’21 宮古島 伊良部・下地島観光② 絶対に訪れるべき17エンド 幻のビーチと飛行機撮影はどちらも秀逸
初訪問では17エンドから見る飛行機の着陸に間に合わず
下地島空港の先端にある観光スポットの17エンド。
ここは飛行機の離着陸が間近で見られる数少ない有名な場所としてガイドブックにも掲載されるほど。
今まではパイロットの訓練用として下地島空港を使っていたようですが、最近はスカイマークやジェットスターが運航しています。
ただ、一日数本しか定期便がないので、タイミングを逃すと次のフライトを待つかあきらめるしかない。
フライト時間に合わせて来たつもりが、場所を間違えてしまい、残念ながら間に合わず。
もしかして到着が遅れてたりして・・・なんて淡い期待を持って待ってみたものの、調べたら逆に早めに到着していたらしい。
悔しいので翌日もう一度挑戦です。
幻のビーチで遊んでいる人たち
下地島空港の脇はとても美しい海が広がっています。
実は、この17エンドにあるビーチは有名な観光スポットにもなっているらしい。
ただし、引き潮の時に現れる幻のビーチなので、満ち潮ではその姿は見えなくなる。
とりあえず、今日のところは上から見てるだけで、明日様子をみて降りてみよう。
17エンドの場所
17ENDは下地島空港の先端。
滑走路の両側から先端に行くことができるが、車で行くことを考えると、駐車場のある滑走路左側(西側)から行くことをオススメします。
17エンドの駐車場
駐車場はこのような感じ。
公式の駐車場なのかどうかは別として、道路脇に邪魔にならないくらいのスペースがあるのでそこに自由に停めているようです。
駐車間隔は仕切り線がないのでそれとなく適度な間隔を開けて停めておきます。
平日でも訪れる人が多い場所のようで、多くの車が停めてありました。
この先は徒歩で
駐車場の先は車両通行止め。
以前はこの先まで車で進めたらしいのですが、今は車両通行止めしている。
ここも観光地化して大勢の人が来るようになったことで規制をかけたようです。
なので、ここから先は歩いて行きます。
先端までは600メートルほど。
遠いけど、安全に観光できるのでこのほうが良いのかも。
お昼ちょっと前の太陽が真上にタイミングだったので、海がものすごい輝いて見える。
今までたくさんの海を見てきたけど、その中でも1.2を争うほどの輝き。
まさか空港のそばにある海がこんなに美しいなんて・・・
昨日はほんの僅かしかなかったビーチが、潮が多少引いて今日はそれなりに広がっていた。
ビーチにウットリしていたら飛行機降りてきちゃった
あまりの海の美しさに思わず魅入られてしまい、途中で飛行機の爆音が聞こえてきた。
もう先端まで行っている余裕はないので、その場でカメラを向けて撮りました。
やって来たのはスカイマークの飛行機。
この後、無事に着陸しゲートの方に向かっていきました。
前日に続き、またまたタイミングを逃してしまい、悩んだ末、せっかくここまで来たのだから次の着陸予定時間までいることにした。
後、一時間ほどあるのでビーチで遊びます。
ビーチに行く手段は・・・
このビーチで遊ぶにはそれなりの覚悟が必要。
というのも、この防波堤を降りなければ行けません。
ここに階段やロープなどは無く、自力でを波消しブロックを降りていくことになります。
写真で見るよりも傾斜角度があるので小学生未満の子どもはちょっと危険かも。
そこにいる子連れの皆さんはどうやって降りてきたのでしょう?
慌てて降りようとすると痛い目に遭いそう。
それと、スマホなどを波消しブロックの隙間に落としたりすると厄介なことになりそうなので荷物の持ち運びにも注意が必要。
階段作って欲しいけど、もともと公式なビーチじゃないから難しいかな。
ビーチで遊ぶ
子連れファミリーがたくさん遊んでいます。
ここでは、波消しブロックがあるので座るのには便利なのですが、日差しを遮る物が何もない。
パラソルなんてものはもちろん存在しない。
日焼け対策をしっかりしておかないと、確実に後悔するはず。
ビーチまで降りてくるのは大変ですが、遠浅で波もとても穏やかなため、子どもでも安心して遊ばせられます。
ただし監視員等はいないため波打ち際のほんの数メートルくらいにしておきましょう(※事故が起きても自己責任です)。
向こうの方で泳いでいる人も、まだ余裕で足が付いて立てるほどの浅瀬がつづく。
他のビーチと違ってここは、波によって打ち上げられる藻屑やゴミがない。
だれかが掃除している訳でもないでしょうから、きっと年中こんな感じなのでしょう。
だからこんなにもビーチがとてもキレイに見えるのでしょうね。
飛行機の到着に向けて先端へ
小一時間ほどビーチで遊んだら、もう一度飛行機の着陸する瞬間に立ち会うため空港の先端へ。
先端の方までやって来ました。
このあたりの景色もまた絶景です。
海の色は同じ青色なのに、全く違った印象を受けます。
ダイビングとかシュノーケルをする人たちのボートがやって来ています。
この辺りの海中もまた絶景なんだろうな。
娘がマリンスポーツができるようになれば一度このあたりで一緒に泳いでみたいけど、逆に自分が泳げない年頃になっていそう。
画になる写真を撮る
17ENDの先端に到着。
着陸する飛行機を待ちます。
しばらくすると、飛行機よりも先に轟音が響いてくるのでそれを合図にこちらも心構えします。
何も見えなかった空の向こうから次第に飛行機の姿が大きくなってこちらに向かってくる。
僅かな時間で目の前を通り過ぎていく。
飛行機が見えたと思ったら、あっという間。
時間にするとほんの数秒での出来事。
カメラの調整をするにはあまりにも短すぎて、ひたすらシャッターを押すだけ。
飛行機のおなかをのぞき込む。
あっという間に柵の向こうの滑走路に着陸していきました。
この次のチャンスは2時間くらい先。
さすがにこれ以上は、他の観光にも影響するため17ENDを後にします。
想い出に残る場所となりました。
まとめ
17ENDは宮古島に来たら一度は訪れたい観光場所の一つです。
しかも宮古島(下地島)の美しい海を背景にして徐々に降りてくるシーンはとても圧巻。
航空ファンならずとも、この光景を一目見るだけの価値はあると思います。
また、幻のビーチは歩道から見るだけでもその美しさに惚れ惚れしちゃいます。
天気は運次第ですが、できれば晴れた日に来れると満足度が高くなりそう。
ただ、ビーチでは過去に水難事故も発生しており、自己責任であることを理解した上で行動してください。