’19 シンガポール チャンギ空港・クリスフライヤーゴールドラウンジはこんな所でした。
振り返ってみると
ANAのSFC修行を始めたのが2017年のゴールデンウィーク。無事にSFC会員になりましたが、あれからもう2年も月日が流れ、ようやく海外旅行に来ることができました。
SFC会員となったことで、同時にスターアライアンスのゴールドメンバーの資格も付与してもらっています。この資格があれば海外の空港でも同じスターアライアンスグループのラウンジを利用することができます。
ちなみにシンガポール・チャンギ空港にはANAのラウンジはないので、SFC会員(スタアラゴールド)はシンガポール航空のラウンジを利用することができます。
搭乗便は午前0時台の出発なので、それまでゆっくりラウンジで休憩しつつ、チャンギ空港の様子をレポートしていきます。
巨大なチャンギ空港
とてつもなく巨大なシンガポール・チャンギ空港。世界的にも有名なこの空港は、搭乗までの時間をただ座って待っているだけの苦痛な時間とならないように様々な工夫がされていて、もう少し時間が欲しいと思わせるような設備が盛りだくさん。
今回の滞在中も新しくできた「ジュエル」に行ってきました。
本当はライトアップされたジュエルもしっかり見ていきたかったのですが、いっぱい歩き回った後でまた家族を連れ回すのは申し訳ないので、また次の機会に行ってみたいと思います。
チャンギ空港には午後9時頃到着。すぐにチェックインをしてしまいます。歩きながらANAの窓口を探しますが、敷地が広いゆえに歩いて向かうのも一苦労です。
ANAの窓口はイミグレーションに向かって左から5列目(図では右から5列目)。探すときは何列目か数えるよりはANAのマークを探しながら歩いたほうが見つけやすいです。
時間が時間なので、どのクラスのレーンもそんなに混んでいませんでしたが、一応SFC会員なのでビジネスクラスレーンで手続きをさせてもらいます。
ここで座席アップグレードの交渉をして、どうにかプレミアムエコノミークラスを1席だけ確保できました。
チケットを発券してもらいイミグレーションへ。パスポートを提示して無事に通過・・・と思いきや、義母が審査で引っかかって別の場所で何かをしています。どうやら指紋が読み取れなかったことが原因のようですが、事情を聞こうにも先に審査通過してしまったのでどうすることもできず、ちょっとヒヤヒヤしました。
おみやげ買うならTWGがオススメ
イミグレ通過後から搭乗時間までの過ごし方は人それぞれ。だいたいフライトの2時間くらい前にチェックインする人が多いので待っている間に空港でおみやげを買う人も多いのではないでしょうか。
チャンギ空港にはたくさんの免税店が揃っていますが、ここにきてからおみやげを何にしようか決めようとすると、免税店があり過ぎて逆に迷ってしまうほどなので、ある程度買うものを決めておいた方がよさそうです。
自分もTWGでおみやげを買うつもりでいたので迷わず直行です。
空港のターミナル2にあるTWG。店内が金ピカに輝いていてゴージャス感があります。
このお店は別のターミナルにもありますし、マリーナベイサンズにもありました。
たくさんの種類の紅茶があって、自分のお好みのものが選べます。手前にある缶は茶葉も入って蓋も開くのでどんなフレーバーか確認できるようになってます。
茶葉ではなく、ティーバッグが欲しい人は奥に黄色い箱に入って販売してます。
TWG 1837 Black Tea(1837 ブラックティー) シンガポール高級紅茶 ティーバッグ 15袋
クリスフライヤーゴールドラウンジへ
おみやげ購入後、ターミナル2の3階にあるクリスフライヤーゴールドラウンジに向かいます。
3階にはエスカレーターで向かいます。公式サイトの地図で確認する限りでは3つあるエスカレーターならどこからでもラウンジに到着できます。
位置的にはエンチャンテッドガーデンのちょうど上あたりにあります。
クリスフライヤーゴールドラウンジに到着。こちらはシンガポール航空のラウンジです。奥に進むとシルバークリスラウンジがありますが、ビジネスクラス以上の利用者、もしくはANAダイヤモンドメンバーじゃないと入室できません。
SFC会員だとゴールドラウンジの利用に限定されてしまいますが、まぁ、入れてもらえるだけありがたいことです。
それにしても、クリスフライヤー「ゴールド」ラウンジよりも「シルバー」クリスラウンジの方がランクが上ってちょっとややこしい。
