’21 宮古島 2つの名店で宮古そばの食べ比べ!てびちもソーキも大きくボリューム満点!それと島カフェも。
宮古そばを食べるなら必然的にランチとなる。
沖縄本島や石垣島に旅行したときには、必ずそばを食べてきました。
宮古島に行くなら宮古そばは当然はずせないし、もう予定に組み込んでいる。
でも、営業は10時~11時くらいからスタートして、夕方くらいに終了してしまうお店が多いので、タイミングとしてはランチが中心となってくる。
となると、3泊4日の旅行で、夕方到着の初日を除けばチャンスは3回。
お店は観光のタイミングで選んでおり、その結果、「古謝そば屋」と「丸吉食堂」に行ってきました。
どちらのお店も非常に美味しくて、宮古島のそばが沖縄の中で一番美味しいのではないかと思うほど感動ものでした。
なお、3日間のうちの1日は、島カフェ「とぅんからや」にも行ってきたので合わせてご紹介します。
宮古そばの名店、古謝そば屋
宮古島に来たら必ず来ようと思っていた宮古そばの老舗「古謝そば屋」。
駐車場は道路沿いと、道幅は狭いがお店の裏側にもあります。
場所は宮古空港から離れてない場所にあります。
この辺りは宮古島の中心地になるのか、比較的交通量が多い場所にお店があります。
お店は13時を過ぎているにもかかわらず、行列ができているほどの人気ぶり。
並んでいるときに、後ろの人から何か順番待ちの表みたいなものに書いておくのか聞かれましたが、特にそのような物はなさそうだとお伝えしました。
後ろの人も、その後に並びに来た人に同じ質問をされていました。
お店の人も、並んでいる順番に案内してます。
メニューはA4用紙の片面のみのリスト。
あまり内容を広げすぎるよりは、回転率を上げるためにもこれくらいがちょうどいいのでしょう。
3人ですが、娘は全部食べられなさそうなので、そばセットを二人前注文して分けて食べてます。
店内はテーブル席と座席があってどちらも満席で賑わってます。
3組待ちで並び始め、およそ10分くらいで席を案内されました。
まずはてびちそば。
「てびち」とは豚足を煮てやわらかくしたもの。
豚足の見た目があまりよろしくないので抵抗感がある人もいますが、とても柔らかく仕上げてあってとても美味しい。
そば自体も、今まで食べてきた沖縄そばの中でも一番美味しかった。
つづいてカレーそば。
辛くなく、まろやかなカレーをそばにのせて、小さい子どもでも食べられる。
本当は出汁の旨みを味わいたいところですが、カレー好きな娘も食べられるように注文しました。
実際、娘には好評でしたが、やや「らしさ」が薄まってしまったように感じます。
じゅーしー(ご飯)もなかなか美味しい。
日替わりおかずのひじきともずくは普通かな。
あっという間にそばが出てきた丸吉食堂
旅行最終日の最後に行ってきたがこちらの「丸吉食堂」。
サンタモニカサンセットからはおよそ3㎞先にあり、車なら数分の場所にあります。
お店の様子はこんな感じ。
ソバ屋さんとしては標準的な規模でしょうか。
13時くらいの時間でしたが、お客さんは数組待ちの状態で10分くらいまって席に着けました。
メニューはたったの4種類で潔さを感じます。
もっとも、そばを食べに来ているのだからこれだけでも問題なし。
ソーキそばとテビチそばを注文。
出来上がるまで入口に置いてあったマンガを数ページ読んだところでハイお待ち!
