ディズニーの「ゲストアシスタンス」がいつの間にか「ディスアビリティ」サービスに変更していた!

ディズニーシーに新アトラクション誕生

ソアリン

今年の7月23日にディズニーシーに新しくできたアトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」がグランドオープンしたという情報が入ってきました。

どんなアトラクションができても、そろそろ50代に突入しそうなオッサンの自分には「ふ~ん、あっそうなんだ」くらいにしか思っていませんでした。

そもそもディズニーリゾートには、夢と希望がたくさんある娘のために行くようなもんです。自分が夢を見るにはちょっと歳を重ねすぎた感も否めません。

それはさておき、ディズニーシーは、ディズニーランドよりも身長制限でひっかかるアトラクションが多かったのですが、ようやく娘も全てのアトラクションで遊ぶことができる117㎝以上にまで身長が伸びたこともあって遊びに行ってきました。

ソアリンも含めて、まだ未体験のものが多くあるので娘もとても楽しみにしています。

 

変更されていたことを初めて知る

ディズニーリゾートに遊びに行くときは、当日にゲストアシスタンスカードを速やかに受け取れるよう事前に電話で申し込んでいます。

今回もそのつもりで、公式サイトを検索してみると、なかなか「ゲストアシスタンス」の文字が見つかりません。あらためてよく見てみると、サービスの名前が「ゲストアシスタンスサービス」から「ディスアビリティアクセスサービス」という名称に変更していたようでした。

前日にインフォメーションセンターにして電話してどのようなサービスなのか聞きたかったのですが、18時過ぎに電話したら営業時間終了のアナウンス。なので現地で直接確認しながら登録してみました。

その結果、今までのような事前登録では無く、直接ディズニーリゾートに行って登録する方法になっていました。

 

障害者手帳等が必要です

障害者手帳

公式サイトの「よくあるご質問」を確認すると、基本的には「ゲストアシスタンスサービス」の時とサービスはあまり変わっていないようです。

変わった点としては、身体障害者手帳等の提示が必須になったことでしょうか。

この対象となる手帳というのは、
・身体障害者手帳
・精神障害者保健福祉手帳
・療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
・被爆者手帳
・戦場傷病者手帳
※厚生労働省および地方自治体が発行しているものとなっています。

きっと、お手伝いの必要の無い人が「ゲストアシスタンスサービス」を不正利用していたケースが多かったのが原因だと容易に想像できます。(違っていたらごめんなさい)

それと、登録の際はサービスを受ける本人と1人以上の同伴者が一緒に登録する必要があります。

 

サービスの登録が必要

ゲストリレーション

ディスアビリティアクセスサービスを利用する場合は、登録が必要となります。この際、身体障害者手帳等の提示と、本人確認のための写真撮影をします。ここが、ゲストアシスタンスサービスの時との大きな違いです

それと、登録は東京ディズニーシーの場合、総合情報サービス施設となるゲストリレーションでの登録のほか、各アトラクションの入口付近でもキャストに声をかければ登録が可能です。登録するための端末をキャストが持っているので、わざわざゲストリレーションまで行かなくてもいいのはとても便利です。

実際の登録手順としては、

①キャストに声をかけてサービスの申し出をする。

②身体障害者手帳等とパークチケットを提示する。

③キャストが持っているスマホで本人の写真を撮って登録をする。

と登録自体はさほど難しいものではなく、簡単にできます。

また、複数の人のeチケットをアプリに登録する必要があるので、どれが本人のものなのかニックネームを入力しておくと便利です

 

ファストパスとの併用はできる?

事前情報として、実はここが一番知りたいことでした。

結論からいうと、ディスアビリティアクセスサービスとファストパスとの併用は可能でした。

 

スマホ画面

アプリなら取得したファストパス等が順番に並んでくれますし、ディスアビリティアクセスサービスも一緒に並んでくれます。しかも、利用する予定の時間順にアプリに表示されるので、とても管理しやすくて便利です。

いつのまにか、こんなに進化していて、ビックリです。

障害のある家庭にとっては、このディスアビリティアクセスサービスは本当にありがたい存在です。このお陰で我が家も毎度ディズニーリゾートを楽しむことができています。もし、この制度がなかったら、きっとファストパスのみでアトラクションを利用するか、10分待ち程度のアトラクションを探し回るかになってしまうかも。そう考えると感謝の気持ちで一杯です。

ありがとう!ディズニー!

 

ソアリンに乗るために

当日の開園は8時。ソアリンができて1ヶ月経ちますが、なんと6時間待ちの行列ができたときもあるそうです。しかも開園10分程度で当日のファストパスすべてが発券終了してしまうという異常事態。

6時間待ちなんてとてもじゃないけど我が家は無理!

