’21 北海道 知床の観光名所を巡りながら羅臼経由で釧路までドライブ
釧路に戻ります
道東旅行3日目は、知床から釧路へ再び戻ります。
ただし、すぐに向かうのではなく、釧路までの帰り道から大きく逸れることなく、無理のない程度で行ける場所を観光しながら羅臼経由でドライブしてきました。
寄り道してきたのは全部で4箇所。
釧路に到着したのが午後4時過ぎだったので、ちょうど良いスケジュールとなりました。
まずは知床自然センターへ
宿泊していた知床第一ホテルからフレペの滝へ行くにはまず、知床自然センターに行き、そこからフレペの滝遊歩道を徒歩で向かうことになります。
センターから滝までは、徒歩片道約1km。
知床自然センターの駐車場は無料。
インフォメーションセンターや映像館なども設置されていたり、コーヒーショップで休憩したりすることも出来るので館内だけでも楽しむことが出来ます。
しかし、今日は釧路まで戻らなければならず、知床自然センターでゆっくりしていると今日のスケジュールに大きく影響してきそうなので、長居せずトイレを済ませたらすぐにフレペの滝へ向かう。
動物のぬいぐるみが展示されていました。
ヒグマが大きくて存在感があるのはいいのですが、その他の動物があまり目立たないのでちょっとかわいそう。
ヒグマもぬいぐるみならかわいいんですけどね。
フレペの滝遊歩道
センターの右側からフレペの滝へ向かいますが案内板があるので迷わずに進んでいけます。
フレペの滝までは、こんな林の中を突き進んでいくことになります。
夏はヒグマがよく目撃されることもあるようなのでちょっとドキドキしながら歩いて行く。
なるべく音を立てるようにして進んで行きました。
途中から林を抜けて、青空が広がる開放的な道になりました。
フレペの滝展望台
フレペの滝を真横からみることができる展望台までやって来ました。
展望台自体は、2~3組でいっぱいになりそうな規模でさほど大きくはありません。
展望台からはフレペの滝を真横で見られるようになっています。
すぐ目の前が断崖で、滝よりも高い位置からの見学となるため迫力満点。
海にはクルージング中の船を見かけました。
昨日は海から見たフレペの滝を、今日は陸から見ております。
水が滝から流れ落ちる様子。
展望台からの光景は迫力あっても滝自体はチョロチョロと流れているため、あまり迫力はないですね。
滝から落ちた水は海に流れていきます。
滝壺?となる海は、透き通ったエメラルドグリーンの美しい色をしていました。
展望台から来た道を振り返ってみた風景。
知床連山と、オホーツク海が一体となった景色はとても壮大で、知床半島旅の醍醐味の一つではないでしょうか。
知床五湖(一湖のみ)
知床自然センターからさらに北上して知床五湖へ向かいます。
知床五湖フィールドハウスの敷地にある駐車場(500円)に車を停めて、さっそく湖に向かう。
5つの湖を見て廻りたいところですが、時間の都合と家族の体力を考慮して一湖のみを目的に散策してきます。
一湖へは高架木道を使って湖畔まで行けます。
木道には野生の動物が上ってこられないよう防護ネットがあって、さらには電気柵(7000V)もあるので安心して散策可能。
一湖まではオホーツク海方面に向かって歩いて行きます。
鹿や熊がいないか目を凝らして探しますが、残念ながら発見には至りませんでした。
ずっと先まで高架木道が続く。
全長は約800mなので、往復することになるので距離としてはちょうどよい。
景色を楽しみながら歩いて行きます。
途中にある連山展望台からの風景。
天気も良く、知床連山がクッキリと見えました。
一湖に到着。
湖畔展望台からみた一湖そのものは・・・う~ん、ちょっと小さいか?
湖というか池?なのではと思ってしまった。
しかし、一湖とそのバックの知床連山の組み合わせは大自然を彷彿とさせる素晴らしい景色でした。
帰りも同じ高架木道を折り返して歩く。
知床連山を見ながら戻って行くので、帰りの方が景色が良かった。
フィールドハウスの隣にあるパークサービスセンターで休憩。
ここには休憩所があって、お土産や軽食も販売しています。
水分補給に、流氷サイダーフロート(上)とこけももフロート(下)を注文(いずれも350円)
ちょうどお昼時ですがホテルの朝食でお腹いっぱいになるまで食べたせいか、これくらいでちょうどいい。
しばらく休憩してから、次へ向かいます。
知床峠展望台
知床から羅臼を結ぶ道路のちょうど真ん中辺りにある知床峠展望台。
知床峠は駐車場(無料)はあるが、それ以外の施設的なものは特になく、トイレがあるくらい。
この岩とその後ろにある羅臼岳を一緒に記念写真を撮る人が大勢いた。
ご多分に漏れず我が家も撮らせていただきました。
羅臼岳をズームで。
展望台からは国後島がハッキリと見えました。
昨日の知床クルージングよりももっとよく見える。
こうやって見ると本当にすぐ近くにあるのが実感できました。
早く返してくれないかな~。
北の国からの純の住み家へ
知床峠展望台から釧路へ戻るときに羅臼を通過していく。
実は、羅臼という地名はドラマ「北の国から2002遺言」で初めて知りました。
そして、その羅臼に純の番屋があると知り、知床半島に行くと決まったときからここに来ようと思っていました。
正確にはこの場所にある純の番屋は、実際のロケ現場ではなく、観光用に復元したものだそうです。
それでも、やっぱり一度はみておきたい。
ここは食事処にもなっていて海鮮ものが食べられます。
本当はここで食事がしたかったが、残念ながら魚料理を食べられるのは自分だけのため、1人で食べるわけにもいかず近くから眺めるだけ。
途中で、一組のカップルが笑顔で番屋から出てきたのを見たときとても羨ましく感じました。
食べたい・・・
釧路までドライブ
純の番屋からは寄り道せず一気に釧路まで移動。
釧路中標津道路を南下する感じでおよそ3時間弱のドライブ。
途中、追い越し禁止の1車線道路でちょっとした渋滞(先頭車両がやけにゆっくり)があり、時間ロスがかなり生じてしまった。
到着は午後4時頃。
この日はANAクラウンプラザホテル釧路に宿泊です。
次回はここのホテルをご紹介していきます。