’19シンガポール たった1人だけプレミアムエコノミーのアップグレードに成功

ステータスを持つ会員として

日本からシンガポールまでの搭乗便では、プレミアムエコノミー席にアップグレードできるチャンスがあったものの、娘に猛反対され残念ながら断念しました。なので家族揃って横一列で仲良くエコノミー席に座ってきました。

 

購入したシートクラス以上の値段や快適さを無料で得られるアップグレードであっても、娘にとってはそんなよくわからない大人の事情より一緒に座って飛行機の乗れないことのほうがより重要なんでしょう。

悲しい思いをさせてまでアップグレードすることは無いとは思いますが、せめて帰りは何とかならないだろうか。

 

プレエコ

一般庶民としてはせっかくだから、上級会員としてのステータスを感じてみたい。しかも、この無料アップグレードは今年(2019年)の9月末をもって廃止される予定だから、なおさら挑戦してみたいけど、娘はやっぱり反対するだろうな・・・

 

あの反応はどこへやら

子どものOK

それとなく、帰りはパパと席が別々になるからお隣はおばあちゃんに座ってもらって飛行機に乗って欲しいと伝えたところ、あっさり了解。

う~ん、シンガポールに出発する前のあの猛反対は何だったのだろうかというくらい躊躇なくOKしてくれました。

一応、滞在中にも何回か確認しましたがその都度「いいよ」と答えてくれます。

娘の了解ももらったので、これでやっとアップグレードに挑戦できるぞ!

 

ラストチャンス

夜の飛行機

夕方に元気いっぱいで乗り込んだシンガポール行きの出発便と違い、日本に戻る帰りの便は深夜にシンガポールを出発します。

特にすることもなくただ寝るだけのフライトなので一緒にいなくても大丈夫だと思いますし、何よりも娘の了解も得ているので、最後のチャンスでアップグレードを狙って行きたいと思います。

 

すでに満席か

滞在中もプレミアムエコノミークラスの空席状況をチェックしていると、3日前の時点でなんと空席が9席あります。旅行前に確認したときから9席あったので内心「これはいける」と思っていました。

しかし、24時間前のオンラインチェックインの際に即座に変更をかけるも空席が見当たりません。

何かの間違いか?今まで9席あった空席がたった2日間で満席に?どういうことかよく分かりません。

何回か試したものの、変更できない(空席なし)状態は変わらなかったため諦めて寝ました。

せっかく深夜の0時過ぎまで頑張って起きていたのに、無駄となってしまいました。

 

チェックインカウンターで確認・交渉

シンガポール・チャンギ空港に到着後、チェックインの際にアップグレードできるか聞いてみたところ、

日本語ワカラナイ、と。いや、下手ですいませんが英語で問いかけたはずなんですけど・・・

そこで近くにいた日本人スタッフを呼んでもらって通訳してもらいながら頼んでみました。

まずはオンラインチェックインでは座席変更ができない(満席であるように見える)。しかし有償ならネットで購入できる状態。つまり空いている席があるのではないか?空席があるのに変更できないのはおかしいのでは?と質問してみました。ネットで変更できない理由はわからないが、有償とアップグレードでは分けているのではないかとのこと。でもアップグレードの条件は「空席があれば」とあるのだからできないのはおかしいと伝えます。

すると通訳を通して、この場で確約はできないが、アップグレード可能なのはSFC会員(私と妻)だけ、調整して空席があればゲートでお知らせする。もし二人分のアップグレードができたとしても席は離ればなれになってしまうとのことでした。

SFC会員としてプレミアムエコノミーにアップグレードできる資格をもっているのだからこの場で確約してもらいたかったのですが、家族も待たしているし、この条件で妥協しました。

ちなみに、ビジネスクラス(事前確認では15席以上)も空いているのだからそっちにアップグレードしてもらえないか聞いてみたところ、即座に「NO」というお返事。そもそもアップグレード対象の航空券ではないからダメらしい。

ダメ元で言ってみましたがやっぱりダメでした。そりゃそうです。

まずはエコノミー席での航空券を渡されます。通訳してくれた日本人スタッフの方に感謝申し上げて先に進みます。

 

いわゆるゲートピンポン

ゲートイメージ

搭乗時刻になったので搭乗ゲートに向かいます。先ほどのやり取りでアップグレードできていればゲートでプレミアムエコノミー席の航空券と交換してくれるとのことでした。

いざゲートを通過するとチャイムが鳴り、その場で航空券を交換です。無事アップグレードできました。係員の手元にはもう一枚の航空券が用意されていたのであれはきっと妻の分でしょう。

後ろを振り返り、妻がゲートを通過するその瞬間・・・何も起きません。

 

あっちょんぶりけ

あれ?アップグレードは?我々の頭の上にクエスチョンマークがつきます。係員の手元にある航空券は誰の?

近づいて名前を確認すると、違う人の名前が書いてあります。

おい!アップグレードされてないんかい。

ということで、結局プレミアムエコノミークラスに乗れたのは自分一人だけでした。

それでも念願のアップグレードは一応成功です。

 

アップグレードが成功して

一応アップグレード成功したのですが、あまり達成感を感じなかったのが正直なところです。

ここまでの道のりを考えればアップグレードされて然るべきという思いもなんとなくありましたし、家族と席が離れてしまって本当に大丈夫か少し心配もあったりで、ゲートでお知らせ(いわゆるゲートピンポン)があったときも「やったぜ~」よりも「あぁ、よかった」くらいの感覚。

ゲートまで来たときにはすでに深夜で、疲れていたことも影響していたのかもしれません。飛行機に搭乗して座ったらすぐに寝てしまいました。シートが快適だったこともあって、気付かないうちに離陸していました。

 

まとめ

深夜便なのでいかに睡眠できるかが重要です。睡眠不足ではこの後の車の運転に支障が出てしまいます。結果としてプレミアムエコノミークラスに座れたおかげで、あまり疲れを感じること無くその後の行動ができました。

 

プレエコシート

リクライニングもエコノミーよりも傾斜角度が広いですし、レッグレストもあるので睡眠も充分取れたことを考えれば、やはりプレミアムエコノミー席は快適だったのではないかと思います。

ちなみに元々自分が座る予定だったエコノミー席が空くので4人の席を3人で利用できると思っていて、空いた1人分の席で子どもを横にして寝かせられると思っていましたが別の人が座っていました。キャンセル待ちしていた人でもいたのでしょうか。

しかもせっかく後ろの人に気兼ねなくリクライニングが倒せるエコノミー席の最後列を選択していたのに、結局リクライニングを倒すことなく、そのままで乗って帰ってきたようです。

家族にはそんなところで不便を感じさせてしまいましたが、なにはともあれアップグレードが成功できたことでSFC修行の成果をようやく出せたことで良い想い出となりました。

 

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