’21 北海道 ニュー阿寒ホテル宿泊記③ カムイルミナツアーと朝食レポート。野生の鹿も。

ナイトウォーク「カムイルミナ」

夕食の後、少しお腹を休めてから「カムイルミナ」ツアーに参加しました。

これは、阿寒のアイヌに古くから伝わる「フクロウとカケスの物語」(叙事詩)をベースにした冒険ツアーです。

20時30分スタートの回に開催されるツアーに申し込みました。

開催期間:5月21日~11月14日(2021年)

営業時間:日没30分後から21時30分

会  場:阿寒観光汽船「まりもの里桟橋」

チケット:大人(中学生以上)2,800円(前売)/ 3,000円(当日)

小人(小学生)1,400円(前売)/ 1,500円(当日)

 

集合場所はまりもの里桟橋。

歩いて5分くらいのところで、部屋の窓からも見えた場所です。

 

順番に入場し、1人ずつ杖(リズムスティック)を渡されて先に進みます。

 

このツアーはプロジェクション・マッピングとシノグラフィーを使ってアイヌの世界観を体感できるツアー。

参加する際は、冒険の物語を事前に知っておくことをオススメします。

というか、知らないまま参加すると、ただ単にデジタル技術がスゴいなぁ~レベルで終ってしまうかも。

以下は物語の内容です(公式サイトより引用)

アイヌの世界には、動物たちの魂を神の国へ送る、とても大切な儀礼や作法が存在します。
それをないがしろにし、動物を敬わなくなった人間たちにカムイは怒り、食料となるシカや魚を人間の世界に送ることをやめてしまいました。

そんな中、村の守り神であるフクロウは、人間たちにもう一度チャンスをあげたいと考えました。
人間たちのために、運命の鳥カケスとともに、カムイの世界へメッセージを届けにいくことにしたのです。

しかし、めんどうなことが一つだけありました。
それは、カケスが森一番の美声の持ち主にもかかわらず、リズムをはずしてしまうということでした。
みんなのサポートがなければ、カケスはリズムを刻み続けることができないのです。

阿寒湖の森に動物たちが戻ってきてくれることを願い。
カムイの世界への神秘の冒険がいま、はじまります。

カムイルミナ公式サイトより

 

リアルスティックはツアー中にいろいろな色に光ります。

また、物語とリズムに合わせて地面を叩いたりしながら冒険をしていきます。

 

いくつかのポイントでプロジェクション・マッピングを見ながら森の中を歩く。

歩く距離は1.2㎞と公式サイトにありましたが、暗い森の中を歩いていくので、体感としてはそれ以上歩いていたような気がしました。

最後にリアルスティックを返却して終了。

だいたい1時間くらいのツアーでした。

食事の後の運動にはちょうど良かったかもしれません。

ホテルに戻ったら即座に眠りの世界へ。

 

ん?何やら動いるけど?

朝の5時に起きて大浴場と天空ガーデンスパに行こうと9階に向かう。

まずは水分補給してからと思い、湯上がり処で水を飲みながら窓から景色を眺めていると、道路を挟んだお隣の建物の駐車場で何か動く物体が見える。

目をこらして見てみると鹿が草を食べていました。

さすが北海道、でも今から下まで降りていっても、すぐにいなくなってしまうだろうしと思い、しばらく見ていたが立ち去る様子がない。

ダメ元で部屋に戻り家族を起こして、カメラを片手に鹿の近くまで行ってみた!

 

我々がその場所に来てもまだいました。

鹿の方も我々には気付いている様子ですが、一向に逃げることもなく悠々と草を食べてます。

とりあえず、野生の動物なので、逃げてしまうか、逆に襲われてしまうことも考え電柱や木の陰からそっと見学します。

 

2匹とも雄でした。

地元の人が何人かここを通りましたが、あまり気にすることなく過ぎ去って行きます。

 

鹿の方も、まるで自分のテリトリーのごとく、草を食べたり、座ってみたり、う○こしたりと我が物顔でした。

しばらく見学してからホテルに戻りお風呂に行きましたが、湯上がり後に窓から見てもまだ居座っています。

本当に人に慣れてしまっているようです。

 

チェックアウト後に駐車場まで送迎してもらう車の中でドライバーさんとそのことを話したところ、鹿はよく見かけるとのことでした。

もう人里に来ることに慣れてしまっているのだろう。

ただ、2匹とも雄なのは珍しいそうです。

ちなみに先月は熊も出没したそう。

 

朝食は海鮮丼でお腹いっぱい

朝食も同じレストラン。

 

朝食といえども全てに手を付けられないほどたくさんの種類があります。

 

海鮮丼のネタ。

マグロのたたき、甘エビ、イカ、いくら、とろろ。

世間的にはあまり豪華なネタとは言えないのかもしれないけど、大好きなものばかりで、しかも盛り放題なので自分的には大満足。

 

朝食らしく、和風なものが小鉢で用意されていました。

これ以外にもたくさん揃えてあります。

 

夕食では焼き物・揚げ物コーナーだったところにパン系を揃えていました。

ワッフル・フレンチトースト・デニッシュなど魅力的なものばかり。

思わず手に取ってしまいそうになったけど、朝食は和食と海鮮丼に全力を注ごうと決めていたので見るだけにしておく。

 

朝でもデザートの数は多い。

でもやっぱりご飯物でお腹を満たしたい。

 

海鮮丼とご飯に合うおかずだけ。

 

海鮮丼は2回おかわりさせていただきました。

あまりにも食べ過ぎたため、昼食を食べなくても夜まで持ちました。

 

おわりに

ニュー阿寒ホテルの宿泊は、お部屋も食事もとても好印象でした。

お部屋はやっぱりデイベッドと、そこから眺める景色が良くてリラックスして過すことができましたのもポイント高め。

食事も夕食と朝食ともに、お腹をこわしてもおかしくないほど食べてしまいました。

メニューもありきたりではない、ホテルの特色が良く出ていたと思います。

天空ガーデンスパも気持ちよかったですし、良い想い出ができました。

次に来るときがあったら、またお世話になろうかな。

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