激突!JAL 対 ANAのホテル対決! 2日目のANAホテルをリポート
2018年10月下旬、仕事で長野、新潟に出張に行った際、宿泊先がJALとANAの系列ホテルにそれぞれ1泊ずつ宿泊することになりました。初日のホテルはすでにJALシティ長野で泊ってきました。
2日目は長野から新潟に向かいます。
ANAクラウンプラザホテル新潟に泊ります
ANAクラウンプラザホテル新潟はJR新潟駅から徒歩10分程度。タクシーなら駅から5分のワンメーターで来られます。大きな通りから脇に入ったところにありますが、高い建物もあまりないのですぐに見つけられます。
ホテルの外観
ホテルは建物がアーチ型となっており、部屋の位置によって見える景色も違うのかもしれません。正面は西側になりますが、こちらの方向は信濃川や日本海側になるので景色は良さそうです。ちなみに泊った部屋は裏(東)側でした。
車で玄関のすぐ近くまで来られるようになっています。屋根もちゃんとあるので雨にも濡れずに車の乗り降りが出来ます。
ロビーの絨毯と、フロントの壁は赤で統一されていました。といってもあまり派手さはなく、シックな印象です。
フロント向かって右側に売店のナチュラルプレイスがあります。
ブーランジェが腕をふるう焼きたてのパン、パティシエ自慢のスイーツ。ホテルの味をそのままに、テイクアウトでお楽しみいただけます。各種ギフトや、新潟のお土産も取り揃えております。(引用:ANAクラウンプラザホテル新潟公式サイト)
フロント向かって左側には「ラウンジ 越」があります。
吹き抜けの天井と壁一面の大きな窓から自然光が差し込む開放感あふれる空間。パティシエ特製のケーキ、コーヒーとともにくつろぎの時間をお過ごしいただけます。また、お待ち合わせ、ご商談にもご利用ください。(引用:ANAクラウンプラザホテル新潟公式サイト)
これ以外にもレストランは、「和食ダイニング 蔵」、「シーズンカフェ」、「割烹 萬代」、「中国料理 天壇」、「スカイバー リオンドール」があって、お好みに合わせて選べます。
部屋はスタンダードシングルルーム
部屋は10階の1019号室。
部屋は標準のシングルルーム。客室面積は16㎡で、JALシティ長野の部屋と同じ広さのようです。質感はこちらのほうが良かった印象です。クローゼットは入口ドア近くにあったりすることが多いですが、ベッドのとなりに洋服タンスがあって着替えがしやすかったので個人的には好印象でした。
窓側からの部屋の様子。
テーブルにはいろいろ備品が置かれていますが、ほとんど手つかずのままで帰りました。お茶セットがJALよりも多かったです。
冷蔵庫の中は飲み物が入っています。もちろん有料です。ホテルのミニバーはほとんど利用しないので、冷蔵庫は空の状態で自由に使える方がありがたいです。
ユニットバスは比較的新しい感じでした。アメニティは一ヶ所にまとめて置いてあります。シャワーを利用した際、シャンプー等が浴槽付近に置かれていなかったので少し戸惑いました。
部屋全体の装備・設備は以下の通りです。
テレビ・有料TV・電話・モジュラージャック・湯沸しポット・お茶セット・ミニバー・温水洗浄トイレ・ドライヤー・ウォッシュタオル・フェイスタオル・バスタオル・ナイトウェア・スリッパ・高速インターネット回線・ライティングワークデスク・エアコンディショナー・セーフティボックス(暗証番号方式)・読書灯・LANケーブル・ハミガキセット・シェーバー・ヘアブラシ・バニティキット(ヘアゴム・コットン・綿棒)・石鹸・ハンドソープ・ボディソープ・シャンプー・コンディショナー・スリープアドバンテージ(引用:ANAクラウンプラザホテル新潟公式サイト)
部屋からの眺めはこのような感じでした。左側の建物は普通のマンションで生活感があります。やはりビジネス客のシングルルームに良い景色を期待しない方が良いのかもしれません。宿泊の目的はあくまでビジネスですし。
朝食をいただくシーズンカフェはおしゃれな場所でした
1階にあるシーズンカフェが朝食会場でした。営業時間は6:00~10:00です。この日も6時前に到着しましたが、準備中ということで6時になるまでは入れませんでした。
前日のJALシティ長野の朝食会場は16階でしたが、ここでは1階にあります。よって外の景色が見えるような造りではなく、窓の先はロビーへとつながる通路が見えるだけです。しかし、窓がなくても、これはこれでまた良い雰囲気をだしています。
