’19石垣島 インターコンチネンタル石垣⑦ 台風が直撃したその時、ホテルが用意してくれたモノとは?
なにも旅行中に直撃しなくても
2019年8月8~9日、石垣島の真上を台風9号が通過して行きました(写真はイメージです)。
ちょうどそのとき、まさに石垣島に旅行していた我が家はダイレクトにその影響を受けております。
台風が通過する日だけでなく、その前後も影響があったため、終始天気を気にしての旅行でした。
もちろん直撃した日は、出かけることは困難な状態だったこともあり、インターコンチネンタル石垣リゾート内にいましたが、その時にどのように過ごしたのかをご紹介していきます。
台風9号とは
7月29日頃にマリアナ諸島近海で形成が始まった低圧部が、8月3日3時にフィリピンの東の海上で熱帯低気圧に発達。合同台風警報センター(JTWC)は3日21時(協定世界時3日12時)に熱帯低気圧形成警報(TCFA)を発し、4日12時(協定世界時4日3時)に熱帯低気圧番号10Wを付番した。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は4日0時(フィリピン標準時3日23時)に、フィリピン名ハンナ(Hanna)と命名した。熱帯低気圧は4日15時にフィリピンの東の北緯17度25分、東経131度55分で台風となり、アジア名レキマー(Lekima)と命名された。
台風ははじめフィリピンの東でゆっくり北西に進みながら次第に発達、さらに7日頃から急速に発達し、8日21時に「猛烈な」勢力へと発達した。台風は8日23時頃に猛烈な勢力を保ったまま多良間島付近を通過した。先島諸島を通過する際、台風の進行方向に対して中心が左右にぶれる現象が起こったが、これはトロコイダル運動と呼ばれる。台風は東シナ海を北西に進み、10日未明に中国浙江省台州市付近に上陸した。台風はさらに華東を北上し、12日には渤海まで到達した。台風は13日3時に華北の北緯37度、東経120度で熱帯低気圧に変わった。
(引用:Wikipedia)
プールは当然使用禁止
台風の影響が一番強い8月8日、アウトドアプールは終日クローズ。当然の判断だと思いましたが、なんとインドアプールも終日クローズでした。
インドアなんだし、防護ネットも張っているから大丈夫なんじゃない?と思っていたら、物が飛んできてガラスが割れたりしたら大惨事となってしまうためオープンできないようです。
思慮が浅くてすいません。
もちろんビーチも遊泳禁止
8日の午前中はまだ嵐の前の静けさといった感じで、雨が降ったりやんだりして外に出られるときもあったのでその時に様子を見に行ってみました。
マエサトビーチ入口。
予想通りの遊泳禁止。こんな日にビーチで遊んではいけません。
波打ち際なら・・・なんて軽い気持ちで近寄ったら波にさらわれてしまうかも。誰もいないので、助けに来ることを期待できませんしね。
前日に来たときの穏やかなビーチとは打って変わって、ビッグウェーブが発生していて自然の脅威を感じます。
波の色がキレイでさすが石垣島だな、とか、サーフィンしている人なら絶好のチャンスなんだろうかとか不謹慎にも思ってしまいました。
ホテルでもちゃんと用意してくれてました
外は台風、プールも閉鎖、となると後は部屋で過すしかないのか・・・
大人はベッドに横たわってスマホでも見て、子どもは部屋のテレビのビデオオンデマンドでも見させようかな?
