ANA特典航空券の手続き前におさえておくべき8つのポイント

特典航空券の手続きをしてみて

2019年の夏に家族でハワイに行く計画を立てています。飛行機は貯めたマイルで行こうと考え、所定の方法で申し込みをしています。まだ全員分のチケットが確保できていない状態ですが、その際に気が付いたことをまとめてみました。

 

 

 

予約はネットか電話か

ネットか電話

予約方法はインターネット経由でパソコンから申し込むか、電話してオペレーターと話をしながら申し込むかは自分の判断で選べます。環境や状況によって申し込み完了までの時間が変化してしまう要素があり、どちらにしても一長一短あります。

スピードという点では、ネットの場合、パソコン性能や接続環境、それとタッチ入力によって差が出てしまいます。電話の場合はオペレーターにつながるまでに時間がかかってしまうこともあり、順番待ちで9時開始のスタートラインに間に合わない可能性もあります。

予約にかかる料金では、ネットの場合は、発券の手数料は無料ですが、9時になってから画面展開して行く必要があるので入力に手間取ると勝負に負けてしまいます。電話の場合は発券の手数料がかかりますが、9時より前にオペレーターに情報や希望を伝えたうえで、9時にほぼタイムロス無く受付してもらうこともできます。

ハワイ路線のような超激戦エリアでは多少の出費があっても電話で申し込みする方が獲得の可能性は高まります。1分1秒の争いをしなくても比較的取得しやすい路線ならばネットで申込みした方が手数料も無料なのでオススメです。

もっとも、ダイヤモンドメンバーが電話で申込みをされると、他の人は太刀打ちできない気がします。自分が希望する日にダイヤモンドメンバーが申し込みしないことを祈るしかありません。先に空席待ちをしていたところで、自分が同じステータスを持っていない限り割り込まれてしまいます。こればかりは運次第でしょうか。

 

落ち着いて予約するために

ネットでも電話でも申し込みをする時は事前に準備しておきたいことがあります。今回は電話だったので、その経験を基に説明していきます。

 

① 予約開始の9時前に行動

秒読み開始

電話ではなかなか難しいのですが、9時になる数分前にオペレーターと話せるようにできるがベストです。ただ、それを狙ってできるものではありません。電話してすぐにつながるとは限らず待たされる可能性もあるからです。待ち時間は相手の無いようによっても変わりますし、かといってあまり早い時間にかけると9時以降に再度かけ直すように言われます。

正直、時間をコントロールするのは至難の業ですが、8時55分くらいにオペレーターと話せるのがベストなのではと考えます。

ネットの場合はシュミレーションは事前にやっておきつつ、9時ピッタリにクリックできるように準備しておきましょう。

 

② 新規申し込みか変更手続きか

コールセンターに電話

「本日受け付け開始の航空券を取りたい」と最初に伝えた方が良いのかもしれません。ほんのわずかの差ですが時間を節約して話を進められます。特に受付開始9時前に電話した場合、端末を操作しているであろうオペレーターが、あれ?まだ受け付け開始日前なのでは?と戸惑っている様子が(勝手な思い込みかもしれませんが)なんとなく伝わりました。全員が355日前がいつなのかを把握しているとも限らないので、説明の冒頭に今日受け付け開始のものだと理解してもらうことがベストです。

 

③ 申し込みをする人の全員の名前

行く人誰?

電話では必ず聞かれます。自分の名前だけでなく、無料特典航空券を取りたい人数分の名前を伝えます。それと、特典利用者登録は済ませておかないと利用できませんのであらかじめ登録は済ませておきます。また、もし全員分の座席が取れず、一部の人だけだった場合、誰の分の座席を確保しておくか優先順位を考えておいた方が良いです。ステイタスを持っていない人の座席を確保させておいて、高いステイタスの人がキャンセル待ちとしたほうが優先順位は高くなります。

 

④ 出発地と目的地(羽田or成田、伊丹or関空など)の選択

空港イメージ

申し込む際にこれがわからないと予約の取りようがないので必須です。当然話の中で聞かれますが、会話の中に滑り込ませることでオペレーターも聞く手間が省けるので時間短縮になります。首都圏の場合、羽田発便と成田発便のどちらを指定するのか(大阪圏なら伊丹と関空)、きちんと説明しておきます。また、羽田発便で人数分の座席確保ができないときに成田発便で取ってほしいなどを最初に伝えておくと、時間が省けます。

