’22 北海道 小樽で世界でたった1つの自分だけのオルゴールを製作。小樽の街並みにも癒やされてきました。
久しぶりに普通のチェックアウト
2022年夏の北海道旅行の初日はANAクラウンプラザホテル札幌に宿泊しました。
宿泊記はこちらから。
IHGやマリオットのホテルに宿泊するときは、かなりの確率で会員特典のレイトチェックアウトを使いますが、この日は札幌から小樽へ向かうので、通常の時間にチェックアウトして小樽へ向かいます。
北海道は渋滞があまりないという勝手なイメージ
前年の釧路から知床へ向かったときのように、信号もなく、道路も空いているというイメージを持っていたので、高速を使わないルートで小樽へ向かった。
それでもスイスイ行けるだろうと勘違いしていました。
ところが、札幌を抜けるくらいまで渋滞していたため、想定よりも時間をロスしての到着となりました。
小樽周辺に到着したのが11時30分前後となり、午前中に少し観光する予定を変更して、このままランチに向かいます。
向かった先は若鶏時代「なると本店」
昼食の場所として選んだのがこちら若鶏時代「なると本店」。
まだお昼前だったこともあって、店内はまだ若干ですが席は空いていました。
こちら入口ドアを開けたところ。
左側はお持ち帰り用の窓口、右側が店内への入口、そして真ん中に自動受付機が置いてありました。
中に入るとすぐに案内され、座敷かテーブルのどちらが良いかきかれとっさにテーブルと伝えてしまった(写真は座席のほう)。
掘りごたつ式のテーブルの座敷側の方が良かった。
お店に入ったときはお客の入り具合は3割程度でしたが、座って15分もしないうちにどんどんお客が入ってきてあっという間に満席。タイミング良かったのかも。
メニューは若鶏半身揚を中心とした鶏料理のお店かと思っていたら、いろんな種類が用意されている定食屋さんといった感じなので、これなら好みが分かれる人同士で来店しても大丈夫そうです。
食べるものが決まったら、お店の人を呼ぶ、又はベルを鳴らすなどで注文をとってもらうのではなく、こちらから注文しに行くというタイプ。
お店の支払は前払い制になっていて、テーブルにある座席番号が書いてあるカードを出入り口の近くにあるレジに持っていって注文し、そこで支払を済ませるという方式。
めずらしいやり方だけど、お店にとっては便利な方法だなと思います。
ホールスタッフがいちいち呼ばれて注文を受ける必要が無く、お客自らが注文しに出向いてそこで会計まで済ませてしまえるし、取りっぱぐれもない。
スタッフは出来上がった料理をテーブルに持ち運びすることに専念することができるので効率が良い。
まぁ、自動販売機で券を購入するのと同じで、単に販売機が人に変っただけと思えばどうということはない。
入口すぐの所にレジがあるのでそこまで注文しに行く必要がある。
座席からだと少し離れているのでちょっと面倒かも。
ここで、お目当ての若鶏半身揚げ定食¥1150とざんぎ(5ヶ)¥750とあなご寿司¥302を注文し、合計2,202円を支払う。
ざんぎは定食にするかどうか迷ったがあまりがっつかないように心掛けて単品にした。
まずは定食がやってきた。
揚げたてでアツアツの若鶏をほぐして食べやすいようにして家族で分け合いながら食べます。
つづいてザンギ。
たんなる唐揚ですがこちらもかなりアツアツ。
口の中が火傷しない程度までなかなか冷めてくれないので、箸で半分にして中身も強制的に冷ますようにしました。
ザンギは一つ一つが大きいためかなりのボリュームがあったので、やはり定食にしないで良かったかも。
あなご寿司は柔らかくてぺろりと一瞬で食べてしまいました。
3人でこれだけの注文でしたがお腹もちょうど良く満たされて満足です。
味は普通に美味しかった。
お腹も満たされたところで、ここからは通りにあるガラスやオルゴールのお店に立ち寄りながら散歩していきます。
娘はガラス細工のお店がとても気に入ったらしく、見ているだけでも楽しいようで目をきらきらさせながらお店をのぞいていきます。
世界でたった1つのオルゴールを
小樽に来た最大の目的はオルゴールの製作体験をすること。
お店は特に決めていなかったけど、オルゴールの製作ができる所はたくさんあるので、何店舗か入ってみて気に入ったお店を見つけます。
そして、選んだお店はオルゴール堂海鳴楼。
場所はお土産屋さんや食べ物屋さんがずらりと並ぶ堺町本通りにあります。
お店の様子はこんな感じでした。
オルゴールの曲もクラッシックからアニメまであらゆるジャンルのものが置いてありました。
各種パーツも数多く揃えてある。
完成品のイメージ
そして、お店に製作体験したい旨伝えると、奥にある製作スペースに案内されます。
最初に作り方の説明を聞いて、後は自分の好きなように作っていく。
飾り付けの素材を吟味しながらじっくりと選んで制作に取りかかります。
一度ボンドで接着してしまうと後からのリカバリーが難しくなるため、シュミレーションをしながら慎重に接着する。
途中でパーツを追加するのも可能で、店内を行ったり来たりしながら自分のイメージに合う物を造り上げていきました。
完成したのはこちら。
制作費は全部で3,895円と想定よりも高くなりましたが、記念にもなりましたし、それなりに楽しく製作できたようなので思いで作りとしては満足しました。
小樽運河までお散歩
オルゴールを制作し終えてもボンドの接着面を乾かすのに30分から1時間くらいかかるとのことなので、その間に観光してくることにしました。
小樽といえば小樽運河が観光スポットとしても有名だし、ここから徒歩5分程度の場所にあるので行ってきます。
小樽運河は、よくノスタルジックな風景として紹介されることが多く、やはりどこか懐かしい風景を思わせます。
治水対策が施されている東京ではもう見られない風景です。
夜のライトアップされた運河も見てみたいけれど、それはまた別の機会に。
北一硝子三号館の北一ホールでスイーツを
小樽運河から来た道を戻り、オルゴール堂海鳴楼を通り過ぎさらに進んだところにある北一ホールまで歩きます。
スイーツを目的にここまで歩いてきましたが、途中にも魅力的な飲食店もあってそちらに寄ってしまおうか悩みながら到着。
入口はこちら。
入ってすぐ目の前に事前注文と会計のレジがあるので、手前の大きなメニューを見てオーダーを決めておかないと注文に手間取ることになる。
オーダーと会計を済ませてから反対側にあるカウンターにレシートを提示すると、すぐに提供してくれるので、あとはテーブルまで持っていって食べるというシステム。
ハスカップソーダフロートとチョコレートパフェを注文。
カフェは窓がなく、照明は基本的にランプの明るさだけ。
気分を落ち着かせられるとてもいい雰囲気のカフェでした。
とてもいいカフェでしたが、接客についてはおもてなし感はあまり感じられずもう少し改善する必要があるかも。
15時からピアノの演奏が始まるも、これから定山渓まで向かうため、退席させていただきました。
おわりに
小樽には宿泊することなく、日帰りで観光してきました。
情緒あふれる街並みやオルゴールやガラス製品を見ているだけでもあっという間に時間が過ぎていくので、こういったものが好きな方には時間が足りないと思われるため、小樽で宿泊してゆっくり観光してもいいかもしれません。
実際に娘ももっと見て廻りたいと言ってましたし。
残念ながらこの日の宿泊先である定山渓ビューホテルまでおよそ1時間ほどかかるため、早めに移動します。
この後はボンドの乾燥を待っていたオルゴールをもらって小樽を後にしました。