白州・尾白の森名水公園「べるが」でバームクーヘン作りを体験。市販と手作りで味に違いがあるか!
森名水公園「べるが」
山梨県北杜市八ヶ岳に遊びに行った際、同じ北杜市にある白州・尾白の森名水公園「べるが」に遊びに行って来ました。
当初の予定を変更しての訪問だったので、あまり予備知識が無く、行き当たりばったりの行動となってしまいました。
べるがはキャンプ場や温泉施設、バーベキュー場などがあり、目的に応じた楽しみ方ができる公園となっているようです。
この日は午前中だけという時間制限がある中でバームクーヘンづくりを体験してきたのでご紹介していきます。
駐車場
公園周辺あたりを運転していても車や人影も少なく、到着した時も駐車場に数台しか停まっていなかったので、あまり人気が無いのかなとちょっと不安になりました。
ただ、来園時間が早かっただけで、次第に来園人が増えてきたのでほっとしました。
総合案内前
ここでは森の宿泊棟・森のBBQ広場・イベントの受付をしています。
バームクーヘンづくり体験は、まずこちらで申し込みをします。
体験開始時間まで少し時間があったので、総合案内の裏にあるアスレチックっぽい広場に行ってみました。
ちょっと中途半端な感じもするアスレチック。
まだ完成していないのかな?
案内にも掲載されていないようですし(2022.12時点)。
こちらの階段はアスレチックではなく、野鳥観察用の通路みたいでした。
ニジマス釣りは見てるだけ
総合案内の隣ではニジマス釣りも体験できます。
ニジマス3匹までは2,200円で、4匹目から追加500円が発生。
娘にも体験させてあげたかったけど、釣っても食べるのは恐らく自分だけとなりそうなので断念しました。
なので、周りで釣っているのを見学させてもらいました。
釣りスペースはさほど大きくはありませんが、この生け簀の中にギッシリと泳いでいるので、ニジマスの取り合いになるようなことはありません。
これだけたくさんいるので、針にエサをつけて垂らせばあっという間に食いつきます。
なので、5分あれば3匹はすぐに釣れてしまうので、釣りを楽しみたい人にはちょっと物足りなく感じそう。
とは言え、釣りも自分で釣ったニジマスを焼いて食べることも貴重な体験となりそうです。
焚き火 de バウムクーヘン
我が家が申し込んだのはバームクーヘンづくり。
場所は総合案内近くの駐車場の横にあるテントで行われました。
まずは焚き火を囲みながらバームクーヘンを作るにあたって説明を受けます。
説明を受けた後は、既に用意されているバームクーヘンの材料をかき混ぜて作っていきます。
混ぜ方や焼き方によって多少は味に差が出てくるかもしれませんが、基本的には同じ味になるはず。
竹棒をくるくる回しながらヘラで生地を垂らしていく。
ヘラでならして均等にするのはあまり推奨しておらず、回転させていれば勝手に均等になっていくそうです。
バームクーヘンを作るときに、焚き火に直接当らないようにして竹棒を常に回転させながら焼いていき、ある程度焦げ目が付いたらまた生地を重ねていく。
地味な作業が続くのと、ずっと竹棒を回転させるためけっこう腕が疲れます。
一緒に体験していた他の子ども達は途中ですぐに飽きてしまい、親が代わりに作ってました。
指導員の指示で、たまに直火で焦げ目を付けることもある。
およそ1時間ほどで完成。
指導員と一緒に竹棒からバームクーヘンを抜きます。
1本で約4人分のバームクーヘン。
保存するための食品添加物等が入っていないので、賞味期限は1~2日程度のようです。
なるべくその日のうちに食べるように言われました。
なので、お土産に持っていくのは難しいかな。
包丁でカットして出来上がり。
まず温かいうちに食べてみた感想は・・・
しっかり焼き目を付けている分、パサついてしまったようで、フワフワした食感やしっとり感はあまりなくなってしまいました。
焦げた部分の苦味があって、バームクーヘンの甘味を少し消してしまっていたかなと感じました。
文字にしてしまうと、なんだかあまり芳しくない感想になってしまいますが、そこまで美味しくないわけではなく、市販とは違う自然の美味しさに加え、やはり自分で作ったものなので、娘はとても気に入って食べていました。
バームクーヘンはその場で食べていっても良いし、アルミホイルに包んで持ち帰ってもOK。
2泊3日の旅行中にほとんど娘が食べてしまいました。
まぁ、自分的には市販のバームクーヘンの方が好きかな・・・
バームクーヘンを作り終えた後は、せっかくなので敷地内を散歩してみることに。
公園の敷地は広いため全てを見ることはできませんでしたが、1時間程度のんびりと見学してきました。
森の散策路・水汲み場
バームクーヘン体験場所のすぐ近くにあった水汲み場。
白州の天然水が無料で持ち帰りできます。
容器がない場合は総合案内所でも購入可能(500ml・3.9L用・・・300円、20L用・・・1,000円)。
白州・尾白の名水
甲斐駒ヶ岳に降った雪や雨が地中深く浸透し、石英(水晶)の粒の中で濾過され永い年月をかけて、キレのあるきれいでおいしい涵養された尾白の名水です。(水汲み場案内より)
水汲み場の近くには僅かな面積ですが竹林があって、緑が色鮮やかでした。
尾白川えん堤
、
総合案内所の裏側の森の中を道なりに進んで行くと、尾白川が見えてきます。
名水百選に選ばれる川だけあって、透明度があって水質がとても良さそう。
滝の横にはウォータースライダーがあります。
訪れたのがゴールデンウィークの時期だったため、まだ川の水も冷たく、雨もパラつく天気だったこともあって誰も遊んでいる人はいませんでした。
夏に来ればもっと楽しめそうです。
子どもに川に入って遊ぶという貴重な体験をさせてあげたかったかも。
昼食は山梨名物ほうとうをいただきます
お昼過ぎにべるがを後にして、向かった先は甲州ほうとう「小作 清里高原店」。
山梨県に来たからには、やっぱりほうとうは食べておきたいと家族全員の思いが一致したので距離は離れていましたが向かいました。
午後1時頃到着。
けっこう有名店のようで、入口には行列ができています。
およそ30分ほどで案内されました。
なかなか風情があって良い雰囲気の店内です。
コロナ禍だからか、テーブル同士の間隔を広くしているように見えます。
人気メニューの熟瓜(かぼちゃ)ほうとう
たしか鴨肉ほうとう・・・だったような。
ちなみにこちらにもかぼちゃは入っています。
お鍋にほうとうがたくさん入っているのでお腹いっぱいになりました。
この後は、宿泊先であるセラヴィリゾート泉郷の八ヶ岳高原花ホテルへと車を走らせます。
おわりに
白州・尾白の森名水公園「べるが」、なかなか良いところでした。
べるが周辺に着いたとき、普通の田舎の田んぼ道でほとんど車の往来がなく、来園者も多くなかったので遊びに来る場所選びに失敗しちゃったかなと思いましたが、結果的には行ってよかった。
体験の料金体系も良心的ですし、敷地内を散歩したり、えん堤で遊んだりするだけならお金もかかりませんし、水汲み場でおいしい天然水が飲めて飲み物代もタダですし、充実した時間を過ごせるのではないかと思います。
バーベキューやキャンプも整備されているようなので複合して利用すれば1日中遊べる施設です。
八ヶ岳方面に行く機会があれば訪れてみてはいかがですか?