’05 中欧3カ国周遊記③ 古都プラハを散策 歴史ある新旧市街地とカフェ文化を感じてきました
旧市街地へ向かいます
カレル橋を渡ってから向かった先は旧市街周辺。
ここら辺は周囲の様々な建築様式の建物と調和した広場は、12世紀に商人が移り住み発展した旧市街の中心地だったところです。
また、ボヘミアンガラスとして有名で、お土産屋にもガラス製品を扱うお店が多くあります。
まずは、旧市街広場に向かいますが、その途中で市役所の建物がありました。ヨーロッパの役所はどんなことをするのでしょうか?ちょっときになります。
こちらは以前に別のホームページで公開していたのを、Yahoo!ジオシティーズ終了にともない移行・再編したものです。
旧市街広場
市街地広場の中央には宗教改革の中心人物であったヤン・フスの像が立ち、放射状に道が広がります。
ヤン・フスの群像前で演奏している人たち。
カレル橋でもそうでしたが、若い人から年配の人まで音楽がとても身近にあって、みんな「音を楽しむ」といった雰囲気はとても感じられました。
ちょうど、お昼時の広場は観光客が集中して身動きが取れないほどになっています。
広場には聖ミクラーシュ教会があります。プラハを1日歩いて観光しましたが、至る処に教会がありました。そんなに近くに教会を作らなくてもいいのに・・・と思うくらいたくさんあります。
旧市庁舎の天文時計。毎時0分になるとからくりが動くので、そのタイミングで人だかりができます。
まぁ、観光中にタイミングが合えば見ておくと記念になると思いますが、わざわざ待つ必要があるかはその人の価値観によって違うのかもしれません。
旧市街広場の少し手前から撮影。中央の建物はティーン聖母教会。
火薬塔
1475年に造られ火薬庫として使用されたためその名がつきました。
昼食ではビールとチェコ風カツレツを
お昼はツアーに組み込まれているレストランに行くため、ツアー参加者が集合し、添乗員さんの後に付いていきます。
旧市街広場からちょっと距離があるレストランだったので、プラハの街並みを観光しつつ歩く。
昼食会場はそんなに大きなレストランではなく、名前も場所も分かりませんがローカルな感じのするところでした。
ビールと言えばドイツをイメージしてしまいますが、実は一人あたりのビール消費量ではチェコはドイツよりも多いそうです。
歩き回った後でのどが渇いていたものあって、ビールを頼むつもりでいましたが、それを聞いたらなおさら飲みたくなってしまいます。
チェコのビールでは、チェコで製造されるビールの概要について記す。
チェコ語でビールのことをpivo(ピヴォ)と呼ぶ。
チェコの国民1人あたりのビール消費量は世界一位である。2006年のデータでは、チェコ国民の1人あたりの年間ビール消費量は161.5リットル。ドイツの1人あたり年間ビール消費量115.8リットルよりも多い。チェコの消費量は日本人の消費量と比べた場合には、3倍ほど多い。
日本のビールのスタイルの主流となっているのはピルスナーであるが、ピルスナーはチェコのピルゼン地方のビールの流れを組むものである。
チェコではビールを「飲むパン」と呼ぶこともあるくらいに生活に浸透している。最も人気があるのは、ピルスナー・ウルケルであり、ビール好きの人間は朝食代わりにビールを飲むこともある。ランチやディナーでビールを飲むことも多い。ビールの販売価格も安く、ミネラルウォーターよりも安く販売されている。(wikipediaより引用)
料理は全員一緒でチェコのカツレツでした。日本でも馴染みがあるのでそんなに違和感なく食べられました。味は普通に美味しかったです。
カフェ・ヌーボー(カヴェールナ オベツニー ドゥーム)で一休み
午後の自由時間に、火薬塔の横にある市民会館1階にあるカフェにやってきました。
旅行当時はカフェ・ヌーボーという名前だったはずですが、名前が変わってしまったのでしょうか?
こちらのカフェは旅行前から事前にチェックしていたカフェでアールヌーボー様式の豪華なお店です。
おしゃれな店内も良かったのですが、せっかくなのでオープンテラス席を選んで座りました。
対応してくれたウェイターさんも丁寧な接客でとても居心地の良くていい雰囲気のカフェでした。
冷たいアイスコーヒーが飲みたくて注文しましたが、日本のように氷が入っているわけでもなく、どちらかというとぬるい感じでした。
ただ、コーヒー自体はとても美味しくいただきました。
新市街地
旧市街地から南の方へ向かうと、新市街地へ出ます。
14世紀に創設された新市街はプラハ経済の成長と共に発展し、現在はバーツラフ広場を中心とした一大繁華街と発展していて、広場の周囲にはホテルや銀行、ショッピング・アーケード、レストランなどが建ち並んでいました。
プラハ城から見た景色や旧市街とはまたちょっと違い、現代的なイメージ。
バーツラフ広場。広場というより大通りといった感じでしょうか。中央にあるのが、国立博物館。
建物自体は歴史を感じさせますが、やはり旧市街とは少し違い街並みが整備されていて現代風の趣が感じられます。
夕食はストラホフ修道院のレストランで
プラハ観光の自由時間を終え、お次は夕食会場に移動。場所はプラハ市街地から東側にあるストラホフ修道院の横にあるレストランでいただきます。
同じ修道院の中にはレストランペクロ(地獄)という洞窟内で食事ができるレストランもありますが、そこではなかったようです。
レストラン内は、我々以外は誰もいません。テーブルはツアーの人たちと相席でした。
ここでもビールをいただきます。日本のビールよりも香りが豊かでした。
チェコの定番料理であるグラーシュ(ビーフシチュー)。お隣の国・ハンガリーがグラーシュの起源のようですが、チェコ版としてアレンジされているようです。基本ビーフシチューなので抵抗感なく美味しくいただけました。
こちらのデザートは、個人的にあまり美味しさを感じられず、2口食べただけで完食できませんでした。見た目は美味しそうなんですが。
食事の後はホテルに戻りましたが、1日の疲れですぐに眠ってしまいました。
まとめ(チェコ・プラハ編)
プラハではほぼ1日歩き周りながらの観光となりました。
観光ポイントが集中していて歩く方が効率的で、逆に交通機関を使う方が移動が大変かもしれません。
ただし、歩いて観光となると、体力がないとちょっと疲れるかも。
カフェなどを上手に利用して適度に休憩しながら観光することをオススメします。
翌日の観光は同じチェコのチェスキークルムロフを観光しに行きます。