’05 中欧3カ国周遊記⑤ ウィーンで泊ったホテルは皇帝の元迎賓館でした。それとホイリゲって何?
チェコから出国します
午前中はチェコの南ボヘミア地方にある、チェスキークルムロフを観光してきました。ここは世界遺産にも登録されており、街全体が歴史的な建造物を観光することができるところでした。
昼食を済ませた後、いよいよチェコを後にして今度はオーストリアのウィーンに移動します。
こちらは以前に別のホームページで公開していたのを、Yahoo!ジオシティーズ終了にともない移行・再編したものです。
オーストリアとは陸続き
午後2時過ぎにチェスキークルムロフを出発しウィーンに向かいます。ここで注目したいのが、国境をバスで渡るということ。日本は島国で海に囲まれていることから、海外には基本的には飛行機で行くという感覚があったりします(船という選択肢もないわけではありませんが)。
それだけに、陸続きで国境を越えるというなんだか不思議な感じがしました。
国境付近の検問所まできました。こちら側はチェコで、向こう側がオーストリアです。
バスを停めて一人ひとりパスポートを確認していきます。
オーストリアに入国しました。
途中のガソリンスタンドで休憩。
ガソリンスタンドに併設されたお店がありました。おつまみ系のお菓子がたくさん売っていましたが、昼食を食べてから少ししか経っていないのであまりお腹も空いておらず、見るだけでした。
ガソリンスタンドから見たオーストリアの田舎の風景。自分の中でどことなく北海道のイメージと重なって見えてしまいます。
田舎っぽい景色から少しずつ都会の景色に変わってきて、道路の幅や車の交通量なども増えてきました。
ウィーンに到着
チェスキークルムロフからウィーンまでおよそ200Km。4時間ほどかかったようです。
午後6時30分頃に到着したのは、本日の夕食会場となる「Passauerhof Grinzing」。場所はウィーンの中心からやや北側に10Kmほどの場所にあるホイリゲです。
ホイリゲとは?
17世紀後半、オスマン帝国との戦争でウィーン市内ではワインを入手しにくくなったため、人々がウィーン郊外の農家に自家製ワインを買い出しに行くようになったのが始まりとされる。
1789年、当時の神聖ローマ帝国皇帝ヨーゼフ2世がウィーンの農家に自家製ワインの販売許可を発令して以来、毎年11月11日に樽を開封し、向こう一年間その年の新酒を販売するようになった。ホイリゲとは本来、「今年の」新酒をさすのである。
その後、自家製ワインと簡単な食事を提供する店の営業が許可されたのをきっかけとして、自家製「ホイリゲ」と料理を自宅の庭等で提供する居酒屋を「ホイリゲ」と呼ぶようになった。(引用:Wikipedia)
ホイリゲの奥へと案内されます。
席はオープンテラスで、プラハのときと同様にツアー客まとめて相席で座ります。ツアー3日目とはいえ、お互いの顔は認識してはいるものの、まだまだ気軽におしゃべりするほどなじんでおらず、なんとなくぎこちない感じでした。どの席も似たような感じです。
一人につき一杯の白ワインが配られました。ジョッキなのでけっこうな量が入っています。妻は下戸なので2杯分飲んでます。このワインがきたら、それぞれのテーブルで相席になった者同士カンパイです。ぎこちないですが。
ワインに合いそうなハムとチーズ。さすがに美味しいです。
そして肉料理が大皿で各テーブルに一皿で提供されました。
ここでも、なんとな~くどうしてよいのやら、遠慮がちに取り分けます。
それに、チェスキークルムロフからここまでバスに乗っているだけで体を動かしていないためか、あまり空腹感はありませんでしたし、お肉ばかりなのでちょっと胃に負担感ありです。
最後は結局残ってしまいました。
食事の途中で生演奏をしてくれました。
ホイリゲでは夕方に行くと、このようにバイオリンの演奏を聴かせてくれるようです。19世紀半ばにウィーンで活躍していたシュランメル兄弟がホイリゲで演奏を始め、評判になったのが始まりといわれています。
モーツアルト、バッハ、ベートーベン他、リクエストがあれば演奏してくれました。
食事をしながら生演奏だなんて、なんとも優雅な夕食です。
ホテルはシェーンブルン宮殿のすぐそば
ホイリゲでの夕食を終えると、宿泊するホテルに向かいます。今日から2日間お世話になります。
ホテルはオーストリア・トレンドパークホテル・シェ-ンブルン。路を挟んで向かい側にはシェーンブルン宮殿があります。
このホテルは、1907年にフランツ・ヨーゼフ一世の迎賓館だった建物を改装してホテルにしています。シェーンブルン宮殿、シェーンブルン動物園周辺はすぐお隣ですし、駅もすぐそばにあります。観光には何かと便利な立地にありました。
レセプション前。チェックインの手続きは添乗員さんが全部やってくれたこともあり、特に寄ることもありませんでした。
レセプション横にあるロビー。テーブルや椅子はおしゃれな感じがします。
ホテルの建物自体は古そうですが、日本にはない雰囲気があって、いかにもヨーロッパ的な趣のあるホテルだと思います。
部屋の様子
部屋がちょっと狭い感じがします。もっとも、観光から帰ってきて寝るだけなので別にいいのですが、ちょっと部屋の臭いが気になりました。歴史の臭いというか何というか部屋に入って慣れるまで時間がかかります。
それとエアコンがありません。ウィーンは日本の夏のように蒸し暑いわけではないにせよ、少し温度調節ができると良かったかも。
防犯上ちょっと気にはなりましたが窓を開けて寝ました。
浴室は可も不可も無くいたって普通でした。シャワーの水圧と温度は適度にあって問題ありませんでした。ちょっと臭ったかな。
朝食は舞踏会の会場で
朝食はホテルの舞踏会の会場をそのまま使用しているような場所でした。昔はここで舞踏会が開かれていたのでしょうか。
食事の種類はスペースの割にはさほど多く無かった印象です。
さすが本場だけあってハムとチーズの種類は豊富だなと一瞬思いましたが、単に交互に並べ立てあるだけで同じものでした。
味は美味しくて良かったんですけどね。
みなさん入口付近に集まって食べていました。その近くにビュッフェ場所があったからでしょう。我々はあえて人のいない逆側まできて食事をしていました。ちなみにみなさんと仲が悪いわけではありません。
まとめ
今回ご紹介したのはウィーンで有名なホイリゲというレストランと宿泊したホテルについてご紹介しました。この日は1日のうち半分くらいはバスに乗っていましたが、次回はウィーンでの観光した場所をご紹介していきたいと思います。