インターコンチネンタルグループ・IHGのスパイアエリートにたった2回の滞在でなれた訳は・・・
あっさりと条件クリア
今年の5月にインターコンチネンタル・シンガポールで5泊、そして8月にインターコンチネンタル石垣に4泊、合計9泊したらIHGリワーズの最上級ステータスであるスパイアエリートにランクアップとなりました。
もともとANAのプラチナメンダーだった2018年にステータスマッチにより招待されIHGプラチナエリートからのスタートで始まっています。
プラチナエリート会員だったので、スパイアエリートへワンランクアップしただけのことなのですが、もし仮に平会員であるクラブ会員からスタートしてたとしても、一気にスパイアエリートまで駆け上がることができました。それもたった2回の滞在でここまでランクが上がるなんて自分でもビックリです。
IHGとは
IHGとは、InterContinental Hotels Group PLC(インターコンチネンタル ホテルズ グループ)の略称で、ホテル事業・ブランドとしての長い歴史を背景に、2003年独立企業として設立されました。
IHGリワーズ会員としてのランク
会員として4種類のランクが設定されていて、IHGの利用度によってランクがアップしていき、その最上級会員がスパイアエリートとなります。
プラチナエリート会員からのスタートだったにもかかわらず、ほとんど活用することなく1年が過ぎ、そのまま期限経過後に単なるクラブ会員に格下げされてしまうのだろうと思っていました。
スパイアになれたのは偶然とたまたま条件面が合ったおかげ
そんな中、2019年5月にシンガポールへ旅行した際、インターコンチネンタルホテルに宿泊したことでちょっと風向きが変わってきました。
旅行前は宿泊先をマリオット&SPG系列のホテルを中心に探しますが、金額的に自分に納得できるものがなく、他のホテルグループまで範囲を広げて探したところ、最終的に条件に合ったのがインターコンチネンタル・シンガポールでした。
その後、2019年7月に計画していたハワイ旅行が頓挫してしまい、替わりの候補地として石垣島に決めた際も、金額的条件に加え妻の希望もあってインターコンチネンタル石垣リゾートにしたことで最上級資格であるスパイアエリートまで上り詰めることができました。
2つの旅行とも、もともとの計画にはIHGのホテルを利用する予定ではありませんでしたし、石垣島への旅行も本来ならハワイ旅行の予定だったので、ほんの数ヶ月前まではスパイアエリートになることすら予想していませんでした。
スパイアエリートになるための条件
スパイアエリートとなるには、1暦年以内に75泊するか75,000ポイントを獲得するかのいずれかを満たすことが条件となります。このうち75泊を達成するのは普通のサラリーマンには全くもって不可能。計算では1ヶ月に6~7泊しないと達成できないので、何度も出張するような人でなければ無理。
となると、後は75,000ポイントを獲得するほうが現実的です。
自分も実際に75,000ポイント以上を獲得してスパイアエリートになりました。
でもたった9泊でスパイアエリートになれたのには訳があります。
ポイントの計算
会員レベルをアップさせていくためには宿泊料金に応じて受け取るポイントを積み重ねていく必要があります。
ただし、基本ポイントは対象となりますが、エリート会員に追加で10~100%をさらに加算してくれるエリートボーナスポイントは対象外になってしまいます。
そして基本ポイントの計算は、ドル換算(1ドル=10ポイント)であり、支払った金額ではなく、手数料や税金分を除いた室料から導き出しています。明細書等では室料とだけで記載されているため、純粋な室料を把握するのはやや難しい仮名と感じました。
実際に付与された基本ポイントは、シンガポール(5泊・160,277円)で12,033ポイント、石垣島(4泊・255,550円)で21,634ポイント、合計で33,667ポイントでした(対象外となるボーナスポイントも別に付与してもらっています)。
これだけではスパイアエリートになるための75,000ポイントにはおよびません。
それがなぜ75,000ポイントまで積み重なったのか、それは・・・
スパイアエリートになる決め手はコレ
こちらはインターコンチネンタル石垣リゾートを予約した時の画面ですが、このときに、ベストフレックス料金を選択し、かつ、ボーナスポイントも購入しています。
IHGでボーナスポイントという名称をいろんな場面で使用しているようですが、ベストフレックス料金で予約する際に一緒に購入するボーナスポイントはエリート資格の対象ポイントとなります。
さらに、1泊ごとに購入できるポイントがホテルによって異なるものの、最大で5,000ポイントを格安で購入することができるのが大きな魅力です。
シンガポールでも石垣島でも1泊につき、5,000ポイントを購入していたので9泊分45,000ポイントを対象ポイントとして計算してもらえました。
このおかげで、通常に加算されるポイントと合算すると75,000ポイントを超えており、はれてスパイアエリートになることができました。
どうもありがとうございます。
スパイアエリートとしての新たな特典
プラチナエリートからスパイアエリートになったことで新たな特典が追加されました。
まずは選択式特典として、自分に25,000ポイントを付与するか、友人にプラチナエリート資格を付与するかが選択できます。友人の中でIHGに興味を持っているような人もいないのでここは自分にポイント追加で即決。
次に、ハーツGoldプラス・リワーズのFive Starステータスへの限定アップグレードがあります。あまりハーツでレンタカーは借りることが無さそうですが、登録だけはしておこうかな。IHGだってあまり利用しないだろうと思っていてもスパイアエリートにまで到達した例もありますし、もしかしたら役に立つこともあるかもしれないので。
そして最後にアーリーチェックインが追加されました。これは、午前10時からチェックインが利用できるので旅行先での楽しみ方に幅が広がっていいかもしれません。アーリーチェックインとレイトチェックアウトを組み合わせて30時間の滞在も可能なので、そう考えるとスゴイ特典かも。
でも、たった3つしか新たに追加されないのは正直言って物足りない感じがします。
それともう一つ。基本ポイントに加え獲得できるボーナスポイントがプラチナエリートの50%からスパイアエリートになると100%になります。無料宿泊するためのポイントとしても活用出来るので早くポイントが貯まるのも嬉しいところです
今後の方向性
せっかくスパイアエリートまで到達したのに、実は今後IHGを利用する予定が全くありません。
まさに宝の持ち腐れ。
でもこれを機にどこかIHGホテルに宿泊しに行こうかな?
IHGでは2019~2020年にかけて続々とホテルが新規オープンするようです。確認したところ、お値段高めで気軽に行けるようなホテルでは無さそうですが、スパイアエリートのうちに行ければいいな。
まとめ
いとも簡単に最上級ステータスまでランクアップしてしまい、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
2滞在とも比較的長期の滞在であったことでランクアップの対象となるポイントをもらえたことが大きな要因でしょう。
特にシーズン価格となるインターコンチネンタル石垣リゾートでは1泊7万円以上もする部屋でしたが、5人で利用したことで一人あたりの単価を抑えつつ、通常ポイントもそれなりに積み上げられたことが大きかったように思います。
ただその分、最上級ステータスといえども受けられる特典はマリオット&SPGホテルに比べると見劣りしてしまいます。
とはいえ、やっぱり最上級のステータスを持っているのは悪い気はしませんね。同じIHGのインターコンチネンタルホテルのアンバサダー資格もあるので、もし今後IHGホテルに宿泊したときにどんな待遇が受けられるのかちょっと楽しみではあります。今のところその予定がないのが悩みですが・・・
皆さんも挑戦してみてはいかがですか?
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