’22 北海道 ノースサファリサッポロ① 普通の動物園よりも動物が身近に感じられる工夫がいっぱい
ノースサファリサッポロへ
北海道旅行の初日、まずは新千歳空港付近のレンタカー店で車を借りて人気ラーメン店の「彩未」で腹ごしらえ。
おいしくいただいた後で、「ノースサファリサッポロ」に向かいます。
ガイドブックやネットの調査だとちょっと変わった動物園という印象を受けましたが、一体どんなところだったのかご紹介します。
ここまでの行動はこちらから
駐車場は有料
駐車場は普通車だと1台500円。
入口で待ち構えているおじさんに現金で支払い、空いているスペースに適当に駐車。
そこから、動物園の入口まで歩いて行く。
遊び放題チケットがお得
チケットはノースサファリとデンジャラスの森を含む動物園チケットが大人1,800円、小人600円(2022年7月現在)。
それに加えて200円をプラスすると、アドベンチャーを追加した遊び放題チケットが選べるので、ファミリーならこちらがオススメ。
それと、掲示板には温泉パックがありましたが、該当する豊平峡温泉はここからはだいぶ離れた場所にあるのようなので購入する際はよく考えてからにしたほうがいいかも。
支払はクレジットカード・電子マネー・QR決済が利用できるので便利です。
なお、障害者手帳、療育手帳をご提示の方は手帳所持ご本人様と、手帳所持者1名につき介護者の方1名が半額です。
まずはノースサファリサッポロエリアへ
チケットを購入したらそのまま入場。
敷地面積としてはそんなに広くないですが、各コーナーでじっくり観察していけばそれなりに時間がかかるので、ちょうどいい大きさなのかもしれません。
入口横には、番犬?としてアイリッシュウルフハウンドがいました。
世界一大きい犬種だそうです。
強そうに見えますが、動き回ることなくじっとしていました。
お次はライオンのオブジェ。
手前の看板には、
当園は普通の動物園ではありません。危険です。ケガや物損は保障できません!全て自己責任です。了承した上でご入場となります!
とありました。
大きいライオンのオブジェとその手前に自己責任となる旨の看板で威圧的に警告されちゃいます。
でも入園料支払ってから警告されてもな・・・(笑)
引き返す人がいるのかはわかりませんが、チケット売り場の前に置くべきものなのでは?
まぁ、そんなことをしたら、チケット購入を躊躇ってしまう人がいるかもしれないし。
だから入場後に警告しているのかな?
ライオンのオブジェは中に入れるようになっています。
大人が入るにはやや窮屈ですが中に入ってみると、胃袋の中を表現しているようでちょっと不気味なスペースとなっていました。
別にドッキリ的なことはないのでそのまま通っておしりから出て終わりです。
アフリカゾーン
ダチョウが柵の中をせわしなく走り回っています。
落ち着きが無いといった印象。
近くに行くと、ダチョウが寄ってきて威嚇してきました。
エサをくれると思っているのかもしれませんが、あまり柵に近づきすぎるとくちばしでつつかれそうになるので要注意です。
ダチョウのお隣にはキリンがいます。
柵のそばに台があって、台の上に立つとちょうどキリンと同じ目線で観察できます。
台の近くエサ箱が置いてあるので、自然に近くに寄ってくるように工夫されています。
お互い見つめ合うふたり(一人と一頭)。
キリンのお隣にハイエナ。
恐い顔つきのイメージがありましたが意外にかわいい顔してる。
別料金でエサやり体験もできます。
南半球エリア
こちらは柵の中に入って間近で観察できたり触れたりすることができるエリアでした。
同じ柵の中に、数種類の動物が共同生活をしています。
どれもおとなしく特に危険はなさそう。
ただし、フンがそこら中にあるので踏まないように気を付けなければならない(実際は多すぎて踏んでいたと思われる)。
動物たちも慣れたもので、エサを求めて近づいてくるものもいれば、ノンビリとリラックスしているものもいます。
近づいてカメラを向けても我関せずといった感じでした。
なぜかカンガルーたちと同じ柵の中にペリカンもいる。
共通するものでもあるのだろうか。
出口付近に陣取っていてなかなかどいてくれず柵からなかなか出られませんでした。
中央広場
ミーアキャット。
警戒する様子を見せながらも、エサがもらえるものと思って待ちのポーズでこちらを見てきます。
