’19 シンガポール ナイトサファリを体験。夜行性動物の生態を観賞後は、アニマルショーで締めくくる。
つづきです
ナイトサファリツアーに参加してきました。出発から現地到着後、再集合までの自由時間はこちらでご紹介しています。
それではいよいよツアーのメインイベントであるエクスプレストラムに乗車してナイトサファリを体験してきます。
JTBツアーの乗り場は裏口から
19時15分のナイトサファリ開園に向け、みなさん並んで待ってます。
JTBツアー参加者は一度入口付近に再集合した後、一列に並んで奥へと進んで行きます。一般の入口とは明らかに導線が違うようで、ウルウル・レストランのさらに奥の方へ案内されます。
VELTRA(ベルトラ)ではこのJTBツアーも扱っています。
そして、専用の入口を通ってトラムの乗り場へ向かいます。
少し奥の方まで案内されるがままにガイドさんに付いていくとトラム乗り場に到着。JTBのツアーだと、日本語対応のトラムに優先して搭乗できるのが強み。動物についての詳しい説明を聞きながら楽しむことができます。
通常だとチケット購入とは別に日本語専用トラムの申し込みを販売所で購入・予約する必要があって、早い時間のトラムから埋まる傾向があるため、自分が希望する時間の日本語対応トラムに乗れない可能性もあります。
イヤホンを接続して数字を3にセットすれば日本語が聞こえてきます。操作は簡単で、ボリュームの上げ下げか、言語選択の2つしかないので感覚で分かります。
日本語音声解説と同時進行で動物が見たい人は先頭の車両へ、気に入った動物を振り返ってゆっくり眺めたい人は後ろの車両へ座ることをオススメします。
ここでふと疑問に思ったのが、多言語に対応しているなら別に日本語専用トラムじゃないし、どのトラムに乗っても日本語で聴けるんじゃないの?
もしかすると日本語(多言語)に対応しているトラムがあまり無いのかもしれませんけど、真相はわかりません。
出発した直後は、日の入り直前だったのでうっすらと明るいのですが、今日は雨が降りそうな曇りのためあまり明るさは感じられません。
そんな感じなので動物を撮ろうとしても明るさが足りず写真がブレまくります。
しかも、目の前に動物がいることがほとんどなく、遠くの方にいるのを目をこらして見るのが精一杯。
明るさ、トラムの動き、揺れなど写真を撮る悪条件が重なっているので、出発前から高感度設定にしておいたほうがいいです。途中で設定を変えようにも暗くてボタンの位置さえ見えづらい。
ちなみにフラッシュも禁止です。うっかりフラッシュをしようものなら、トラムを停車して注意されます。
これが一番上手に撮れた写真。ゾウの動きがゆっくりとしていて助かりました。
なんだかよく分からないままおよそ40分の乗車時間も終了。う~ん、もっと間近で見てみたい気もしました。
夜行性の動物は夜になると動きが活発=俊敏に走り回っているのかと勝手に想像していましたが、どうやらイメージが先行しすぎていたようです。
乗車する前はこんな感じで見られることもあるのかなと思っていましたけど、そんな様子はまったくなし。過度な期待は持たない方がよさそう。そもそもトラムが走る道路まで寄ってこれるようになっているのかしら?
きっと、野生の動物なので人間(が乗っているトラム)に突進してくるようなことがないように、工夫がされているのではないでしょう。なので通常ではこんな近くまで寄って来れないと思います。
どちらかというと、暗い夜のジャングルを探検しに行くという環境設定と併せて想像を膨らませながら楽しむことが大切でしょう。
トラムから降りた後も、JTBツアー客は一般とは異なる別ルートが設けられていました。
クリーチャーズオブザナイトショー
お次はクリーチャーズオブザナイトショー。カワウソ、アライグマ、ハイエナなどの動物が次々と登場して動物の習性や捕食能力等の実演を交えてのもの。比較的小さい動物がメインのショー。
ここでもJTBツアー客は事前に席を確保しあり、並ぶことなく優先的に案内してもらえ、席に着くことができます。これは時間の無駄も省けて効率が良くとても楽ちんです。
ただ、JTBが確保している席は後ろの方の一画となります。贅沢かもしれませんが、ショーに出てくる動物が小さいだけにもう少し前の方が良かったかも。
まだ前の方の席が空いていて、ガイドさんに言っておけば座らせてくれるのかも?後ろの方の席でも周りも日本人だと少しだけ安心感がありますけどね。
木を伝ってエサをもらいに来るアライグマ。このあと、しっぽを使ってぶら下がる様子なども見せてくれました。
カラフルな照明の中やってきたのがハイエナ。日本ではあまりいいイメージがないハイエナですが、ちゃんと調教しているようです。さすがに池の向こうからの出演だけで、手前のステージには来ませんでした。
