’07 ボラボラ・ランギロア旅行記③ 今はなきボラボララグーンリゾートホテルに思いを馳せる
ホテルの場所はどこ?
空港からほぼ南に向って進んでいくとボラボララグーンリゾートがありました。
じつはここのホテル・・・2020年現在、もうありません。
前回の旅行記にも記載したのですが、このホテルは2010年2月のサイクロン被害にあい、休業予定がそのまま廃業という事になってしまいました。今はもう存在しない幻のホテルです。
なので、今後、参考になるようなものはありませんが、旅行の備忘録として記念に残しておきたいと思います。
こちらは以前に別のホームページで公開していたのを、Yahoo!ジオシティーズ終了にともない移行・再編したものです。
桟橋からホテルへ
ボラボラ本島の西側にあるモツ(小島)にボラボララグーンリゾートがありました。ホテルにはボートで来る以外の選択肢はありません。なので、ボートの乗り降りする桟橋がホテルにとっての玄関口となります。
桟橋には日本人のスタッフがお出迎えをしてくれました。スタッフの中に日本人が一人でもいてもらえると、やっぱり安心です。何かあったときに気軽に相談できるのがいいですね。
波打ち際にレストランなどがありました。リゾート気分バッチリです。
チェックイン
レセプションまで歩いて、そこでチェックイン用紙に記入します。その間にウェルカムドリンクのココナッツジュースが配られました。
正直言ってあまり好きではないので一口飲んであとは雰囲気だけ味わって残してしまいました。ごめんなさい。
チェックインではクレジットカードの番号を控えられます。持ってきたカードは3枚。うち、1枚はICチップが組み込まれていて、ローカルなタヒチでは使えないこともあるらしい(後日ランギロアでそれを体験しました)。
大丈夫か聞くと、カードリーダーが反応しないなら番号をダイレクト入力するから大丈夫だそうです。やはりこういったことを日本語でやり取りできるのもありがたく感じます。
カード記入後は施設案内、その後にルームキーの受け渡し。
通常のチェックインは15時からですが、部屋が空いていればすぐに入れてくれるらしく、長旅してきただけになんとも嬉しい計らいです。早く部屋に入りたい!
「では部屋のカギをお渡ししますが、・・・楽太郎様」
「あ、はい。」
「申し訳ありませんが、お部屋のご用意がまだできてないのでもう少しお待ち下さい。そんなにお待たせはしないと思いますけど。」
「あ・・・はい・・・」
「他の方はお部屋のカギをお渡しします。」
えぇぇ!うちだけですか?
「あの、それまではどうすれば・・・」
「よろしければトランジットルームへご案内します」
「・・・わかりました(ショボン)・・・」
他の人たちは部屋に案内されて行きましたので我々1組だけ取り残されてしまいました。まっ、しょうがありません。
なのでレセプションにいる別のホテルスタッフにトランジットルームを案内してもらいました。
トランジットルームで一休み
案内された部屋は、シンプルながらも広い部屋でエアコン付き。トイレやシャワーもあって、なかなか快適ではありませんか。
すぐにスーツケースも運び込まれてやっと一息。しかし、疲れました。
この時点で現地時間の午前10時過ぎ。今日はまだ始まったばかり・・・?
日本時間の正午過ぎに出発したはずですが日付変更線をまたいでいる関係で、時間が巻き戻っています。なんだかタイムマシンに乗った気分。
水上バンガローにチェックイン
チェックインまでの間、ボラボラ本島に出かけ、レンタカーを借りてドライブを楽しんできました。
ホテルに戻ってきたときには部屋の準備が整っていました。ようやく、部屋でゆっくり休めそうです。
水上バンガローは島の北側に多くありますが、東側には10部屋しかなくそのうちの1部屋でした。東側はボラボラ本島が真正面に見えるため、けっこう人気があるそうです。
桟橋側から見た東側の水上バンガロー。実はこちら側は水深が深く、ちゃんと泳げる人じゃないと海に飛び込むのは厳しかったかも。
シュノーケルにもちょっと向いていませんでした。もしシュノーケルするなら北側の水上バンガロー付近の方が適していました。
部屋の入口は桟橋から一部屋ごとに繋がっています。同じ部屋がずらりと並んでいるので間違わないようにしないと・・・
バンガロー入口はこんな感じ。玄関ドアには傘も用意してありました。
部屋のテーブルはガラス張りで下が見える
宿泊した部屋は109号室。英語の他に日本語もしっかりと書いてあるので分かりやすい。
部屋の中。
テーブルにはウェルカムシャンパンとフルーツ。きっとシャンパンは氷が入っていたのでしょうが、とけて水になっているのはご愛嬌。
そのテーブルはガラスで、下に海が見えます。ガラスをスライドさせて、先ほど本島に行ったついでに買ってきたパンを投げ込むと魚が寄ってきました。
ベッドは、ほんの気持ち程度ですが花を飾ってくれてます。おもてなしの気持ちは充分感じられました。
バスルームはベッドのお隣にあります。正面には洗面器がふたつ。その洗面器を挟むように、右側にバスタブ、左側にシャワー室がありました。
お風呂に入るときは移動することになるので床がずぶ濡れです。
右側のバスタブ。やっぱり湯船に入れると疲れも取れそうです。
左側のシャワー室。
トイレでは用を足しながら横から海を眺めることができます。
テラスでボラボラの海と景色を見ながらボ~っとするのは最高のひとときになります。
テラスからは直接海に入れるように階段があります。ただし、水深はけっこうあって波もあったのでずっと泳ぐことはしませんでした。
海から上がるときは足が付かないので踏ん張りが利かず、浮力と腕の力が必要なため大変でした。
テラスから海に入る階段のすぐ近くにシャワーが付いてます。泳いだ後にシャワーで海水を洗い流せると、体のべとつき感もとれるので重宝しました。
北側のバンガローもおしゃれです
北側の水上バンガローは東側よりもたくさんあります。どちらかといえば北側のほうがメインになるのでしょう。こちらのほうがビーチとバンガローが一体感があって、東側より雰囲気が良さそうでした。
予約時にあえて東側をリクエストしていたのですが北側の方がよかったかも。
バンガローの桟橋。たくさんありますね。
その他のホテル施設
モツ(小島)の奥に入ると南の島っぽい木々が茂っていました。
レストランの裏側にはプールがあります。プールも海も山もあって景色が抜群なロケーションでした。
この島には小高い丘があって、そこへ登る道もあります。
あまり手入れはされていないようでしたが、一応コンクリートで舗装されていました。
丘の上まではそんなに標高が高いわけではありませんが、このモツの一番高い場所に来ることができます。
展望台は一応整備されてるけど、あの道では登って来る人も少なそうです。でも見晴らしが良くて、いい景色でした。
ただ、虫除けスプレーをしてくるのを忘れてて、何カ所か刺されてしまいすぐに下山しました。
まとめ
ボラボララグーンリゾート&スパにはたったの2泊しかしておらず、しかも日中はほとんどツアーに出かけてしまい、ホテルでの滞在時間がそんなにありませんでした。
せっかくの水上バンガローに宿泊したのになんだか勿体ないことをしてしまった感じです。
もっとホテルライフをエンジョイしても良かったかなとちょっぴり後悔してます。
でもボラボラはいろんなアクティビティが充実しているので遊ばずにはいられません。
何回も来られるような場所でも無いですし、コレばっかりはしょうがないですね。そう自分に言い聞かせています。