’08 モルディブ・ビヤドゥ旅行記1 成田からシンガポール航空の最新鋭機A380に乗ってチャンギ空港へ

こちらは以前に別のホームページで公開していたのを、Yahoo!ジオシティーズ終了にともない移行・再編したものです。

 

突然の旅行決め

2008年の9月、いきなり旅行の話が出てきた。

妻とその友人が行く予定の台湾旅行がキャンセルになり、代わりに夫婦の旅行を前倒しすることになった。

ならば、モルディブはどうだろう?

成田-シンガポールの便にエアバス最新鋭飛行機A380が就航したので乗ってみたいし、帰りにトランジット時間を延ばしてのシンガポール観光など、魅力的なプランを提示して納得してもらえた。

WTI原油先物が1バレル140ドルとなっており、燃油サーチャージ代がかなり高くて驚いたが、旅行先を変える気が起きず、帰ってきてから生活を切り詰めていくことに決めた。

およそ5年ぶりのモルディブへ出発です。

 

モルディブの知名度はまだまだ

旅行を予定している時期は、比較的お休みが取りやすい。

職場のみなさんもこの時期を狙ってせっせとお休みを取得しているので、気軽に旅行へ行きやすい。

さっそくモルディブ旅行のことを伝えると、こんなやりとりがあった。

「モルディブってどこにあるの?」

「えっと、インドの左あたりです・・・」

「へぇ~・・・で、モルディブってどこの国?」

「いや、モルディブっていう国ですけど・・・」

「あ、そうなんだぁ」

なんていう感じ。

タヒチの時もそうでしたが、同じようなことをみんな聞いてくる。

世間ではまだまだマイナーな場所なんだなと実感した瞬間でした。

 

途中の船橋でお気に入りのラーメンを食べる

出発の前の日、急いで仕事を終わらせて、すぐに成田へ向け家を出る。

途中で、ららぽーと船橋(※ららぽーとTOKYO-BAY)店に寄り道してラーメン屋「すみれ」で食事を済ませます。

行列ができる有名店ですが、平日の遅い時間ということもあって空いていました。

※すみれは2014年1月で閉店してます。

 

みそラーメンが有名なお店。個人的には塩ラーメンが好きです。

 

前泊は成田エクセルホテル東急に宿泊

前泊でお世話になったのは成田エクセルホテル東急。

インターネット予約で2人で8,300円(素泊まり)とお手頃価格でした。

しかも宿泊者は14日間駐車場無料の特典付き。

 

遅いチェックインのためロビーは閑散としていました。

 

アサインされた部屋は11階建ての10階とまさかの高層階。

景色はあまり良くありませんでしたけど。

 

セミダブルの部屋。

寝るだけの部屋なのでどんな部屋でもいいのですが、予約時に禁煙室希望したのに喫煙室だったり、朝刊希望を聞いておいて届かなかったりしたのがちょっと印象良くなかったかな。

 

宿泊者は、成田空港まで無料バスが利用できます。

乗っていたのはたった2組だけ。

第二ターミナルで降りてしまったので、第一ターミナルまでは貸し切り状態でした。

 

成田空港

成田空港は、9月の連休初日にしては空いていた。

やはり燃油サーチャージの影響か?

 

左がエコノミー、右がビジネスクラス用チェックインカウンター。

並んでいると、ビジネスクラスカウンターからお声が!!

も、もしかしてアップグレードでもされちゃうのか・・・・

なんてそんな訳は無く、ただ単にビジネスクラスの客がいないから呼ばれただけでした。

シンガポール航空は、旅行を申し込んだ時点ではキャンセル待ちだったのでやっぱり人気があるのでしょう。

 

一番奥の飛行機が今回搭乗するシンガポール航空の総2階建てのエアバス最新鋭機A380。

2008年5月20日に成田に初就航。

今のところ、日本でA380に乗れるのは成田-シンガポール間の1日1便だけ。

 

A380に搭乗、シンガポールへ出発

シンガポールSQ638便。A380の搭乗に対応しているのは46ゲートの1か所のみでした。

シンガポール航空のA380は1階席(メインデッキ)の1/3がスイート(12席)、2階席(アッパーデッキ)の2/3がビジネスクラス(60席)、残りの部分がエコノミークラス(399席)。

ファーストクラスを通り越してスイートクラスだなんて一体どんな人が乗るんでしょう。

 

A380は2階建ての機体で、1階席と2階席でルートを分岐させての搭乗でした。

 

エンジンはロールスロイス社製。

環境に配慮している設計で、両翼で合計4つのエンジンがあるにもかかわらず、燃費がよく、二酸化炭素排出量も少ないらしい。

しかも、エンジン音がとても静かで、飛行中も違和感なく会話できました。

 

座席は1階・メインデッキ

シンガポールまではメインデッキとなる1階席を利用。

 

3-4-3のシート配列で窓側2席を確保できましたが、通路側の1席に見知らぬ人が座ることになる。

 

各座席にある10.6インチテレビ。

最新の3Dゲームなど約500種類のプログラムがあり、上映中の最新の映画を、自分の好きな時間に見れたりもする。

何よりも、他の機材に比べてテレビ画面が大きいせいか、みんなテレビに夢中のようでした。

ただ、リモコンの反応が遅く、操作には慣れが必要。

 

おいしい機内食に舌鼓

シンガポール航空は、ビジネストラベラー誌で17年連続ベストエアライン賞受賞するなど、評判のいい航空会社。

実際に、他と比べてもワンランク上の美味しさがあったように思えます。

 

前菜  前菜盛り合わせ
麺類  冷たい季節の麺
メインコース  魚の照り焼き、季節の野菜、栗御飯
軽食  煎餅
デザート  アイスクリーム
パン各種  パン、バター
温かいお飲み物  煎茶
冷たいお飲物  ウーロン茶

 

前菜  シェフサラダ スモークサーモン添え
メインコース  チキンソテーガーリック風味きのこクリームソース、野菜、ポテト
チーズ  チーズとクラッカー
デザート  アイスクリーム
パン各種  パン、バター
温かいお飲み物  コーヒー、紅茶、煎茶

 

食後のスイーツはフォションのバニラアイスクリーム。

有名なブランドらしい。

初めて食べたけど、とてもおいしかった。

 

最後尾には階段がある

総2階建てのA380は1階と2階をつなぐ階段が最後尾に存在する。

やむを得ず席が分かれてしまった人以外で、同じグループなのにあえて座席を1階と2階で分けて乗る人なんてほとんどいないから、階段を使う人は物珍しさで上り下りする人くらいなのではないでしょうか。

 

シンガポール・チャンギ空港にて

シンガポール到着。

到着後、空港の通路を歩いて行くと、今まで乗ってたA380を見ることができました。

成田ではこのように全体を遮蔽物が無い状態で見ることができないので、みなさん記念にと写真を撮っています。

改めて見てみるとやっぱりでかいです。

 

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