’23 宮古島 整備されたシギラビーチと野性味あふれる吉野海岸でシュノーケル。どちらがオススメ?

迷いを振り切ってシュノーケルに出かける

今回の旅行はシュノーケル旅行と決めていて、一日中、ずっとシュノーケルして楽しい時間を過ごすつもりでいました。

しかし、如何せん天気が悪すぎる。

宮古島は、自然そのままの手つかずの状態の海で遊べるところが醍醐味でもあります。

とはいえ、海の家みたいなものはあまりないので、脱衣所やトイレといった設備が整っていないところも多い。

なので、パラソル、ビーチチェア、飲食物等の用意も自分たちで用意する必要があるし、天気が悪いと雨対策も考えなくてはならず、ぐずついた天気が続くと、正直シュノーケルに行く気持ちが萎えてしまう。

そんな中ではありましたが、ほんの少しでもシュノーケルができそうなタイミングを見計らって2つのビーチに行ってきました。

 

シギラビーチ

本当はシュノーケルに行きたいのに雨が降っている。

この旅行のために新調したシュノーケルセットとライフジャケットも買ったというのに・・・

また、雨だけでなく風もあるので肌寒く感じるため、部屋でどうしようか悩んでいると、11時くらいにほんの少し雲が薄くなってきたので(それでも晴れ間は見えない)、このタイミングを逃すまいと覚悟を決めて水着に着替えていくことにしました。

 

さっそくシュノーケル

ビーチ手前はサンゴがないので、少し先まで泳いでいかないとあまり魚はいません。

 

ただ、浅瀬で一番見つけやすいのは、胴体の真ん中に黒い斑点がある魚かも。

ひざ下くらいの場所から水面を見たときに、チラッと泳いでいる姿が見えるのはこの魚ではないかなと思います(違っていたらごめんなさい)。

 

浅瀬にはこんなのもいました。

 

シマハギたちと一緒に泳いでいる。

 

沖のほうには浮島が設置されていました。

しかし、いざ島に上がろうとするとなかなか難しい。

子どもやあまり力がない人だと上陸するのはちょっと大変で、力のある人が先に上がって手伝ってあげる必要があります。

 

浮島の近くにはウミヘビがいてビックリ。

シュノーケリング中に出会ったのは初めてかも。

毒を持っていそうだし、どんな動きをするのかわからないので遠目から様子を見て向かう方向が被らないように少しづつ離れていきました。

また出会ったらと思うとちょっと怖かった。

もちろんどこにどんな生き物がいたって不思議ではないのですが、まさかシギラで見つけるとは思いませんでした。

 

基本的に青色の海の中でもルリスズメダイの青さは際立っている。。

すばしっこく、近づくとすぐに隠れてしまうので、じっと静かにしているとよく観察できます。

 

デバスズメダイは水色をしている。

ルリスズメダイよりも大群で生息していることが多く、色の目立ち度では負けるが、存在感は抜群でした。

 

さすがにこの辺りまで来ると足をついて立てるほどではないが、急激に深くなるところはないので、比較的安心して遊べます。

ただし油断は禁物です。

 

この魚の名前はわかりませんが、どちらかというとあまり動くことなくその場でとどまっていることが多かったように思えます。

 

このビーチでは運が良ければカメと遭遇することもあるそうですが残念ながら見つけられず。

途中で娘が寒いと言い出したのでこの辺で終了。

一度陸に上がって着替えをしてビーチハウスで少し休憩している間に自分だけもう一度シュノーケルしにいくのであった。

なんだかんだで3時間くらい遊んでいたようです。

 

シギラビーチまでの交通手段

宿泊したシギラベイサイドスイートアラマンダでは、フロントで依頼すればバスで送迎してくれます。

帰りは、指定された電話番号にかければまた迎えに来てくれるようです。

送迎は楽でいいけど、タイミングの良し悪しもあるかと思い今回は利用しませんでした。

 

駐車場について

このときは、ホテルからビーチまではレンタカーで向かっています。

シギラビーチは駐車場が完備されているので、そちらに停めました。

駐車場は有料(1000円)ですが、シギラリゾートに宿泊している人はロントに言えばサービス券をもらえます。

 

吉野海岸

出発する前はシギラビーチの時と同じで天気が悪くてアクティブな行動に移れないなか、またしても少しだけ上空の雲の厚さが薄くなった気がするので、ここぞとばかりにシュノーケルを決行することにした。

急いで準備をして向かった先は吉野海岸。

アラマンダから車でおよそ20分から30分ほどの場所にあります。

 

すでに前回のブログでもご紹介しましたが、この旅行で唯一晴れ間が見えた瞬間に神がかり的なタイミングでシュノーケルができました。

 

太陽が出ていると海の色が断然キレイであり、鮮やかになる。

ここぞとばかりに写真に収めてからシュノーケルをします。

周りには泳ぐ準備をしている人もいたけど、我が家が一番乗りでシュノーケルを開始。

 

 

 

 

吉野海岸では海にエントリーしてすぐの場所にサンゴがあるので、そんなに泳いでいかなくても魚の生息している場所までたどり着くのがポイント。

シュノーケルを続けていると、天気も晴れ間が出る時間も多くなってきたようで、そうすると、晴れて日光が海の中を照らすと海水が輝いて見える。

こうなると、シュノーケルはすごく楽しくなる。

 

半面、雲に隠れると少し透明度が低くなるような気がしました。

シュノーケルを初めて10分ほどでカメを発見。

急いで近づこうとするが、カメも我々を背後に感じていたのか、どんどん離れて行ってしまいました。

やがて見失ってしまい、それ以降見つけることはありませんでした。

 

カラフル模様のムサラメモンガラ。

繁殖期の夏は攻撃的になるらしいが、特に何かされるようなことはなかった。

敵としてみなされなかったのかも。

 

沖からビーチを見たところ。

ここまで来てもまだ足をついて立てるところもある(立てないところもある)。

 

シマハギの大群を発見。

嶋作の群れにも遭遇するなど、まるで水族館の中で泳いでいるような感覚でシュノーケルで来たのは娘にもよい体験をさせてあげられたような気がします。

サンゴからサンゴへと移動していきました。

 

飽きずに2時間ほど泳ぎまくりました。

さすがに体も冷えてきて、寒くなってきたところで終了。

車に乗り込むまでは太陽が見えていたのですが、運転してからは逆にまた厚い雲に覆われ始めその後は太陽を見ることもなくなりました。

シュノーケルタイムだけ天気が良くなってくれたのは本当にラッキーだった。

いつも雨に泣かされてきたけど、たまにはこんなことがあってもいいかな。

 

2つのビーチをシュノーケルしてみて

さすが宮古島の海はすごかった。

特に吉野海岸では晴れてくれたので、海の色も抜群に鮮やかでした。

日差しが無い中でのシギラビーチと比較するのはちょっと不公平な気がするが、それを差し引いてもシュノーケルの楽しさとしては吉野海岸のほうに軍配が上がる結果となりました。

差が出たのは、魚の多さでシギラビーチよりも密集度が違います。

サンゴが広がっているため、そこに住む魚の生息数も変わってくるのかなと思います。

シュノーケルを楽しみたいなら吉野海岸、設備が整っていてシュノーケルはほどほどにして総合的に楽しみたいならシギラビーチがおすすめです。

日程的に余裕があるなら両方とも行ってみるのもいいかも。

いつかほかのビーチでもシュノーケルがしたいな。

 

 

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