サンシャインシティのナンジャタウンと水族館に行ってきた。障害者割引はありますが・・・

どこへ行っても混雑するゴールデンウィーク。それは充分に知っています。なので家でのんびりしたり、遊びに行っても近場で済ませていました。せっかくのお休みなのにわざわざ混んでいるところに行って、リフレッシュどころか逆に疲れに行くなんてありえません。

今まではゴールデンウィーク、お盆、年末年始は避けて平日に自分の都合で有給休暇をとって遊びに行っていましたが、今年からは娘が小学校に行くようになり、平日に学校を休んで遊びに行くことが難しくなりました。

これからは、学校の休みや週末・連休にあわせて、遊びに連れて行かなければなりません。

 

多忙

土日は仕事の疲れからできるだけ家にいたいのですが、遊びたいのに我慢している娘がちょっと可哀想に思い、ゴールデンウィーク真っ只中ではありましたが遊びに出掛けました。

連れて行ったのは、池袋・サンシャインシティ。目的はナンジャタウンと水族館。平日でも都心は混雑していますが、お休みの間は会社員が出勤しないし、あえて出勤圏内に行くようなことはしないのではないかとかという、根拠のない期待をしていましたが・・・やはり甘かったようです。

 

サンシャインシティとは

サンシャインシティは超高層ビルとしては展望台の高さ都内一のサンシャイン60を中心に、複数のビルや地下街・専門店街で構成される。オフィスや専門店街を中心とする商業施設、ホテル(プリンスホテル)にとどまらず、水族館、ナンジャタウンやJ-WORLD TOKYOといった屋内型テーマパーク、 プラネタリウム、劇場などのレジャー施設、コンベンションホール、さらにサンシャインシティ噴水広場をイベント会場にして、多くのタレントを招致しているほか、マンションまで擁する日本初の複合都市施設である。2007年までの15年間、毎年約3千万人が来場している。(Wikipediaより抜粋)

 

場所は池袋駅からすぐ近くにありますので歩いて行けますが、人通りが激しくみんな進む方向が違うのでよけながらの歩行するので大変です。

 

駐車場に障害者割引はありません

駐車イメージ

サンシャインシティには1,800台収容できる駐車場があります。駐車料金は30分につき300円、24時間以内なら最大で3,600円となります。サンシャインシティの対象施設でお買い物をすることで割引サービスがあります。

そして、身体障害者用の駐車スペースは22台、思いやりスペースが33台分用意されていますが、駐車場所のスペースを確保しているだけで障害者としての割引はありませんのでご注意ください。詳しくはこちらを参照してください。

 

ナンジャタウン

ナンジャタウン入口

サンシャインシティにあるナンジャタウン。まずはこちらから入ってみます。

入口でチケットを購入します。ここで障害者手帳を提示すると割引が受けられます。

割引としては大人のパスポートが3,500円から3,300円になります。割引額は200円でおよそ5%引き・・・う~ん、けっこう厳しいですね。

 

アトラクション前

中に入るとアトラクションがあります。意外に空いているように見えましたが、30分以上待つものばかりでした。初めて来たので何をどうしたら良いかよくわからずとまどいました。

 

アトラクション前2

こちらはどんぶらQというクイズに挑戦するアトラクション。参加者のなかで順位が発表されますが、真ん中くらいでした。となりのマニアックな人がムキになって頑張っていたのが印象的でした。

 

釣りのアトラクション

釣りのアトラクション。これが一番興味ありましたが、娘が興味を示さず断念。

 

昭和の雰囲気

昭和の雰囲気を醸し出していて良い感じでした。平成になって30年。メインで来ている子ども達にこの雰囲気はわかるのでしょうか。

 

餃子スタジアム

餃子スタジアム。お昼の時間帯から行列になって人でいっぱいでした。注文するにも時間がかかります。いろんな種類の餃子を食べ比べようとするとそれぞれのお店の列に並ばなければなりません。このときは2店舗が限界でした。食べるころには1店舗目の餃子は冷めてしまいました。

ラーメン屋で出来たての餃子を食べた方が美味しいのでは、と感じたのはわたしだけでしょうか。

 

