’03 モルディブ・ヴィルリーフ旅行記 海に着水できる水上飛行機でダール環礁まで行ってみた
10時間以上かけて日本からモルディブまでやって来ました。
到着するまでの様子はこちらから。
しかし、空港から目的のホテルまではさらに離れているので、空港の近くで宿泊し翌日の朝出発します。
こちらは以前に別のホームページで公開していたのを、Yahoo!ジオシティーズ終了にともない移行・再編したものです。
フルレホテルで一泊します
空港からすぐ近くにあるフルレアイランドホテルにチェックイン。現地時間では午後8時過ぎですが、時差が4時間あるため日本時間だとすでに深夜0時を過ぎています。気持ちが高ぶっているのか、疲れは感じていますが、あまり眠くありません。
部屋にはバスタブはありませんでしたが、旅の疲れをとるためにもシャワーを浴びます。仕切りがあるので気をつけてシャワーを浴びれば、トイレ側の床がビショビショになりません。
部屋を出てホテル内をまわってみました。バーカウンターには日本人らしき人がいました。現地の人と話をしていたり、ノートにメモをしたりしていたので、おそらく旅行代理店の人たちなのでしょう。
プールは照明も付いていて利用できるようになっていましたが、風が強かったせいもあって誰も泳いでいませんでした。プールの周り以外は、照明が必要最低限しかありませんでしたので他は暗くてよく見えません。このへんで部屋に戻ります。
目が覚めて、時計を見ると午前4時30分。日本の時間なら8時30分でいつも起きる時間より遅いですが、二度寝して寝過ごすのも嫌なので、食事の時間まで散歩に出掛けます。
ホテルロビーの裏側(海側)。木が生い茂っていますが、手入れされてこの状態なのか、それとも無造作に生えているのかちょっと微妙な感じです。
プルメリアの花が綺麗に咲いていました。
フルレホテルも開業して3年ほどのようですが、まだまだ開発が途中のところもたくさんあります。海側も工事中でこれから整備していくような感じです。海を覗くと、魚が泳いでいるのがよくわかります。透明度があって綺麗な海でした。
8時10分集合なのでレストランがオープンする朝7時ぴったりに朝食会場へ来ました。あまり種類は多くありませんでしたが、ごはんとお味噌汁もあって違和感なく食べられました。
オープンしてすぐだったせいもあり、食べているのはほんの数組でした。
チェックアウトして、ロビーで待っていると旅行会社の人がやってきて再び空港まで車で案内してもらいます。
初めての水上飛行機
水上飛行機の乗り場に到着後、搭乗手続きもすべて代理店の人がやってくれたので助かりました。
水上飛行機を運営している会社はいくるかあるようで、今回はこの黄色と青の水上飛行機会社を利用するようです。
搭乗時間になると声をかけられ、乗り込みます。
機内はとても狭く、しかも空調機器がないので蒸し暑く、さらに人が乗っているので熱気ムンムンでした。汗だくになること必至です。
モルディブを空から眺めます
水上飛行機でヴィルリーフまでおよそ40分ほど。それまではインド洋の真珠と形容されるモルディブを空から見ることができます。日本からモルディブに来る便はほとんど夜に到着する便(2003年現在)なので明るい時間帯に空からの景色が見られるのは水上飛行機に乗らないと見れません。
モルディブの首都マーレ。小さな島に建物が過密しているのがよく分かります。
いろいろな形の環礁があって飽きずに景色を見ていられます。
フィリティヨというリゾートのある島。
こちらはきっとリゾートのある島では無く、現地の人が暮らす島と思われます。
あっという間に到着です。水上飛行機はヴィルリーフのある島に直接行かないで、島から少し離れた場所にあるイカダのような水上飛行機専用の乗降場所に降ろされます。特に説明も無く(英語で説明されても困りますが)、ただその場で待っているだけなので少々不安になります。
が、島の方を見るとドーニ(船)でこちらに向かってくる様子が見えたのでちょっと安心しました。
だんだんと近づいてくるドーニの先頭には日本人らしき女性の姿が。近くまで来て日本語で挨拶されたことで安心できました。
ドーニでゆっくりと島に近づきますが、この場所からでも島の面積がとても小さいことがよく分かります。島は長さがおよそ500mくらいで、幅が200mくらいでしょうか。
小さな島ですが、島全体を1つのホテルリゾートとして利用しています。モルディブでは1島1リゾートが基本です。
ドーニで島に着くまでに滞在中の簡単な説明を受けました。もちろん日本語での説明なので、とても分かりやすいです。
接岸間際にやって来たこのおじさん。太鼓をたたいて歓迎しているようなのですが、ものすご~くやる気の無いのが見て分かります。
この人の中で何かあったのかもしれませんね。ドーニから降りたとたんプイっと去って行きました。
あまり歓迎されていないのかな・・・
まとめ
日本を出発してから丸1日以上かけてようやくヴィルリーフに到着しました。空港から近いリゾートであれば前日のうちにドーニやボートでホテルへ迎えますが、ヴィルリーフの場合は船で行くには遠く、夜間は飛行機が飛べないため翌日に水上飛行機を利用してやってくることになります。
長い移動時間にはなりましたが、その道のりの中でいろいろな発見や感動がありました。単なる移動として考えずに、日常の生活では得られない旅先での貴重な体験ができると考えられればより一層楽しめると思います。
次回は島の様子をアップします。