こちらのヘビは首巻き体験イベントが終ってゆっくりしているところ。
ライオンがいる檻でエサやりをしている人を見かけたので、すいません、横から見学させてもらいました。
ライオンの雄は柵の近くに陣取ってエサを差し出されると大きな口を開けて食べてる。
なんだか暢気なエサやりでした。
単なるぐーたらオヤジにしか見えず、百獣の王の威厳はまったく感じられない。
もっと、こう野性味あふれるような、エサを奪い取るくらいの迫力を見せて欲しいところですが、ライオンもここの生活にすっかり慣れてしまっているようです。
頭上に目をやるとニホンザルがいました。
高い塀の上から見下ろして何を思うのやら。
サファリの奥の方にある池にアザラシがいました。
場所的に他と比べあまり人が多くないため、アザラシにとっては気楽なのかも。
アザラシのお隣にトナカイがいました。
しきりに歩き回っていて、体の大きさの割に囲いが狭そうだったのでちょっと可哀想。
パロッツエリア
いわゆる鳥小屋で中に入って近くで観察できます。
出入口は他と違って鶏が逃げ出さないような仕組みが施されていました。
オオハナインコかな。
何か言葉でも覚えさせようと挑戦してみましたが、無反応。
まぁ、そんなもんです。
ジャングルゾーン
カメレオンは擬態していて見分けが付きにくい
ワオキツネザル。
この部屋の木の上に登っているので見上げながら観察しますが、たまに降りてきてくれるのでそれを待っていれば近くで観察することができます。
リクガメもワオキツネザルと同じ敷地で飼育されていました。
お互い我関せずのようなので共存できているのでしょう。
イグアナは微動だにせず。
触れることもできるのかもしれませんが、その勇気はありませんでした。
スモールアニマルコーナー
ノースサファリサッポロの出口付近で小動物が展示されていています。
大きさの違うウサギがそれぞれの囲いの中にいて、最後にふれあいを楽しんで終了。
水上レストランの様子
ひととおり動物園を見た後に、少し離れた広場に向かいます。
その途中にある水上レストランの横を通って行く。
ただ単に足を水に浸けられるだけなので、これを水上レストランと言っていいのか別として、これはこれでいいのかも。
食事は済ませてあるので素通りです。
アヒルレースを見学
13時30分からスナネコ抱っこ体験があると聞いてやってきました。
ノースサファリサッポロの動物園からデンジャラスゾーンへ行く途中にあり、アヒルレースの受付と両方を同時に行っています。
30分前から受付開始とあったのに、実際は10分前から受付開始となりました。
並んでいる身としてはこのあたりは守って欲しいところが・・・
受付を終えると、まずはアヒルレースを見学。
1等2等を予想するレースで見事的中するとプレミアム体験無料券がもらえるようです。
アヒルレースには参加(有料)しませんでしたが、見学は誰でもできます。
レース自体はノロノロしてなかなかゴールしないのかと思っていたら、わずか2~3秒ほどで勝負がつきました。
スナネコ抱っこ体験
アヒルレースが終ると、スナネコ抱っこ体験。
まずはスナネコをスタッフが抱っこして皆の前を廻って写真タイム(会に参加していなくてもこの時は写真撮ってOK)。
その後はチケットを購入した人だけ順番に抱っこ開始。
スタッフにカメラを預けるとタイミングを見計らって写真を撮ってくれます。
スマホをスタッフに預けて写真を撮ってもらい、少し離れたところからカメラで撮影しました。
膝の上には大人しく乗っかってくれますが、ネコなのでカメラに顔を向けてくれることはないので、スタッフがその方向に移動して撮影するので大変そう。
少なくても人間は移動するカメラに目線を向けるように指示されます。
まとめ
普通とはちょっと違う、面白い動物園でした。
ライオンやハイエナのような獰猛な動物は別として、危険性の少ない動物であれば間近で生態を観察することができますし、何なら触れることも可能となっています。
またオプションでエサやり体験もできるので、大人も子どもも楽しめることうけあいです。
ここだけでも楽しいのですが、ノースサファリサッポロにはさらに趣向を凝らしたデンジャラスの森やアドベンチャーが歩いて数分の場所にあります。
ある意味とても危険な体験をしてきたので次回はその時の様子をご紹介していきます。