’19 シンガポール・マリーナベイ周遊記 3大がっかりのマーライオンで本当にがっかりしてしまった!
がっかりしてしまう観光ってどこ?
「世界3大ガッカリ名所」というのをかつて聞いたことあります。
せっかく観光に来たのに、実際はたいしたものでもなく、みんながっかりして帰って行くという名所。それってどこだっけ?
知っているような、知らないような・・・ガッカリする場所なのでどうでもいいのですが一応どこか改めて確認してみました。
がっかりスポット①:ベルギー・ブリュッセルに設置されている小便小僧。実物を見たことはありませんが、こちら小僧だけに60㎝と小さいのだとか。
これだけのためにわざわざベルギーまで行く人はいないでしょうけど、これをみて感動する人がはたしているのかどうか。
がっかりスポット②:デンマーク・コペンハーゲンにある人魚姫の像。
こちらも実物を見たことはありませんが、見学できる場所からけっこう離れているうえに、対岸には工場があったりとファンタジーをイメージできず、現実を見せられているような感じなんだそうです。
がっかりスポット③:最後にマーライオン。シンガポールが国として発展していることもあって、マーライオンも進化していて、昔にいわれていたようながっかりスポットから脱却しているようです。それに、ここには何回か訪れているので、どんな場所か理解しているつもりです。
それなのにどうしてガッカリしたのか!それは・・・
こんな時期に
なんと、メンテナンス中でした。期間は2月26日から5月6日までの69日間で工事が実施されることを公表しています。
期間は約3ヶ月。建国50周年ということもあって、念入りにしているのかもしれませんがそれにしてもちょっと長くないですか。
日本のゴールデンウィーク10連休(4月27日~5月6日)と重なっています。シンガポールにもこの大型連休を利用して多くの日本人観光客が訪れるはずですが残念ながらマーライオンは観光できません。
日本の大型連休に少し気を遣って欲しいところですけど、まぁ、他国の事情を考慮するのは無理ですね。
自分も含めマーライオンを観光しにきた人にとって、まさに「がっかり」した瞬間だったのではないでしょうか。
ちびマーライオンは健在
マーライオンがメンテナンスしている中、すぐ背後にあるちびマーライオンに人が集中しています。いつもならこっちにもあるから記念に写真を撮っておこうかくらいの、あまり見向きもされない薄い存在ですが、今日は大賑わい。
マーライオンを見るのを楽しみにしていたうちの娘ですが、こんな形になってしまったのはとても残念。
お互いちびっ子同士だし、本人もこれで充分満足していたのでこれで良かった・・・そう思うようにします。
マリーナベイはマーライオン以外にも見所はたくさんあります。でも曇り空だとイマイチ映えませんね。
夜景なら曇っていてもあまり関係無いし、また夜に来よう!
さすがに同じ日にもう一度行く気にはならなかったので、後日、家族が寝静まったタイミングを見計らって行ってきました。
夜こっそりと
タイミングは2日後。ユニバーサルスタジオシンガポールで思いっきり遊んで来たのでみんな疲れてます。
ホテルに着いたらすぐにシャワーと歯磨きを済ませベッドに入れば即就寝。
自分も疲れてはいるものの、一人で自由気ままに行動したいという思いのほうが強く、家族に一言伝えて部屋を出ます。
インターコンチネンタル・シンガポールからだと徒歩で30分強かかりますが、歩いて観光するのもそんなに悪くないかも。
徒歩で向かう途中、JWマリオットホテルを通りました。ここもステキなホテルですね。宿泊先のホテルとして最後まで候補に残っていたのでとても気になります。
マリーナにはエスプラネードシアター側からの到着です。マーライオンの近くの眺めもいいのですが、ここからの眺めもなかなか捨てたもんではありません。
エスプラネード橋を渡ってマーライオン近くまで行きましたが、こんな時間でしかもメンテナンス中なので比較的空いていました。
帰りはMRTで
ほんの僅かな時間でしたが、家族に気を取られることなくマリーナの夜景が見れて満足です。時刻もだいぶ遅くなってきたのでそろそろ帰ります。
さすがに暑さと疲れで歩いて帰るのはちょっと厳しいので、最寄りの駅からMRTを使って帰ろうかな。
マーライオンの後ろには道路を挟んで有名なフラートンホテルがあって、その近くにラッフルズプレイス駅があるようです。ガイドブックをたよりに歩いて行きます。
せっかくなので、ちょっと遠回りしてシンガポール川沿いを歩いて行く。川沿いの夜景もなかなかです。こちらはアンダーソン橋。
川沿いは有名なレストランが多く集まる地域でもあります。その賑わいを期待していましたが、時間が遅くて人があまりいません。
再びフラートンホテル。高級なホテルなのでいつか泊ってみたいですね。
ラッフルズプレイス駅の時刻表をみるとどうやら最終電車のようでした。これを逃していたら歩いて帰ることになっていたのかも?あぶないあぶない。
ラッフルズプレイス駅からブギス駅はわずか2駅。外国の電車に夜一人で乗るのはいささか不安もありましたが、アブなさそうな人もおらず、無事に到着です。治安の良さは日本とあまり変わらないシンガポール、さすがです。
まとめ
実はシンガポール旅行の出発前から、マーライオンがメンテナンスに入ることは知っていました。ただ、メンテナンス期間が3ヶ月以上も予定していることから、最大期間を見積もって日数を出しているだろうし、予定期間前には終わらせてくれているだろうと希望的観測を持っていました。
ですが、やはりそうはいかず、ちょっと考えが甘かったようです。
しかし、メンテナンスにそれだけの期間がかかるなんて、どういう作業をしているのか教えてほしいものです。
ただ水を吐くだけのこのマーライオンが、まさか超精密な造りになっていて作業が困難を極めるとか?
いずれにしても工期はもっと短めにお願いします。
みなさんもマーライオンのメンテナンス期間はチェックしておいた方が良いかもしれません。
知っていればがっかり度も最小限に抑えられるかも?
それでは良いご旅行を!