そして、観客の中から選ばれた人が大きなヘビとともにステージに戻ってきます。ヘビを持ちながらいろいろとトークしていました。
もちろん全部英語ですので何言っているのかはよく分かりませんが。
司会の人はハイテンションながら、観客の心をつかんで進行していたように見えました。
カワウソがゴミを散乱しているゴミをきちんと分別してくれる様子。たまに遊びに行っちゃうカワウソもいましたが可愛らしい行動にみなさん癒やされていたようです。
およそ20分のショーでした。
ショーが終わったのが21時前。この時点でツアー終了。ガイドさんからも、ショーが終わったら帰りの送迎を付けている参加者以外はその場で解散となる旨伝えられていました。
ツアー後もナイトサファリを楽しみたい方へ
もし、この後自分の足で見てみたいなら、ウォーキングトレイルで自由にお目当ての動物を探しに散策の可能です。
トレイル(ルート)が4つあります。
①「イーストロッジトレイル」マレートラ、ブチハイエナ、ボンゴなど
②「レオパードトレイル」ウンピョウ、ヤマアラシ、キリン、コツメ・カワウソなど
③「ワラビートレイル」かわいいワラビーを至近距離で
④「フィッシング・キャット・トレイル」スナドリネコなど
さすがに全部歩いて行くのは体力的にも時間的にもキツイので、お目当てのトレイルを事前に選んでおくことをおすすめします。
残念ながら我が家は体力的にも無理はせず帰ります。
ナイトサファリから帰る方法
帰りはタクシー、バス(最終は22:00。曜日により変更あり)、電車で帰れます。案内によると、
<タクシー>
料金:約30SGD
市内までの時間:約30~40分(交通状況により異なります)
<バス&電車>
料金:約1~2SGD
市内までの時間:1時間~1時間半(交通状況により異なります)
例:ナイトサファリ→マリーナスクエア
1.シンガポール動物園コーチベイまで徒歩
2.MRT「Khatib」駅までバスで移動
3.North South Lineの「Marina South Pier」行に乗車
4.「City Hall」駅にて下車
5.マリーナスクエアまで徒歩
これだけを見ると、圧倒的にバス・電車の方が安いですが、帰り方の例を見る限りではちょっと大変そう。それに時間もタクシーの倍かかりそうです。
タクシーが一番効率的
もしツアープランで帰りの送迎も付けて申し込んだ場合、一人あたりプラス20SGDが追加となります。我が家は4人なので80SGDの追加です。ちょっと割高なので自力で交通手段を見つけた方が良さそう。
ツアーガイドさんも3~4人ならタクシーで帰ることを一番オススメしていました。
ちなみに、タクシーの他に電車やバスもあって、この看板のあるところで申し込みをするようです。
でも、行列いう意味を知らない人たちを押しのけて、かつ、言葉の壁を感じながら帰りの交通手段を伝えるのはなかなかハード。
そこまで苦労しながらも、電車なら最寄り駅まで、バスならバス停までしか運んでくれません。時刻表の動きに合わせなくてはなりませんし、到着してもそこから徒歩なりで宿泊しているホテルに向かうのは疲れそう。
それならやっぱり帰りはタクシーしか考えられず、乗り場に直行。
乗り場ではタクシーが並んで待っていたのですぐに乗れました。
タクシーなら乗り場からホテルのロビーまで送ってくれるのでとても楽です。
しかもナイトサファリからインターコンチネンタルホテルまでのタクシー料金は23SGD(約1,955円)でした。
この金額なら断然タクシーで帰る方が便利です。時間の節約と体力温存という観点からすればお金には換えられないものを浪費せずにできました。
おかげで無駄な体力を使わずに済み、明日に備えてすぐに就寝です。
まとめ
トラムに乗ってのナイトサファリ。貴重な体験をすることができましたが、正直言うと、暗闇の中で動物を見るのはちょっと大変でした。
停車してくれるポイントもありますが、基本的にトラムは走り続けているのでゆっくり見たくてもすぐに過ぎ去ってしまいます。
なので、もし自分のペースで見たければウォーキングトレールで歩いて見学したほうがいいかも。
ただ、トゥンブアカ・トライバルダンスは前方の席で、クリーチャー・オブ・ナイトショーはツアー参加者優先席で見られたのは良かった。
効率的に見て回れたのはこのツアーのおかげです。それを考えればツアー代金はかなり破格な気がします。
もしナイトサファリに行かれるのであれば、VELTRA(ベルトラ)で購入することを強烈にオススメします。
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