時間にして3分くらいで、あっという間に運ばれてきました。
どうやったらそんなに早く作れるのでしょう?不思議です。
味はニンニクの風味が香る美味しいスープと柔らかいお肉。
ここも先日行った古謝そばと同じように美味しいお店でした。
古謝そば屋と丸吉食堂を食べ比べてみて
2つのお店で食べ比べてみた結果、完成度の高さでは古謝そばのほうが上だったように思えます。
食べた瞬間、「あっ、ウマイ」と即座に感じましたし、石垣島を含めた沖縄旅行でそばを食べ的な中でもダントツの美味しさでした。
一方、味の好みとしては丸吉食堂も負けてはいません。
もともと、ニンニク大好きなこともあって、パンチの効いた出汁で脇目も振らず一気に食べ終えてしまい、満足度も高いものでした。
2つのお店で単品とセットの違いはありますが、それぞれ食べ応えのあるお店に出会えてとても良かった。
氷ぜんざいが印象的だった島カフェ「とぅんからや」
旅行3日目はやや遅めの昼食となったため、3時のおやつも兼ねてスイーツも一緒に食べられるお店を目指してやって来ました。
ここはシギラリゾートの近くにある島カフェ「とぅんからや」。
宿泊先のサンタモニカサンセットからは、ゴルフ場を挟んだ対角線上にあります。
駐車場は仕切り線がなく、空いてるスペースに適当に駐車します。
車同士の間隔は東京と違いだいぶ広い。
店内入口にメニューがあるので覗いてみると、ランチの時間としては遅めなこともあって売り切れの物ばかりであまり選択肢がない。
宮古牛ハンバーグ、もずくハンバーグ、ソーキカレー、タコライスがこの時点でソールドアウト。
残るは宮古豚ソーセージと生もずくの冷やしソーメンのみ。
お店の人に案内されると、まずはカウンターで先に注文して会計まで済ませます。
その時に番号札を渡されるので、後は好きな場所を選んで座っていればOK。
天気も良いこんな日は、店内ではなくテラス席のほうが気持ちよさそう。
みんな考えることは同じのようで、テラス席の方が着席率は高い。
たまたま席が空いたのでそちらに座らせてもらいます。
お隣の敷地にはハンモックやブランコもあって、食べる前の暇つぶしにもいいし、食後の休憩にも良さそう。
子連れのファミリーはみんなこちらで遊び回っていました。
まずは生もずくの冷やしソーメンが運ばれます。
もずくをめんつゆでいただくのは石垣島でも経験済みで、むしろオススメしたい食べ方。
また、単調になりがちなソーメンを食べるのに、沖縄地方独特の島とうがらしなどの薬味も一緒に提供してくれるので、味の変を楽しむことができました。
しかしソーメンはやや茹ですぎ感あり。
市販で売っているちょっと金額が高めのソーメンの方が美味しいかも。
でも旅行の開放的な場所と気分が重なれば、多少味が落ちても気になりません。
宮古豚ソーセージ。
ワンプレートに盛り付けてあって、見た目はとてもオシャレ。
野菜が多めなのも嬉しいところです。
ソーセージは宮古島の豚を使用していて、表面をカリッと焼き上げつつ、中はジューシーに仕上げていました。
自家製のシークァーサー胡椒ディップでいただくと爽やかにいただけます。
さて、食後のデザートはそれぞれお好みのものをチョイスしてます。
娘はシンプルなアイスクリーム。
コーヒー味のアイスで、カップいっぱいに盛られているので食べ応えはあります。
宮古島といえばやはりマンゴー。
今は旬ではないにしても宮古島に来たからには必ず食べておきたい一品。
ということで、手作りシロップのマンゴーかき氷をチョイス。
濃厚なマンゴーの美味しさに加えて、開放的なテラスで宮古島の海を眺めながら食べるとまた格別です。
最後は宮古島の氷ぜんざい。
希少な宮古島小豆を100%贅沢に使用した沖縄ぜんざい。
手作りの素朴な甘さが魅力のかき氷で黒糖アイスや黒蜜との相性も抜群。
正直、黒糖や黒蜜はそんなに好きではないのですが、このぜんざいはすごく美味しいと感じました。
お店の言う素朴な甘さという表現がぴったりでした。
まとめ
ランチで訪れた3つのお店はどれも満足のいくお店ばかりでした。
また訪れたいところですが、宮古島には他にも評価の高いお店がまだまだたくさんあるようです。
次に行くときはどうしようかな?なんて迷いますが、それよりはまず宮古島に行けるようにすることから始めなければ・・・
また、ランチは想い出に残るものだったのとは対照的に、夕食はかなりシビアでした。
その辺りを次回紹介したいと思います。