’09 モルディブ・アダーラン・プレステージ・ヴァドゥ旅行記⑥ 水上コテージの桟橋を最果てまで進むと
島より長い水上コテージ
ヴァドゥは島内にコテージを用意していないため、すべて水上コテージに宿泊することとなります。
他のリゾートでは、島の内部にあるコテージと水上コテージの両方を用意していて、お好みに合わせて選択することができる所が多いけど、ヴァドゥはサンライズ側やスイートといった差はあれど、すべて水上コテージにおけるカテゴリーとなります。
水上コテージは全部で約50棟あるため、先端までの距離は島の周囲より長さがあるのが大きな特徴。
そんなヴァドゥで、水上コテージに通じる桟橋を歩いてみました。
一番先端はどんな風になっているのでしょうか。
島の様子についてはこちら。
長い桟橋を渡る
島と水上コテージを繋ぐ桟橋。
ずっと先まで水上コテージが並んでいる。
島を一周するよりも、水上コテージの橋を往復するほうが時間がかかるであろう長さを誇っている。
桟橋を少し進んで島のほうを振り返ってみるとこんな感じ。
島と水上コテージの間のラグーンがエメラルドグリーンに光る。
少し先のターコイズブルーのところは意外に深い。
夜になると、ここはちょっとしたバーになる。
それと、あまり上手とは言えないが、トランペットの生演奏もありました。
もしかすると、演奏を披露しているのではなく、スタッフが単に練習しているだけだったのかも。
練習してもっと上手になってほしいところ。
水上茶室
桟橋を歩いて一番手前にある水上コテージは、宿泊用ではなく日本の茶室をイメージした部屋になっていました。
日本から遠く離れたモルディブでまさか茶室が見られるとは思ってもいませんでした。
オーナーはよほど日本が好きなんだな。
事前にバトラー(日本人)に聞いてみたところ、見学は自由にできるとのことでした。
特にスタッフがいるわけでもなく鍵も開いている状態で、勝手にお邪魔します。
中は自由に見学できる。
ここではお茶をたててもらうことができるそうな。
外国人には結構人気があるらしい。
1回たしか50ドル・・・
日本の文化に触れてもらえるのはありがたいが、ちょっと高い気がしないでもない。
(※この茶室は宿泊できるように改装してしまい、すでに存在していないようです。)
桟橋を歩いていく。
海が凄くキラキラしていてとてもきれい。
ただ、直射日光をもろに浴びるため、桟橋を歩くだけでも日焼けしてしまいます。
桟橋の左右に分かれて水上コテージが並んでいます。
部屋からの眺めは外洋側と島側に分かれます。
桟橋の途中までやってきました。
でも。まだまだ先端までは長いです。
桟橋の途中にある階段があって、わざわざビーチまで行かなくても、ここから海へエントリーできます。
シュノーケルをした後で、砂等を落とせるようにシャワーが設置されていて重宝しました。
きれいに足を洗って部屋に戻る際、はだしのままで桟橋を歩くと熱くて足の裏がやけどしそうになりますので、アクアシューズ等を履いたほうが無難です。
ちなみに、ヴァドゥは部屋から直接海には入れません。
そのため桟橋の数か所にエントリーできるように階段が設置してありました。
(※2023年現在は、当時に無かった階段が水上コテージに取り付けられており、部屋から海へ行けるようです。)
バギーで送迎もしてくれます。
ヴァドゥではバギーを用意しており、歩かなくてもこのバギーに乗って部屋まで送迎してくれます。
この写真は歩いているときに桟橋のわきに停めてありましたが、宿泊者が勝手に利用していいものではなさそうです。
私たちの部屋は、島から一番手前の部屋だったにもかかわらず、言えば快く乗せてくれましたし、奥のほうまでドライブにも行ってくれました。
運転手のおじさんはいつも楽しそうに運転していました。
ジャパニーズスイートルームは警護付き?
水上コテージの一番奥にジャパニーズスイートがありました。
そこは門で仕切られていて、ガードマンが見張っている。
スイートルームだけあってさすがです。
ここから先は利用者のみとのことで優しく断られ、先には行かせてくれませんでした。
なので、やむを得ず引き返します。
隣には和太鼓があったので、もしかしてここを通るたびに叩くのでしょうか?
早朝に桟橋を散歩していたら、門番はおらず勝手に出入り自由。
スイートルームの警備というよりは、どちらかというとパフォーマンス的な要素が強いようです。
門も開いているし、何事もなくその先へ進みます。
ジャパニーズスイートルームというだけあって、入口も日本風にしてありました。
もしかして、部屋の中は水上茶室のように畳が敷かれているのでしょうか?
部屋の様子まではわからないので謎のままです。
ついにコテージ桟橋の先端に到着です。
特に何かビックリするようなものは無く、屋根があるだけでした。
デッキチェアーみたいなものがあれば、ここである程度過ごせるのかも。
先端は階段になっていて海に入れます。
ただし、ここは水深も浅く、あまりシュノーケルには向いていない場所でした。
すぐ先(白波がたっているところ)はドロップオフになっていますが、潮の流れが速くて泳ぎが得意な人じゃないと流されそうでした。
つづく
次回は海の上に建つ水上コテージの様子がどんなだったかをご紹介していきます。