スマート&カジュアルがテーマの落ち着いたインテリアの中で、ビュッフェ形式のお料理や、ライブ感あふれるホテルシェフのクッキングパフォーマンスをお楽しみいただけます。お待ち合わせやティータイムにもご利用ください。(引用:ANAクラウンプラザホテル新潟公式サイトより)
ビュッフェ形式の朝食で入口より一番奥に用意されています。中央にはサラダ、飲料、パン等が置いてありました。
入口から見て右手側には洋食系のものがありました。
入口より一番奥側に和食系が用意されています。
スロージューサードリンクというものがありました。ピンクグレープフルーツ甘酒という珍しさに一杯飲んでみました。飲んでみた感想は、体には良さそうですが、一杯で充分でした。
パンの種類はJALシティ長野よりも多彩でしたが、JALの方が美味しかったと感じました。
フルーツ類はすでにカットされていますが、カットされていないものもあり、スタッフに申し出ればカットしてもらえるようです。
サラダはオーソドックスなものばかりですが、シャキシャキして新鮮さが感じられました。
ご飯は3種類用意されていて食べ比べができます。実際に食べ比べましたが、私には3種類のご飯の美味しさをそれぞれ表現できるほどの文章力はないので、壁に書いてあることを抜粋して載せます。
佐渡島産コシヒカリは、粒のしっかりしたお米で炊きたてはもちろん冷めても甘く美味しい。
新之助は、深いコクの豊潤な味わい。弾力ある食感と粘り、ふんわり広がる香りと甘み。
魚沼産こしひかりはうまみ成分のもとであるアミノ酸を豊富に含み、ツヤのある炊きあがりと粘りが特徴。
こちらはご飯のお供。地元の郷土料理っぽいものはJALシティ長野のほうが豊富にありました。
ここではオムレツをその場で調理してもらえます。オムレツに入れる具も数種類用意しているのでお好みに合わせて選べます。
オムレツを調理してもらいながらもう一つ県産黄金豚のハムステーキも調理してもらえます。とても上品なお味でした。
朝からソフトクリームとジェラートが食べられます。
コーヒーはレストランはもちろんのこと、テイクアウトして部屋でも飲めます。JALシティ長野でもテイクアウトできましたが、コーヒーをテイクアウト出来るのはとてもありがたいです。
スーパーフライヤーズ会員には特典があります
ANAクラウンプラザホテル新潟では、会員向けのサービスが用意されています。私の場合、宿泊した日現在で、IHGリワーズクラブ会員とANAマイレージのプラチナメンバーに名を連ねています。
2つともプラチナレベルの会員ですが、ホテルの特典であまり魅力的なサービスはありません。しかし、なぜかスーパーフライヤーズ会員だけが宿泊が通常料金の10%割引なのと、朝食の無料サービスがあります。しかし、今回の予約は代理店を経由し、かつ、朝食付きの予約だったのでいずれもその恩恵にあずかれません。
一応、フロントで3つの会員証を提示したところ、ミネラルウォーターとビールのサービスをしていただきました。それと、朝刊のサービスも提供されました。自分へのおみやげに持って帰ります。
JAL対ANA対決の結果は
初日にJALシティ長野、2日目にANAクラウンプラザホテル新潟に泊られていただき、自分の中で比較をさせていただきましたが、結果は引き分けです。
まず、ホテルをグーグルマップで検索すると、JALシティ長野は3つ星でANAクラウンプラザホテル新潟は4つ星ホテルとなっています。実際にANAの方がグレードが高いとは感じましたが、ランクが違うホテルの対決をしてしまっては圧倒的にANAが有利です。
しかし、朝食についてはJALに軍配が上がります。
料理の品数はANAのほうがあったように思えますが、JALは「トリップアドバイザーのおいしい朝食のトップ20」のランクインもうなずけるものでした。それにJALのレストランの方がホスピタリティがあったように思えます。
私はANAで陸マイラー修行もしましたし、ANAを推したい気持ちもありますが、そこは公平に判断させていただきました。
ということで、ここは引き分けにしたいと思います(一応スーパーフライヤーズ会員特典は評価の対象からは外しております)。
仕事的にはこのあと長岡にも立ち寄って東京に戻っています。上野ー長野ー新潟ー長岡ー上野とそれぞれの地域まで新幹線のグリーン車を利用してきました。仕事でなければこんなことも出来ないので次回ご紹介していきたいと思います。