ちなみにゴールドラウンジ内にはトイレがなく、入口の左側にあるトイレを使うことになります。
ラウンジでしばしの休憩
入口の受付で搭乗チケットとSFC会員(スタアラゴールド)証を提示すると入室が許可されます。SFC会員は同行者1名をラウンジに連れて行くことができるので、SFC2名と同行者2名の計4名として入室しました。
ゴールドラウンジの広さはさほどではありませんが、夜も遅いということもあってガラガラでした。
雑誌や新聞も置いてありますが、日本語のものは見た限りでは無かったようです。
奥の方にある4人席を確保して食事を取りに行きます。
テーブルの下にはコンセントがあるので、ここで充電等も可能です。日本のコンセントの形状と違いますが、マルチプラグ対応のコンセントなので日本のコンセントも利用可能です。青く光っている場所はUSBの差し込み口です。
またチャンギ空港はWi-Fi環境が整っているので、ここでネットに繋いで情報を検索することも可能。
種類は多くありませんが食事も用意されています。ラウンジで温かいものが無料で食べられるのはとてもありがたいことです。冷蔵庫に入っているドリンクももちろん飲み放題。
そして、一番ガツガツ食べたのがシューマイや小籠包の点心系。あともう少しで日本に帰れるのですが、やっぱり慣れ親しんだ味になんだかホッとします。
サラダやサンドウィッチ等もあって、搭乗前にお腹を満たすには充分です。
ビールサーバーからはタイガービールが注ぎ込まれます。スピリッツ系もお好みに合わせてセルフで作れます。
さきほどおみやげでも購入しましたTWGが置いてありました。このお隣にはコーヒーメーカーももちろん置いてあります。
ラウンジの利用だけが全てではない
シンガポール・チャンギ空港は、搭乗までの待ち時間をどのように過すのかということもしっかり考えられていると思います。
おみやげを買いたい人、食事がしたい人、暇つぶしがしたい人、睡眠を含む休憩をしたい人などなど・・・
これらのことは何もラウンジを利用しなくても可能だったりします。
もちろん羽田・成田空港だってそれくらいできますが、チャンギ空港ではそういった設備が充実しています。以前にも何回か利用したことがあるので、そのことは実感済みです。
お買い物については言うまでもなく、チョコレートからブランド品までそれ相当のものを取り扱っています。
基本的にはどのターミナルでも同じようなお店が多いのですが、そのターミナルにしかない免税店もあったりするので、時間があれば各ターミナルを回ってみるのも買い物が好きな人は楽しいかもしれません。
食事場所も至る所にあります。広いので目的の場所が遠いと大変ですが、お店はたくさんあるのできっと好きなものが食べられるはずです。
バーみたいな場所もありました。機内では無料で飲めますが、こういった場所で飲んだ方が雰囲気がよさそう。それに空の上で飲み過ぎると酔いも早いですし、今回みたいな深夜便なら地上にいるうちに飲んでおいて、機内では寝る時間に充てて翌朝に備えるのも1つの方法です。
セブンイレブンもありました。小腹が満たすくらいであれば、ここで購入してどこかの椅子に座って食べればとても経済的。
競争率も激しそうですが、こんな場所が空いていればここに座って搭乗時間まで待っているのも楽しそう。
また、よくよく探せばもっと静かで人通りの少ない場所に、しかも無料で仮眠の取れる公共スペースもあったりするので、ラウンジじゃなくても落ち着いた時間を過すことも可能です。
おわりに
およそ9年ぶりのチャンギ空港。久しぶりの利用ですが、相変わらず設備は充実していました。ジュエル等の施設も新たに誕生していますし、むしろ当時よりもさらに発展しているような印象でした。
SFC会員になって初めての海外でのラウンジ利用。旅の疲れもあってラウンジを利用できるありがたさを実感できましたが、シンガポール・チャンギ空港はとても設備が充実しているので、いろんな楽しみ方があると思います。逆に時間が足りないくらいになるかも。
ラウンジを利用するにしても、空港の施設で過すにしても、どちらでもチャンギ空港なら退屈せずにいられます。
シンガポールに旅行に行くときは滞在中のプランだけでなく、空港での過ごし方も事前にリサーチしておくと、さらに楽しい旅行になるのではないでしょうか。
チャンギ空港の公式サイト(英語と中国語のみ)を見ておくのもいいですよ。