そんなことを考えていましたが、そこはさすが台風に慣れている?だけあって、こういうときにもちゃんとホテル内でも飽きずに過ごせるように工夫を凝らしてくれていました。
ヴィレッジスクエアのスペースを利用して
ヴィレッジスクエアのテーブルにはボードゲームが用意されていて、家族みんなで遊んでいる人たちを見かけました。
モノポリーや人生ゲームなんかだと比較的長時間遊ぶことが出来るので暇つぶしにはちょうどいいのかもしれません。
うちの娘はお金の価値観がまだよく分っていないので、出来るのはオセロくらいでしたのでボードゲームはやりませんでした。
夜になると、本来は中庭でやるショーをヴィレッジスクエアのスペースを利用して開催していました。
階段を客席にしていたようですが、テーブルで見ることも可能なようです。
ボードゲームしている家族もいましたけど。
手作り体験工房 CRAFTE(クラフテ)
オーシャンウィング2F、リゾートセンターと大浴場の間にあるスペースに手作り体験ができる工房があります。
石垣島の鮮やかな海の色をイメージしたガラスでつくるシーサーや旅の思い出をぎゅっと詰め込めるジェルキャンドルなど世界にたったひとつのお土産を作ってみませんか。
営業時間:17:00~22:30
オリジナルシーサー:所要時間30分~3,500円
ジェルキャンドル:所要時間15分~3,000円
◇小さなお子様でも体験可能です。
(引用:インターコンチネンタル石垣公式サイト)
台風で外出できない日はかなり混んでいました。午前中に申し込みをしましたが、かなり待つとのこと。
何時くらいになるのか尋ねたところ、人によって工作時間が違うので時間は分らない、出来るようになったら電話するとの回答でした。
いざ電話を受けたときは案の定、別の場所にいてすぐに向かうことが出来ませんでしたが、そこは臨機応変に対応してもらえました。
いろんなモノが作れるのでお好みに合わせて選べます。
子どもが喜びそうなものがたくさん
キッズルームのある側のオーシャンウイング1階通路には、子ども達が喜びそうなものがたくさんありました。
テーブルには磁石の付いているマグネットブロックが置いてあって、自分の想像力を膨らませて思い思いに作品を造り上げています。
お隣では子ども向けのアニメ(ひつじのショーン)を上映中。
みんな夢中になって見ていました。
綿あめも無料で配布していました。
かなりの人気で大行列・・・というわけではなく、機械の調子が悪かったようで、1つの綿あめを作るのに相当時間がかかり、さらに数個作るごとにメンテナンスするという事態でした。
色はみどりと赤のどちらかを選べます。
たかが、と言っては失礼ですが、綿あめをもらうだけで1時間くらい並んでしまいました。
普通ならここまでして並ぼうとは思いませんが、皆さん台風でやることないから文句も言わず並んでます。
作っている人も汗だくで頑張ってくれました。内心はかなり焦っていたんでしょうね。
卓球台は常時置いてあったように思います。
途切れることなく誰かが使っていたので我が家はやりませんでした。
気軽に出来るスポーツですし、みなさん楽しそうにプレーしてました。
プラネット・トレッカーズで子どもを預ける
プラネット・トレッカーズでは、石垣島ならではの自然や文化を遊びながら体験していただける、体験型プログラムを多数ご用意しております。
海辺の生物観察やビーチコーミング、貝殻やサンゴを使った工作教室
紙粘土シーサー作りなど楽しいプログラムを毎日日替わりで開催中!
プラネット・トレッカーズ専用のキッズルーム&キッズガーデンにも、楽しい遊びがいっぱいです。※プログラムへご参加の際は、事前予約が可能です。(有料になります)
(引用:インターコンチネンタル石垣公式サイト)
子ども専用のプログラムを有料にて体験できます。キッズルームの受付で申し込みをしておき、時間になったら子どもを預け、終わる時間にまた迎えにいきます。
子どもが体験している姿を見学したり、一緒に体験するようなものではないので、そこは注意が必要です。
今回は室内でできる工作教室を申し込みました。
海の工作教室(1作品1,100円)で貝がらの標本を作ったようです。
また別の日には紙粘土シーサー(1体1,600円)を作りました。
プログラムの詳細はインターコンチネンタル石垣公式サイトに掲載されているので参考にしてみてください。
インドアプールは突然に
翌日未明に台風が過ぎ去っても、プールはすぐには再開されませんでした。
お昼になっても午後3時になってもクローズしたままで、諦めかけた午後5時にようやく再開されました。
一番乗りでやって来て、しばらくの間貸し切り状態でした。
この日はわずか3時間だけのオープンで、特にホテルからお知らせ等が来るわけではなく、ほとんど利用者もいなかったので娘も気兼ねなく遊べたようです。
もっとも夕方5時から泳ごうなんて思う人はあまりいなかったのかもしれませんけど。
まとめ
現地の人と話をしたときに、「台風をたま~に軽く見ている人がいて、外を出歩く人もいるけど我々に言わせれば自殺行為以外の何物でも無い」とおっしゃっていたのが印象的でした。
その人いわく、強風で飛ばされてきた物体にぶつかれば、人なんて真っ二つになってしまうとのこと。
面白半分に言うでもなく、けっこうまじめに話をされていたのでかなり真実味が感じられました。毎シーズン影響を受けている沖縄地方の方ならではの発言なのでしょう。
台風の時はおとなしくホテルで過した方が無難です。インターコンチネンタル石垣リゾートではそういったときでもホテル棟内で快適に過ごせるような仕組みを沢山用意してくれていましたので参考に掲載します。
台風に遭遇してしまったときの参考にしてもらえればと思います。