海外ホテルに添い寝の子どもの追加とエキストラベッドを英語で依頼してみた

2019年のゴールデンウィークは前代未聞の10連休。それならばと、年末年始のお休み期間中に早々にシンガポールへ旅行する計画を立てました。

とりあえずはシンガポールまでの航空券と宿泊先を確保してあります。航空券はいつものANAですが、宿泊先はおなじみのSPG・マリオット系列ホテルを利用せず、今回初めてとなるIHGホテルグループのインターコンチネンタルシンガポールを予約しています。

 

すると、予約完了後にホテルから英語のメールが届きました。自分も英語で要望を伝える出来事があったのでその時のやり取りをご紹介します。

 

日本と外資の違い

豪華なホテルの部屋

日本の旅行代理店を通じてホテルや旅館に申し込むときは、1人あたりのお値段をベースに考えることが多いですが、、SPGやIHGのような外資系ホテルでは、1部屋あたりのお値段をベースにしていることが多いようです。なので部屋に泊る人数が多くなればそれだけ一人あたりの単価も安くなっていきます(といっても部屋に泊まれる人数は、設置されたベッドに通常寝られるだけの人数に制限されています)。

それに、外資系は日本よりも添い寝の子どもを無料としている年齢幅を高めに設定していることが多いようです。ホテルによって条件は異なりますが、ある一定の年齢までは子どもは無料となることが多いです。日本でも子どもの料金を大人の半額としていることもありますが、それよりもさらにリーズナブルといえるでしょう。

 

料金のシステム

SPGもIHGも公式サイトから予約を行う場合、添い寝なら無料の対象としている子どもを人数に含めて検索してしまうと、大人の数だけなら客室定員と同数でも宿泊可能な部屋の対象から外されてしまいます。この場合は、大人だけで検索・予約した後、添い寝の子どもがいることを伝える方法をとっています。

どうしてこのような紛らわしいことをしているのかわかりませんが、もしかすると「各ホテルによって添い寝で無料となる対象年齢が異なるためシステムで対応できない」とか「欧米では無料となる子どもを予約で人数に含める必要なしと認識していて、あえて子どもにも個別ベッドを与えたいといったときに人数に含める意思表示と捉えている」といったところなのでしょうか。

実際のところは不明ですが、インターコンチネンタルシンガポールを予約する前にカスタマーコールセンターに電話したところ、大人3人で予約した後でセンターに電話か直接ホテルに連絡して添い寝の子どもがいることを伝えて欲しいと言われました。

 

予約時のリクエストがきっかけ

特別なリクエスト

ということで、IHGの公式サイトから予約するときは子どもを含めずに申し込みをしました(今回予約したインターコンチネンタルシンガポールホテルは12歳未満までの子どもは添い寝無料)。画面展開をしていくと「特別なリクエスト」という欄があったので、念のためここに一言だけ追記しておきます(上の画面は予約完了後の確認画面です)。英語のみリクエスト可能とあるため英文を作成します。

 

グーグル検索

上記のことをグーグルで翻訳してもらい、エキストラベッドの追加も加えて文を作りました。一応最初に「プリーズ」も入れておきます(この翻訳はブラウザがGoogle ChromeでもMicrosoft Edgeでも可能でした)。

すると、後日ホテルからこんなメールが来ました。

 

Dear ○○○○ San,
Greetings from InterContinental Singapore!
The reservation has been created for 3 adults and we have noticed that you have left a note that a 7 year old child will be joining you.
May we inquire on the total number of guests staying for your reservation?
Thank you and we hope to hear from you soon!
Best Regards,
□□□□
Reservations Consultant

内容はなんとなく分かりますが、分からない単語もあったりするので翻訳します。

 

翻訳

右クリックをすると「日本語に翻訳」とあったので、これで自動翻訳してもらいます(Google Chromeを利用、Microsoft Edgeではできませんでした。スマホ・タブレットの場合はグーグル翻訳等のアプリが必要かもしれません)。

 

○○○○さん、
インターコンチネンタルシンガポールからのご挨拶!
予約は大人3名用に作成されたもので、7歳の子供が参加する予定です。
ご予約の宿泊客数の合計についてお問い合わせください。
ありがとうございます、私たちはあなたからすぐに連絡をお待ちしています!
宜しくお願いします、
担当者名
予約コンサルタント

日本語の文章としては多少違和感はありますが、内容は理解できました。

 

Thank you for message.
(メッセージありがとうございます。)
My english is not very good.
 (私の英語はあまり上手ではありません。
I will be going for a total of 4 people (3 adults,1 child) in singapore.
(私はシンガポールに合計4人(大人3人、子供1人)で行く予定です。)
So, could you add a extrabed if possible.
 (なので、可能であればextrabedを追加してもらえますか。)
Thank you in adveance.
(よろしくお願いします。)

そして返信したメールはこちら。先ほどのようにネット検索で「メッセージありがとうございます 英語」と入れて翻訳しながらメールを作成していきました。

 

Dear ○○○○ San,
(○○○○さん、)
Thank you for the email.
(メールありがとうございます。)
We have updated the reservation for the 7 yrs old child.
(7歳の子供のための予約を更新しました。)
The reservation is booked for the Twin Bed Deluxe Room and the extra bed are not able to fit in the Twin Bed room.
(予約はツインベッドデラックスルームのために予約され、エキストラベッドはツインベッドルームに収まることができません。)
But we are able to placed in the extra bed in a King Bed Deluxe Room.
(しかし、私たちはキングベッドデラックスルームのエキストラベッドに入れることができます。)
Kindly advised us if you would like to amend the reservation to a King bed room.
(予約をキングサイズベッドルームに変更するかどうかをお知らせください。)
Thank you and we look forward for the advise.
(ありがとう、そして私たちはそのアドバイスを楽しみにしています。)
Regards,
(よろしく、)
□□□□
(担当者名)
Reservations Consultant
(予約コンサルタント)

再びこのようなメールが届きました。(カッコ)の中は右クリックで日本語に翻訳をしたものです。なんと、予約したツインベッドのお部屋にはエキストラベッドが入らないようなので、キングベッドのお部屋を案内されました。

 

Dear □□□□,
(担当者名、)
Now,I’d like to amend the reservation to a King bed deluxe room.
(では、キングベッドデラックスルームに予約を変更したいと思います。)
I appreciate your kind advice.
 (あなたの親切なアドバイスに感謝します。)
Regards.
(よろしくお願いします。)

そして、最後に予約した部屋の変更までメールでお願いしてみました。メールのやり取りはこれで終わりましたが、無事こちらの要望を伝えることができてホッとしています。

 

おわりに

英語

グーグルが外国語を翻訳してくれるということは以前から知ってはいましたが、今回このような機会に翻訳機能を使わせていただきました。結果的にとても簡単に英語でメールのやり取りをすることができました。

正直言って英語は得意ではありませんが、いとも簡単に日本語以外で意思疎通ができるようになるなんて、技術の進歩ってスゴイですね。

ちょっと心配なのが、エキストラベッドの追加によって発生する料金のことがなにも書かれていません。これはサービスなのかが微妙です。もしかしたら現地で請求されるかもしれませんがそれはそれでしょうがないかなと思っています。でもせめて何かしらのアップグレードはして欲しいですね。そこは期待しています。

(IHGグループホテルの予約はこちらからもできます)

 

これから子どもを連れて旅行される方や、追加のエキストラベッドをお願いしたい方、またはシンガポールに行かれる方などはご参考にしてもらえれば幸いです。

 

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