’21 北海道 摩周湖周辺観光。危険なのは熊だけじゃない!アブないのがいるから気を付けて!
向かう先は摩周湖
釧路空港からレンタカーを借りて道の駅摩周温泉までやって来ました。
ここからこの日の観光がスタートします。
まずは摩周湖。
その後は「神の子池」と「さくらの滝」に行こうと思っている。
どのような道順で行こうか迷いましたが、間延びしないように一気に観光しようと考えて、摩周湖周辺を反時計回りでドライブするコースに決めました。
裏摩周湖到着後、何やら飛び交っている
向かうのは、道の駅から最寄りとなる摩周湖第一展望台ではなく、あえて裏側となる裏摩周湖展望台を目指します。
信号もなければ、車もほとんど走っていないのでスイスイと到着しました。
裏摩周湖に到着するまでは、窓を開けて爽やかな風を感じながら快適なドライブを楽しみました。
しかし・・・
駐車場にはほどんど車は停まっていません。
平日で、しかもコロナ禍のご時世だし、こんなもんかな。
ここで問題発生。
車を停めようとスピードが落ちるにつれて、次第に車の周りに虫が寄ってきます(正体はアブでした)。
しかも尋常じゃない数。
窓を全開もしくは車のドアを開けようものなら平気で数匹入ってくる。
駐車場に車を停めると、どこからともなく寄ってきます。
あまり気にしないようにしていましたが、かなり体にまとわりつくため、かなりウザい。
娘はかなり嫌がっていて、はやくここから逃げたい様子。
展望台まで逃げるように歩いて行きます。
少し坂を上った辺りに展望台がある。
裏摩周の展望台は意外にこぢんまりしていて、これくらいのスペースしかありません。
もっとも、これだけ観光客がいないなら(偶然か、常時かは不明ですが)これくらいのスペースでも充分かも。
そして、展望台からの摩周湖がこちら。
手前の木々が邪魔で摩周湖はほんの少ししか見えない。
壮大な景色というにはちょっと厳しいか。
人間の都合で自然に生えてる木々を勝手に伐採してはいけないけれど、もうちょっと摩周湖がよく見えるような工夫があるといいかも。
写真を撮っている間も、虫がまとわりついてくる。
駐車場よりも数は少ないが、それでもかなり周りで飛び交っている。
娘は虫を追い払うのに無我夢中で、もう観光どころではない。
しまいには泣き出してしまったので早めに摩周湖を脱出しました。
裏摩周展望台では湖よりも駐車場の背景の山々のほうがなんだか美しい景色で魅力的でした。
駐車場に戻るとやアブがたくさんいる。
車に乗り込むときにも一緒に乗り込んでくるし、逃がそうと窓を開ければ余計に入ってくるだろうしで、車を走らせてから窓を開け追い払いました。
神の子池はちょっぴりだけ神秘的な池でした
次に訪れたのは、裏摩周展望台から車で15分ほどの場所にある神の子池。
裏摩周湖展望台からは15分ほど。
車を停めるとここでもアブが寄ってきます。
もう妻と娘は車の中で待つと言って、外に出るのを断固拒否。
しょうがないので1人で観光してきます。
他に観光客も見当たらないのでほぼ独占できるのは良いのですが、熊が出没したらどうしよう?
アブもイヤだけど熊もイヤ。
しかし、森の中に入って行くと、なぜかアブはほとんどいない。
駐車場なんかよりも森の中の方が生息しやすそうなのに・・・
でもこれで気持ちよく観光できました。
森に入るとすぐ目の前に池が見えてくる。
神の子池は、道東・清里町の南部、摩周湖の近くの森にある池で摩周湖=アイヌ語で“神の湖”の伏流水からできているという事から、“神の子”の池=神の子池と呼ばれているそうです。
池の周囲は220m、水深は5m。そこに伏流水が1日12,000tも湧き出ており、澄んだ水が不思議な青色に輝いています。
全体的に透明感のあるきれいな池ですが、その中のでも特に、透明な青く輝く場所が池の奥の方にあります。
この青く透明な場所というのは、池全体からするとほんの一部。
わずかなポイントに限られます。
ガイドブックだとまるで池全体がこんな感じのように掲載しているけど、ちょっと誇張しすぎかな?
やや拍子抜け感あり。
とは言っても、この色合いと透明さは見ていてウットリしてしまいます。
透明とミルキーで違いはありますが、同じブルーでも北海道・美瑛町の青い池の方が、見応えがあったかな。
倒木が良い雰囲気を醸し出しています。
よく見ると小さな魚(オショロコマ?)が泳いでいるのが確認できました。
さくらの滝でサクラマスの遡上が真っ盛り
再び車内に戻り、入ってきたアブを逃がしつつ、今度はさくらの滝を目指します。
レンタカーのナビでは登録されていなかったので、グーグルなびを見ながら到着。
ここの駐車場でもアブの大群はいましたが、比較的少なめ。
向こう側にある茶色い物体は簡易トイレです。
熊出没の看板あり。
ご注意くださいとあるけど、どう注意すればいいのか。
森の中ではなぜかアブが寄ってこない不思議。
そのほうがありがたい。
数十メートルでさくらの滝到着。
見学スペースはさほど広くないので、観光客が多いとやや見づらいかも。
さっそくサクラマスが遡上しようとしているのがわかります。
ちょうど遡上の最盛期だったのか、滝を突破しようと挑戦するサクラマスが常にジャンプしていて、姿が見えない時がないくらい。
ジャンプ力が足りなかったり、ジャンプが早すぎて落ちるタイミングで滝に打ち付けられたりで、滝登りを成功するのが如何に難しいかよくわかります。
サクラマスにピントを合わせられず何枚も写真を撮り続けました。
もっと撮影が上手だったらな~。
さくらの滝だけでかなりの枚数を撮ったでしょうか。
ほとんどボツばかり。
果敢に滝超えに挑戦するサクラマスに感動する一方で、滝の手前でノンビリしているのもいる。
順番を待っているのか、やる気が無いのか、そんなことでは次世代に繋げることはできないぞ!
再び道の駅摩周温泉に訪れておやつタイム
さくらの滝を観光した後は、再び道の駅に戻っておやつタイム。
お昼に食べた、えぞしかバーガーのお店のお隣にジェラートがあったのでこちらで購入。
メロンとブルーベリー、摩周ルビーソフトクリーム、バニラとチョコレートとそれぞれお好みを選んでいただきます。
観光を終えて
本日の観光はアブとの闘いでした。
後で知ったのですが、この時期は大量発生するようです。
ウザいなと思いながらも観光していたら、アブにスネを数カ所刺されていました。
当日は気付かず、翌日から痛痒くなり、旅行が終って家に帰っても痒みが止まらず、市販の薬を塗ってなんとか鎮静化させました。
ちょっとアブをなめてた・・・皆さんも注意しましょう。
日焼け止めの他にも、虫除け対策が必要です。
それと摩周湖は裏からではなく、表から見た方がよさそうです。
なので、道の駅を起点にして、摩周湖、神の子池、さくらの滝を観光するなら時計回りでの観光をオススメします。
このコースは見学時間にもよりますが、おおよそ半日コースでしょうか。
ホテルのチェックインやチェックアウト時間を考慮すればちょうどいい観光コースかもしれませんね。
よろしければ参考にしてください。
次回はこの日の宿泊先であニュー阿寒ホテルの宿泊記です。