ナンジャタウンに行ってみた感想

妖怪ウォッチ以外のキャラクターを全く知らないのであまりナンジャタウンの「良さ」が理解できなかったのが残念です。それと、混雑するのをわかっていて遊びに来ているのだから自業自得、文句を言ってはいけないのは承知していますが、とても疲れました。でも娘は楽しかったようです。

ただ、障害者として利用するのはちょっとオススメできないような気がします。今日のような混み具合で来て楽しく遊べるような要素はちょっと少ないと感じました。スタッフは一生懸命働いていましたが、施設そのものが障害者も一緒に遊べるような前提で設定されてい感じです。車椅子では通路が狭くて動きにくいですし、アトラクションの参加方法をスタッフが口頭で説明するものだと聴覚障害者にはよくわからないですし、施設全体を歩き回ってミッションをクリアするようなアトラクションだと視覚障害者には難しいです。仮に貸し切りのような人が少ない状態で利用しても厳しいのかもしれません。障害者割引もあまり良心的ではないですし。

もし行かれるのであれば、そこを踏まえて行った方がいいかもしれません。

 

サンシャイン水族館にも行きました

水族館チケットカウンター

この日の水族館は超激混み。チケットを購入するのに行列があるだけでなく、整理券を持っていないと列に並ぶことさえできません。ナンジャタウンで遊んでいる間に一度整理券をもらいに抜けだし、指定された時間に並びました。水族館に入れるまで1時間くらい並びました。

さて、こちらの障害者割引は、手帳所持の本人と付き添いの合計2名までが対象になります。大人2,200円、小・中学生1,200円、4歳以上が700円が正規の料金でそこから半額になります。ナンジャタウンよりは良心的ですね。

 

アシカショー

入場してすぐに始まったアシカのショーを見ます。ちょうど座った位置から右側に障害者用のスペースが確保されています。ただ、ショーが始まってしまうと後から来ても入りづらいので、早めに確保しておいた方が無難です。

 

小さい熱帯魚

 

イワシとサメ

アシカのショーが終わってから、中に入って観賞です。こちらでも水槽の周りには人だかりができています。魚の様子がよくわかるように、基本的に水族館の中は暗くなっています。そのため、慎重に歩いたり、周りの人との微妙な駆け引きが自然と発生してきます。

それ自体はごく当たり前でお互い譲り合って観賞していく事になりますが、混雑した日にあらためて障害者が観賞するという目線で考えると、けっこう厳しい環境だなと感じました。

サンシャイン水族館

そして、先に進み出口付近まで来ると、「天空のペンギン」にたどり着きます。水族館に来る前に家でこのページを見たときに興味がわきました。

 

天空のペンギン実写

実際はブースには人だかりで大混雑。ここに割って入るのも容易ではありません。大勢の大人がぎっしり詰め寄って立っているので子どもの身長では見えません。抱っこしながら見ることになります。大変でした。

ナンジャタウン、水族館と大混雑の中をずっと遊びっぱなしだったので、早めに切り上げて帰路につきました。

 

サンシャイン水族館に行ってみた感想

ここの水族館は障害者に対して、ある程度配慮したところが見受けられました。それは、障害者向けの料金設定がちゃんとしているということだけではなく、施設の中でもスペースの確保もされていて、障害者が入場して楽しめるようには配慮してありました。

ただ、今日のような混雑している日に来たりすると、その配慮がどこまで適用してもらえるのかはなんとも微妙かなと感じます。特に車椅子での利用している方だと立っている人の隙間から見るしかないのかもしれません。気を遣いながらになりそうで楽しめないようにも思えました。

 

おわりに

今回は障害者がこの2つの施設を利用したらという目線で見てきました。

結論から言うと、「混雑した日に行くのはオススメしない」です。これはこの2つの施設だけに限らずどこでもそうですが、ディズニーリゾートのような誰が行っても、混雑している日であっても楽しんでもらえるようにはなっていないのが現状です。

スタッフも一生懸命働いていましたし障害者を差別するようなことは全くありませんが、しかし、施設そのものが障害者も楽しく遊べるような多様性を持った造りにはなっていないという印象です。

以上のことを踏まえて、もし行かれるのであればなるべく混雑しない日にゆっくりと時間をかけて遊びに行くのが良いのかもしれませんね。

良い想い出ができると良いですね。

 

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