成田空港・ANAラウンジに初潜入。国際線ラウンジとは一体どんなところ?
ANAのラウンジは2つ
成田空港第一ターミナルの出国審査を通過した後に、ANAラウンジがあります。第4サテライトと第5サテライトにそれぞれあって、どちらも利用可能ですが、今回は搭乗ゲートに近い第5サテライトのラウンジを利用させてもらいました。
ラウンジまでの道のり
南ウイングで出国審査を通過すると、搭乗ゲートが二手に分かれます。第5サテライトは50~59番のゲートがあるほうです。
ちなみに第一サテライトには「NARITA PREMIER LOUNGE」が、第二サテライトは「デルタスカイクラブラウンジ」と「KALラウンジ(大韓航空)」、第三サテライトは「ユナイテッドクラブラウンジ」、第4サテライトはもう一つの「ANAラウンジ」があります。
第5サテライトに向かう一本道から、途中で開けたスペースのある場所に来ます。そこに乗継ぎカウンター(丸いブース)の奥に進みます。
するとエスカレーターがありますので、上に上がります。下に降りれば第4サテライトへの連絡通路があるので向こうのANAラウンジに行くことも可能です。ちょっと遠そうですけど。
エスカレーターを上がるとすぐ目の前にANAラウンジがあります。
エコノミークラスを購入している身分でANAのラウンジを利用できるのもスーパーフライヤーズ(SFC)会員になるべく修行した成果です。
自分が本会員となり、妻が家族会員としてSFC会員となっているので、それぞれで同行者一名までが入室できます。なので、SFC会員ではない子どもと義母が同行者としてラウンジに入室できました。
ちなみにラウンジ利用には「ステイタスカードの提示」とあります。一応持参はしていましたが、特に提示は求められませんでした。搭乗券に「ANA LOUNGE」と「SFC」の記載があってそこで判断しているようです。
入口は広々としていて、どことなく高級感漂う雰囲気が感じられます。受付向かって右側(写真だと正面)がANAスイートラウンジで、ファーストクラスかダイヤモンドメンバーの資格がないと入れない、全くもって無縁の扉です。一度入ってみたいものです。
とはいえ、ANAラウンジに入れてもらえるだけでも充分ありがたいことです。
搭乗まで買いもしない免税品を眺めているより、ゆっくりさせてもらえるのですから
受付の脇にある通路を抜けるとその先にラウンジがあります。
ラウンジに入るといきなりフードコーナがあります。入室した時間帯が16時くらいでしたがかなり混雑していました。
窓のあるこちらの席は明るく開放感もあります。
窓からはこれから飛び立つであろうANAの飛行機がずらりと並んでいます。座っても見えるのはいいですね。
羽田国内線のANAラウンジは座った状態だと窓の外が見えにくい造りとなっているので飛行機好きならこちらの方が嬉しいかも。
ラウンジ入口から突き進んで端まできて振り返るとこんな感じです。
ヌードルバーが見えないところに
そして、ひっそりと隠れるようにしてこんなところにヌードルバーがありました。
場所によっては死角になっているので正直分かりづらい位置です。なぜこんな場所に作ったのでしょうか?行列ができていなければ分かりませんでした。
広いラウンジの中でヌードルバーはこの1ヶ所のみとなります。
メニューは6種類。そばかうどんも選べます。
カウンターの窓越しに注文します。中では忙しそうに動き回っているのがこちらからも見てわかります。忙しそう。
注文すると呼び出しベルを渡され、しばし待機。待ち時間は5分くらいだったでしょうか。
注文したのはカレー、きつねうどん、とんこつラーメン。飲食店で食べるような大きさではなく、他のフードと組み合わせて食べられるよう量は少なめになっています。
入口の裏側にも座る場所あり
ラウンジに入ると目の前にフード&ドリンクコーナーがあり、大きな滑走路も見えるシートがあるのでこちらに目が向きがちですが、ラウンジは入口の裏側の奥にもあります。
入口付近よりも若干落ち着いた感じのあるエリアで、こちらの方が比較的席に余裕はありました。
ラウンジが広いため、裏側に位置するエリアにもフード&ドリンクコーナーがあります。2ヶ所あると便利です。というか無いと不便です。
ただ、ヌードルバーは1ヶ所なので、裏側エリアまで持ち運ぶのはちょっと大変。
ちなみに2ヶ所あるフード&ドリンクコーナーは提供する種類に違いはありません。どちらでも同じです。
ただし、ヌードルバーと日本酒の提供は1ヶ所だけ。
ドリンク類をご紹介
ドリンク類は壁側に並んでいました。混雑していたこともあってか、ドリンク用のグラスが足りなくて間に合っていなかった印象があります。
ビールはサーバー機から自動で作ってくれます。ビールはやっぱり生ビールが一番。ビールグラスは冷蔵庫に冷やしてあるのがナイス!
旅行の成功を祈念して自分にカンパ~イ。
リキュール関係はこのとおり。シェラトングランドトーキョーベイホテルのクラブラウンジと比較するとちょっと少ない印象を持ちました。
比較対象が違うのでなんとも言えませんが。
ANAラウンジを利用できるだけでもありがたいのに、ちょっと贅沢になっているのかも?
リキュール類の他にも冷やしてあるスパークリングワインもあります。その横には焼酎も。
本日の日本酒は岡山県・辻本店の「御前酒(ごぜんしゅ)純米」、岡山県・丸本酒造の「かろやか 竹林」、島根県・一宮酒造の「石見銀山 特別純米酒」、島根県・岡田屋本店「無用の用 特別純米酒」でした。
日本酒コーナーもここ1ヶ所だけだったと記憶しています。
個人的には、「無用の用 特別純米酒」が好みの味でした。
それと、日本酒を飲むためのグラスがどこにも見当たりませんでした。スタッフに聞いてみましたが、どこにあるのか、補充されていないのか分かっていなかったようです。
別にちょっとテイスティングするだけだったので、タンブラーグラスで飲ませていただきました。
ソフトドリンクももちろんありますが写真取り忘れました。いわゆるファミレスによくあるドリンクバーと同じような内容です(失礼?)。
フード類をご紹介
まずはサラダ。サランラップに包まれたサンドイッチもあります。大きさは一口サイズくらい。
ご飯系とパン系の両方が揃っています。ひっきりなしに人が来るので写真を撮るのも一苦労でした。ぶれないハートが欲しい。
ホットミール系は中華ものが多かったです。ただ空っぽのものもあったりと提供よりも皆さんの胃袋に入る方がスピードが早かったようです。
ドリンクと食事を揃えていただきます。
まとめ
ANAのラウンジは羽田で何回か利用していましたが、それは全て国内線。
今回は国際線のラウンジを利用する初めての機会でした。国際線は食事も提供されるとあってとても楽しみにしていました。
飛行機に搭乗すれば機内食もありますが、ラウンジでお腹いっぱいにしていってもいいくらいの勢いでいました。
実際はラウンジでも機内食も普通に食べてしまいましたが。
ラウンジは16時頃に入ったときが混雑のピークだったようで、アタフタしながら席を探し、子どもに食事を食べさせ、写真を撮ってと何かと動いていたらあっという間に搭乗時間になってしまいました。
ラウンジを出たのが17時30分くらいだったのですが、そのころには混雑もなく落ち着いていました。
日によっても違うのかもしれませんが、この時間帯が一番混雑するのかもしれません。
落ち着いた時間に写真を撮りたかった・・・
ラウンジについては、帰りのチャンギ空港と成田空港のアライバルラウンジも寄る予定なので、またご報告していきます。