となれば厳しい条件ではありますが、ファストパスを取ろうと朝7時から交替で並んで待ちます。

ディズニーオフィシャルリゾートに宿泊している人たちは開園15分前には入場できるので、その人達は優先的にファストパスを取ってしまうだろうから、後から入る自分たちは1分1秒の勝負です。

 

アプリ

しかも、ディズニーアプリを使ってソアリンのファストパスを取らないと、ほとんど不可能。そのためにはeチケット登録が必須条件となるので、「スマホがあると便利」なのではなく「スマホがないと圧倒的に不利」です。

我が家は入場してすぐにソアリンのファストパスをゲットできましたが、それでも利用時間は18時でした。すごい争奪戦でした。

 

おわりに

ディスアビリティアクセスサービスを利用してみて基本的にはゲストアシスタンスサービスと使い方はほとんど同じなのでホッとしました。

違うところは、手続き的には身体障害者手帳等の提示が必須となったことと、本人の写真を撮ることくらい。それと、登録を各アトラクションにいるキャストに言えばできるようになったのはとても便利になりました。

アトラクションを利用する時はスマホのeチケット(紙のチケットも同様)にある2次元コードを読み取らせて確認するシステムでした

これらはアプリで管理できるようになったことで実現できたものなのでしょう。

今後も、どんな人がディズニーで遊んでもストレスを感じること無く楽しめる夢のある国であってほしいものです。

 

ディズニーの「ゲストアシスタンス」がいつの間にか「ディスアビリティ」サービスに変更していた!” に対して4件のコメントがあります。

  1. 匿名希望 より:

    お久しぶりです。こちらこそ前回のゲストアシスタンスカード(新名称:ディスアビリティアクセスサービス DAS)の項目でも、コメント頂き、有難うございます。ブログを読まさせて頂きました。DASの使い心地はいかがでしたか?
    新アトラクションのソアリンについてですが、ソアリンにいち早く乗る方法(ハッピー15エントリー どちらかのパークにいち早く入園できる方法)としては、オフィシャルホテルは残念ながら対象外ですね。ハッピー15エントリーの対象ホテルは、「ディズニー直営ホテル(アンバサダー・ミラコスタ・ランホ・セレブの4ホテルです。)」宿泊者だけで、しかも宿泊期間中だけなんですよ。ディズニーホテルは私も過去に泊まったことがありますが、凄く便利です。またソアリンにそれ以外に並んで待たずして乗る方法は、「バケーションパッケージ若しくは、ワンダフルバケーションプラン」を利用することですね。何故ならこれらのプランはセットプランであるため、ホテルの宿泊費に加えて、時間指定がないFPや、初日から行き来できるパスポート・モノレールの乗車券・ポップコーンバケット・オリジナルグッズやガイドブック・フリーとリンク券などが、含まれています。中でも時間指定がないFPは、とても嬉しいですよね。その中でも特に、ソアリンに乗りたいのであれば、FP(A付き)プランを選ぶことですね。FP(Dのみ)ではダメですよ。但しホテルのみのプランに比べて、やっぱり割高なので、十分にご注意くださいね。バケーションパッケージプランも、私は過去に利用をしましたが、とっても便利ですよ。いつかはバケーションプランで、行けれるといいですよね。

    1. syougaienjoy より:

      どうもこんばんは!ご無沙汰しております。
      ディスアビリティアクセスサービスは、障害者手帳を持って行くのを忘れないようにしないといけませんがなかなか良い制度だと思います。
      これなら今までのような不正も無くなるでしょうし。アプリとの相性もバッチリなので便利でした。
      それと、ディズニー直営のホテル、改めて調べてみましたがすごい人気で予約もなかなか取れなさそうですね。それにお値段も我が家が気軽に手を出せる金額ではなさそう・・・でもいつの日か宿泊してみたいです。どうせならファストパス(Aプラン)付で!そしたらソアリン乗りまくりたいですね。
      そんな日が来ることを願って仕事を頑張ります。

      1. 匿名希望 より:

        お久しぶりです。そして遅くなりましたが、コメント有難うございます。ソアリン、私も昨年の秋に、初めて乗りましたが、とっても感動をしますよね。やっぱりバケーションパッケージのファストパスは(A付きのもの)、とっても便利です。私も障碍者手帳所有者ですが、ここから本題に入ります。ディズニーリゾートもついに、現在あるDASに加えて、今年の(2020)年の4月から、新たにパークに入るのに必要な、「パスポートの障碍者割引が導入される」ということを、公式よりテレビなどでの発表がありましたよ。これでより一層、障碍者手帳所有者が、両パークを思う存分に楽しめれそうですね。
        しかしその件についても、早速運営側に確認をしましたが、障碍者向けのチケットを買うのには、やはりそこでも係員による障碍者手帳の確認が必要なため、現在のところは当日、両パークのチケットブーツで、並んで買うしか出来ないようです。勿論事前に、ディズニーストアーやネット、コンビニなどから購入することも、現在のところでは出来ませんので、くれぐれもご注意くださいね。但しディズニー直営ホテル宿泊者に限り、宿泊期間中のみ、宿泊ホテル内でのみ、障碍者向けのチケットが買えます。(4月1日以降)お互いにこれからも、思う存分に、ディズニーを楽しみましょうね。

        1. syougaienjoy より:

          ごぶさたしております。
          障がい者割引がされるということは何かのニュースで見ました。これはとてもありがたいことです。
          でももし障がい者であっても健常者と同じレベルでディズニーを楽しむことができれば、障がい者割引という制度はなくてもいいかなとも思っています。
          どちらかというとアメリカがそんな感じみたいですね。これもどこかで聞いた話なのですが、アメリカではディズニーに限らず障がい者であっても健常者と同じレベルでサービスと提供する代わりに障がい者割引という制度がないというようなことを聞いたことがあります。
          ディズニー側には今後もそういった工夫も追求していってほしいですね。
          もちろんDASで充分に健常者との差を埋めているとは思っていますけど、今後もディズニーには期待していきたいです。
          しいて言えば、割引チケットを購入すると同時にDASにも登録できるようなシステムがあると便利かな~なんて思いました。
          では、お互い今後もすばらしいディズニーライフを満喫しましょうね。

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