳等をお持ちの方が乗車されていて、身体障害者手帳等を提示すると駐車料金及び超過予約料金ともに50%割引になります。
この場合に難点なのが、事前精算機では精算できず、しかも出口ゲートで障害者本人が乗っている状態で手帳を見せなければならず、さらに係員のいるゲートを選択しなければならないことが挙げられます。ちょっとめんどくさいかも。
予約料金の障害者割引あり
もちろん予約料金にも障害者割引が適用されるようです。
どの駐車場でも、予約する際は一旦通常の予約料金でクレジットカード決済されますが、後で返金処理してくれます。
予約車両はどこに停める?
P3駐車場内はこのようになっています。7階まであって、そのうち4階フロアの半分(繁忙期はプラスして5階全フロア)が予約エリアとなっているようです。
なぜ4階なのかは、おそらくこの4階にターミナルへ繋がる連絡通路があって移動しやすいからなのでしょう。
また、1~6階には障害者専用枠スペースがエレベーターホール付近に設置されています。
P4駐車場では、予約車両は案内図を見る限り1階に停めるようです。それと、障害者専用枠スペースは無さそうな感じもします。
駐車場内には障害者専用枠スペースはあるはずなので、どのように取り扱ってくれるのかは不明です。
公式サイトでもその辺りはあまり触れてくれていないようです。
※P1とP2に関してはあまり利用しないのでここでは省略します。ただ、P1とP4、P2とP3は同じ法人運営なのでだいたい似たようなものではないかと思います。
まとめ
はじめは、搭乗ゲートに近いであろうと思われるP4駐車場を予約しようと思って日々チェックしていましたが、夏休み期間ということもあって、旅行期間中の5日間で連続した空きがなかなか出ません。
そのうちP3駐車場の一斉予約が開始されたため、そちらで申し込んで確保しました。
ちょっと離れてしまいましたが、よく考えてみれば出発と到着の両方で予約した駐車場に近いとは限りません。その時の状況次第なので、とりあえず予約できたことを良しとします。
障害者割引もありますし、皆さんも羽田空港の駐車場を上手に活用してみてはいかがでしょうか?