 

⑤ 日帰りに近い日程(できれば同日便)で往復予約、後で復路を変更する

チケット

特典航空券の場合、355日前から受付開始となります。これは往路・復路ともにこの条件を満たしていないと予約できません。特にハワイの場合、復路便が条件をクリアするまで待っているとまず争奪戦からは出遅れてしまいます。しかし、ハワイは日付変更線をまたぐこともあって、同日の便で往復の申し込み例.1月1日羽田発便、1月1日ホノルル発便)ができます。これなら往路・復路ともに355日前となるので受付可能です。もちろん復路便は後で変更することが前提としているため、座席は確保できていても、キャンセル待ちでもどちらでも問題ありません。そして便の変更は手数料無料です。

後日、変更する場合もいくつか便があって選択できるのなら、第一希望の便指定と同時に、別便でも空いていれば取ってもらうように伝えておくと、より可能性が高まりまります。

また、座席の確保を優先するのであれば、何人かで別便に分かれても確保できることを優先するのか、確保できる人と空席まちになる人に分かれても同一便で予約するかまで検討しておくと良いでしょう。ちなみに出発・到着地を変更することはできないのであしからず。

 

⑥ シートクラス(エコノミー、ビジネスクラス等)

エコノミー最前列

こちらも希望どおりのシートクラスにならなかった場合に代替案は事前に決めておいた方が良いです。特にビジネスクラスを希望しているけど、全員分が確保できなかったときに、ビジネスクラスとエコノミークラスで分かれても席を確保するのを優先するか、あくまで同一クラスのみで確保できなければキャンセル待ちにするのかは決めておきましょう。

 

⑦ マイルの使用方法(自分のマイルとファミリーマイルの選択)

family_happy

ANAカードファミリーマイルとは?
ANAカードファミリーマイルは、家族がそれぞれ貯めたマイルを、特典に交換する際に、必要なマイル数のみをあわせてご利用になれるANAカード(※)個人会員限定のサービスです。ひとりのマイルでは特典に届かなくても、家族みんなのマイルを必要な分だけ足し合わせることで、マイレージライフの楽しみが広がります。
※ANAカードとは、カード券面に「ANACARD」と記載されているカードを指します。(ANAサイトより引用)

もし、家族にもマイルを貯めていて、その分から先に消費したい場合は、このファミリーマイルの制度を利用することもできます。誰の分から先に消費するか優先順位を付けておくと便利です。

 

⑧ 大人数の場合は、分割予約も視野に入れておく

分割

予約人数の中に複数の上級会員の資格を持つ人がいる場合は、資格保有者を分割して予約すると空席待ちでも有利に働きます。予約の分割は電話受付ならその旨を伝えるだけですぐにやってくれます。ただし、分割で一般会員だけ(のグループ)にしてしまうと、優先順位が下がるので状況に応じて判断をしてください。詳しい詳細はこちらのページにも載せてます。

 

 

まとめ

ゲットしたぜ

申し込みの際はやはりどうしても緊張します。特典航空券の枠は決まっていますし、そこの枠以上に希望者が殺到するわけですからどうしても争奪戦が始まります。ここで確保できるかどうかで旅行の計画そのものが変わってきてしまうので、きっとみなさんも相当気合いを入れて申し込みをしているはずです。

自分もそんな中で申し込みをしましたが、電話でのやり取りの中で判断に迷ってしまうことがあり、もし事前に想定しておけばよかったと思ったことを書きました。

すんなり確保できれば全く気にしなくて良いことばかりですが、もしもの時の参考にしていただければ幸いです。

もし座席が希望どおりにならないときにはどう対応するのかを自分の中で整理して伝えられるようにします。競争が激しいANAの特典航空券なのでとっさの判断力やスピードが航空券確保の道となります。

あせらず冷静にテンポ良く進められれば、きっと明るい未来に近づくのではないでしょうか。特典航空券をゲットして楽しく旅行をエンジョイできると良いですね。

我が家も全員分の特典航空券が確保できていないので偉そうなことは言えませんが・・・

 

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